学校日誌

ぺったん、ぺったん!

 12月18日(水) もちつき大会を行いました。5年生が6月に田植えして、10月に刈り取ったもち米を使ってのもちつきです。例年は5年生だけの活動でしたが、今年度は他学年のみんなも参加して、おもちをついたり、丸めたりしました。

 石臼と杵を使っておもちをつくのは、今はなかなかしていない体験なだけあって、みんな自分の番が来るのを待ちきれない様子でした。「1・2・3、1・2・3」とみんなで大きなかけ声をかけながら三人一組でタイミングを合わせてつきました。「最初は大丈夫だと思ったけど、だんだん重くなりました。」「おもちが意外とかたくてびっくりしました。」など、杵でつき終えた子ども達は楽しそうにいろんな感想を聞かせてくれました。

 ついた後には家庭科室で丸める作業にも挑戦しました。低学年のみんなは保護者や地域の方にアドバイスを受けながら丸めていました。「割れたところをなくすのが難しかった~。」「お月様みたいにきれいに丸められたので、うれしかったです。」小さな手で一生懸命に丸めている姿がかわいらしかったです。

 JA東海地区の佐野様をはじめ、保護者の方々、地域の皆様には、朝早くからの準備や子ども達への支援にたくさんのご協力をいただきました。活動を通して、地域のおじいちゃん、おばあちゃんなどいろんな方々と楽しく交流することができ、お米を作って下さる方々への感謝の気持ちや食べ物を大切にしようとする心など、豊かに育むことができました。本当にありがとうございました。