学校のようす

戦争のお話


 12月13日(水) 6年生の社会科の授業に地域の秋岡さんをお招きして、戦争時代の体験談を話していただきました。秋岡さんは、太平洋戦争の頃、中学、高校生で、学校では、仕事や竹槍訓練などで勉強できず、戦争一色の生活だったそうです。また、鞍岡小学校の近くにある萬歳坂の話もしてくださいました。萬歳坂では、出征する兵隊さんを、鞍岡の人たちみんなで萬歳をして見送ったそうです。そして,その多くが帰ってくることがなかったということでした。6年生は、戦争の単元に入る前に、萬歳坂見学に行っています。あの場所が持つ意味がよくわかり、これからは、近くを通る度に思いを深くするのではないかと思います。教室には、県遺族協会からお借りした戦時中の品々が展示してあります。秋岡さんが、一つ一つ手に取りながら自分の体験談を話してくださり、子どもたちにとって資料の持つ意味が大きく変わりました。
 おいしい食べて、たくさん勉強できる今の世の中がどれだけ幸せなことかをわかって欲しいという秋岡さんの言葉をしっかりと受けて止めて、子どもたちには、これからも平和な世の中にしていくという強い意志をもって活躍してほしいと思います。

12月参観日


 今日は、12月の参観日でした。
 参観日の前には、わくわくランチがあり、12名の保護者と兄弟が一緒に給食を食べました。家族が来られている子どもたちは、いつも以上のにこにこ顔で給食を食べていました。
 参観授業は、全学年で「人権教育」に取り組みました。友達に対する話し方を学ぶ授業、それぞれのよさを認め合う授業、考えのちがいを認め合う授業、「当たり前」について考える授業。いろいろな形で人権について考えることができたようです。今日は、雪も降るとても寒い日でしたが、たくさんの保護者の皆さんに来ていただきました。ありがとうございました。

家庭教育学級


 12月7日(木)19時から本校の家庭教育学級が開かれました。
 今回は、五ヶ瀬中学校の戸敷二郎校長先生をお迎えして、「子どもの成長と睡眠について」という演題で講話をしていただきました。昔から「寝る子は育つ」と言われていますが、科学的根拠をあげて子どもたちにとって睡眠がいかに大切なのかをわかりやすくお話してくださいました。また、これからの世の中を生きる子どもたちにとって、どんな学習をしていくことが大切なのか、そのために睡眠を生かした効果的な学習をどう進めていくか等のお話もあり、子育てまっただ中の保護者にとってとても刺激的な話となりました。さらに、睡眠をしっかりとることがまちづくりにつながるという戸敷校長先の思いも語ってくださり、みんなで子どもたちを育てていきましょうと熱く呼びかけられました。きょうのお話が、きっと子どもたちの成長につながっていくことでしょう。

雪!


 雪がふりました。
 朝から冷たい風が吹き、気温もぐんと下がっているなと思っていたら、雪がはらはらと舞ってきました。午前中は、吹雪いた時間帯もあり、運動場もうっすらと白くなっていました。毎年、雪は見慣れている子どもたちも、久しぶりの雪にはしゃいでいました。子どもたち以上にテンションを上げていたのは、先生たちだったかもしれません。浮かれてばかりもいられず、積雪に備えて先生たちの車のタイヤも、今日、スタッドレスに履き替えてもらいました。
 いよいよ冬の到来です。

人権読み聞かせ


 朝の時間、地域ボランティアの方々による読み聞かせがありました。今日は、人権擁護団体の方も参加され、人権に関する本の読み聞かせや、人権カルタの紹介をしていただきました。また、人権とは何かや守ることの大切さも話していただきました。最後は、プレゼントもいただき子どもたちは大喜びでした。地域や大家族に囲まれて育っている鞍岡の子どもたちは、自然に自分や他人の人権を守ろうとする意識は育ていると思います。これからも、正しい人権感覚を身に付けて差別のない世の中を築いてていって欲しいと思います。