学校日誌

給食・食事 4年生が延岡メンマ食品開発に挑戦!

 4年生の総合的な学習の時間「いろいろな仕事を知ろう」の学習に、江原太郎さん(LOCAL BAMBOO 代表)をお招きして、キャリア教育講話と食品開発体験を行いました。

  

 はじめに、江原さんにLOCAL BAMBOOの取組を紹介していただきました。有名なのは、「延岡メンマ」(川島小学校の給食にも提供していただいています。)ですが、それに関連して「町屋のリノベーション」「菜園プロデュース」や「放置竹林のプロデュース」を進めていることが分かりました。コンセプトは、「食べて環境保護を進める」ということです。持続可能な開発を具体的に進めておられるのです。

 そして、特に今回は4年生のお友達が延岡メンマを使用した食品開発を体験することにより、職業への興味・関心を高めていきます。

 4年生は、6つの班に分かれて、メンマを使用した食品のタイトルとメンマの味を引き立てる調味料を考えてきました。その内容は以下のとおりです。

タイトル 主な調味料
リフレッシュメンマ ごまドレッシング、日向夏ドレッシング、かぼす、レモン
やみつき確定!そんなメンマを召し上がれ かぼす、鶏がらスープの素、しょうゆ、一味
とろけるメンマ マヨネーズ、ケチャップ、ゆず、ミックスチーズ
お酒のおつまみにいかが? しょうゆ、韓国のり、かぼす

川島オリジナルメンマ ポン酢、かつお節、こしょう、一味、かぼす、日向夏
幻のマキシタル 自家製タルタルソース、マキシマムスパイス

 班ごとに協力しながら、細切りやみじん切りにしたメンマに調味料を和えていきます。味見を繰り返しながら、納得できる味にしていくのにかなりの時間がかかっていました。メンマの味が決まったら、きれいに皿に盛り付けていきました。

 4年生の完成品をご覧になった江原さんは、「クオリティの高い食品ができてびっくりしました。」と感心していました。試食をしてみましたが、同じメンマを使用しているとは思えないほどバラエティに富んだ味になっていました。しかも、メンマがさらにおいしく食べられるようになっていました。

 この中から、もしかしたら実際の商品として採用されるものがあるかもしれないとおっしゃっていました。食品開発のおもしろさや難しさを感じることができた体験となりました。たくさん作ったので、かなりの量のメンマが残りましたが、4年生は給食の時間に完食していました。