学校日誌

喜ぶ・デレ おいしすぎる~。

7月16日(水)

2年生が、生活科で育てた野菜を使ってピザパーティーを行いました。

最初に、地域の方に地球に優しい生活の仕方等リサイクルのお話をしていただきました。

子どもたちが育てや野菜は、なす、ピーマン、ミニトマトです。にっこり

 毎朝校区内を回って学校に着くと、教室に上がる前に、ペットボトル片手に野菜や朝顔のお世話をしている姿に癒やされます。

「ミニトマトの葉っぱが、しょんぼりしています・・・。」

「なすの葉っぱはおひげがいっぱい!!」

「ピーマンにがいかな・・・。」

 子どもたちは自ら五感を働かせて、毎日観察しています。自分の目で見て、手で触って、においをかいで。

 その大事に育てた野菜をただ持って帰るのはもったいないと、担任の先生方が栄養職員に相談しながら、生活科の時間にピザパーティーを計画しました。

 長年本校の子どもたちに豊かな体験をさせてくださる地域の方にお願いしたところ、たくさんの地域の方がお手伝いに来てくださいました。カナリヤ保育園の年長さんも育てた野菜を持参し、ピザパーティーへ参加してくれました。 

 まず地域の方から地球に優しい肥料やゴミを出さない生活の仕方を教えていただき貴重な時間となりました。お話の後は、皆で育てた野菜と餃子の皮で彩りよいミニピザを作りました。

最初は、

「なすとピーマンきらい・・・。」

という浮かない顔の子が多かったのですが、試食になると口いっぱいにほおばり満面の笑み。おかわりをする姿も見られたことは嬉しいことでした。

 この日の授業に当たって、担任の先生方と事前準備をもかなりの労力をかけてくださった栄養職員の先生。日頃から、本校で食育の大切さを指導してくださいます。この日も、子どもたちのおいしそうな笑顔を見ることができ、授業が楽しかったと振り返ってくださいました。

 食べることは生きることにつながります。食べたものが体を作るからです。子どもたちは、食育を通して将来豊かな生き方をして欲しいと考えています。

 だから、給食でご飯粒を残している子どもを見ると、祖母から教わった

『米一粒に7人の神様』

の話を伝えるのです。