今日の給食

2017年12月の記事一覧

1月31日 水曜日

マーボー豆腐や八宝菜など中華料理はとろっとしたあんがからまっていることが多いですが、このとろみはどのうにつけているか知っていますか?じゃがいもからつくられたでんぷん、つまり片栗粉でとろみをつけています。でんぷんを水に溶かすだけではとろみはつきません。それに熱を加えることでとろみがつき、このとろみによって料理の温度が下がりにくくなるので、寒い冬でもあたたかいままおいしく食べることができます。アツアツのマーボー豆腐で体がポカポカしてきましたか?
・麦ご飯
・麻婆豆腐
・棒々鶏サラダ
・牛乳

1月30日 火曜日

今日は冬野菜のひとつであるれんこんのお話です。れんこんにあいている穴は、なんのためにあると思いますか?
 ①水が通る穴 ②空気が通る穴 ③虫たちが通る穴 
答えは ②番です。れんこんは、深い泥の中で育つので、空気を取り込むため、地上のくきや葉からとりこんだ空気を、穴を通って地下のくきや根に運んでいます。穴があいていることから、れんこんは「先を見通す」ことができる縁起が良い食べ物として、お祝いやお正月の料理にも使われます。れんこんには免疫力を高めて風邪などを予防する働きがあります。たくさん食べて寒い冬を元気に乗り切りましょう。
・フィッシュバーガー
・冬野菜のポトフ
・牛乳

1月29日 月曜日

今日は冬を代表する野菜「白菜」についてのお話しです。白菜は昔から日本にある野菜のように思えますが、白菜のふるさとは中国です。中国では、2000年以上も前から作られていましたが、日本で作られるようになったのは、明治時代になってからだそうです。寒くなればなるほど甘みがましておいしくなります。今の季節は、鍋物に欠かせない野菜ですね。白菜に含まれる「カリウム」は、とり過ぎた塩を体から出してくれる働きがあります。今日は、スープにしています。残さずいただきましょう。
・麦ご飯
・ハンバーグ
・ゆで野菜
・白菜スープ
・牛乳

1月26日 金曜日

今日は、五ヶ瀬町の特産品である「お茶」を使った地産地消給食です。五ヶ瀬特産のお茶と宮崎県が生産量全国1位の千切大根を使った「千切茶めし」です。自然の恵みに感謝しながら、地域の味を味わっていただきましょう。お味はいかがですか?
・千切り茶飯
・がんもの含め煮
・すまし汁
・牛乳

1月25日 木曜日

私たちの食べている学校給食には、波瀾万丈な歴史があります。今から129年前(明治22年)、山形県でお弁当を持って来られない児童のために学校給食は始まりました。しかし、戦争が始まり激しくなると給食は続けられなくなります。戦争が終わると、子ども達は、食べるものが手に入らず、お腹を空かせ病気で苦しんでいました。子ども達をなんとか救おうと、たくさんの人の応援と他の国の援助で、再び給食を始めることができました。待ちに待った給食用の食べ物の贈呈式が、昭和21年12月24日に行われました。しかし、12月24日は、学校が冬休みに入ってしまうため、1ヶ月後の1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としました。たくさんの人の熱い思いで再開した給食ですが、今の日本は大変豊かな国になり、お金さえ出せば何でも手に入るようになりました。そのため栄養のバランスに気をつけ、好き嫌いなどを減らし、健康な体になろうとする人がいる一方で、簡単で手軽に食べられるものや好きなものだけ食べるという人も増えているようです。みなさんは、どうですか?食べることは、私たちの心とからだに力を与えてくれます。給食がたくさんの人に守られて続いてきたことや、食べ物の命をいただいて私たちの体が作られていることに感謝し、あらためて食べることの大切さを考えてみましょう。
・麦ご飯
・生姜焼き
・白菜の味噌汁
・牛乳

1月24日 水曜日

すいとんは、小麦粉の生地を手で千切る、丸める、スプーンですくう、などの方法で小さいかたまりにして、汁で煮た料理の事をいいます。すいとんの歴史は古く、室町時代の書物には、「水」と団子の「団」の二文字ですいとんと書かれているそうです。また、すいとんの呼び方は、各地方で違うそうで、「ひっつみ」「はっと」「つめり」「とってなげ」「おだんす」のようにさまざまあるそうです。面白いですね。このように、自分の周りと、別の場所での呼び方が違う料理を見つけるのも楽しいかもしれませんね。
・麦ご飯
・鮭塩焼き
・即席漬け
・すいとん
・牛乳

1月23日 火曜日

中華料理の名前は漢字4文字で表されるものが多くあります。4文字の中に調理方法・材料・切り方・調味料などが組み込まれています。チンジャオロースーも漢字4文字で書かれますが、「チンジャオ」とはピーマンの意味、「ロー」は漢字で肉と書き、お肉の意味、「スー」は漢字では糸という字を二つ書き、糸のように切る、つまり細く切るという意味です。日本語に訳すと『ピーマンと牛肉の細切り炒め』といったところでしょう。今日はお肉と一緒に炒め、しっかり味がついているのでピーマンが苦手な人もきっとおいしく食べられるはずです。チャレンジしてみましょう。
・麦ご飯
・青椒肉絲
・ワンタンスープ
・牛乳

1月19日 金曜日

受験生のみなさんは入試を控え、毎日一生懸命勉強に励んでいます。今まさに受験シーズンです。今日の献立は受験の応援献立です。「試験に勝つ・自分に勝つ」と言う意味を込めた「かつ丼」です。ごはんの上にとんかつをのせて、その上から具をかけて食べましょう。しかし、試験の当日は揚げ物は胃に負担をかけるので避けた方がいいようです。受験生の皆さんは、手洗い・うがいを徹底して、食事はバランスよくとり、本番に向けてしっかり体調をととのえましょう。応援しています!
・かつ丼
・じゃこ和え
・牛乳

1月22日 月曜日

給食では、ごはんに麦をまぜた「麦ごはん」をいつも出しています。大麦は優れた栄養価を持つ食品で、特に食物繊維を多く含んでいます。これは、白ごはんだけの時と比べて17倍以上、繊維の宝庫と言われているサツマイモと比較しても4倍も多い量となります。食物繊維は、腸の環境を整える働きをしてくれるので毎日のみなさんの体にとても良いということです。好き嫌いなく、いろんな食べ物をバランス良く食べていきましょう。
・麦ご飯
・味噌おでん
・ごま和え
・牛乳

1月18日 木曜日

みなさんは、食事マナーに気をつけて食べていますか?自分の食事マナーを見直してみましょう。食事マナーを身につける理由は、自分自身が気持ちよく食事をするためと、他の人に嫌な思いをさせないための両方があります。ひじをついて食べている人や足が机の外に出ている人はいませんか?まずは、姿勢を正して食べましょう。良い姿勢は、いすにきちんと腰かけて背筋をまっすぐにのばした状態です。また、茶碗や箸をきちんと持つと食べこぼしを防いで食べやすくなり、見た目も美しくなります。意識して食べるだけでもずいぶん変わりますよ。これからも、正しい姿勢に気をつけて食べましょう。
・麦ご飯
・ふりかけ
・大和煮
・味噌汁
・牛乳

1月17日 水曜日

今日は「ペンネ」というパスタ料理です。パスタが日本で作られたのは、明治時代に長崎県でマカロニ工場が建てられ、そこで作られたのが始まりといわれています。その頃パスタは珍しく、高級なホテルでしか食べることができないものでした。そんなパスタの一つにペンネがあります。ペンネは、スパゲティの仲間でイタリア語で『ペンの先』という意味があります。形がペンの先のようになっていて、表面には細かい溝がありソースがからみやすくなっています。みなさんの体を動かすエネルギーのもとになる黄色の食べ物の仲間です。しっかり食べて体を動かしましょう。
・減量米粉パン
・ペンネナポリタン
・コールスロー
・牛乳

1月16日 火曜日

今日は、中華豆腐の中に入っている、チンゲン菜のお話です。チンゲン菜は、中国原産の青菜で、ゆでたり、いためたりしても型崩れせず、とても調理がしやすい食べ物です。しゃきしゃきとした歯ごたえ、鮮やかな緑色などから日本でも人気のあります。チンゲン菜はカルシウムが豊富な緑黄色野菜であり、歯や骨を強くし、ストレスを和らげる効果があります。今日は宮崎県産のチンゲン菜を使っています。
・麦ご飯
・中華豆腐
・春雨サラダ
・牛乳

1月15日 月曜日

今日の給食には、山頭火鍋です。これは詩人、「種田山頭火」から取った名前です。種田山頭火は、山口県の川にいた鴨を使って、鍋料理をしたということから、この名前がつきました。山頭火は、五ヶ瀬町にもゆかりがあります。今日の給食のお肉は、鴨ではなくにわとりですが、たくさん食べて、温まって、午後からも元気に過ごしましょう。今日は試食会にたくさんの方が来てくださいました。ありがとうございます!楽しい時間を過ごしましょう。
・麦ご飯
・山頭火鍋
・小松菜のアーモンド和え
・牛乳

1月12日 金曜日

今日のクッパは、韓国料理で、お肉や、野菜、などを煮込んだスープを、ご飯にかけて食べます。「クッ」は「汁もの」を意味し、「パ」は「ご飯」の意味です。今日のクッパには、鶏肉、ほうれん草、にんじん、もやし、しいたけ、にら、たまごと、たくさんの種類の食材が入っています。栄養たっぷりのスープです。ご飯にかけて、いただきましょう。
・麦ご飯
・クッパ
・揚げ魚のねぎソース和え
・牛乳 
                         積雪による臨時休業

1月11日 木曜日

今日は寒い季節にはうれしいラーメンです。ラーメンのめんも、うどんのめんも、小麦粉と水と塩で作ります。それなのに、どうして色も食感も違うのでしょうか?それは、ラーメンのめんに使われる水にひみつがあります。ラーメンのめんに使う水は「かん水」という、特別な水なのです。昔、中国北部にある「かん湖」という湖の水でめんを作ったところ、しこしことした食感の、やわらかい、のびのあるめんができました。その水の成分を調べてみると、炭酸ナトリウムなどがたくさんふくまれる、アルカリ性の水であることがわかったのです。小麦粉の成分がアルカリ性の物質と反応すると、黄色くなり、弾力やなめらかさが生まれます。そのため、ラーメンのめんは黄色くなり、独特の食感になるのです。
・減量わかめご飯
・コーンラーメン
・いんげんのごま和え
・牛乳                                          積雪による臨時休業

1月10日 水曜日

今日は、冬野菜のカレーです。カレーの中には、れんこんも入っています。れんこんは、奈良時代に中国から伝わったとされます。れんこんを切ったときに見られる糸状のぬめり成分「ムチン」は、胃腸の粘膜を保護し、糖尿病の予防にも役立ちます。また、ビタミンCがとても豊富に含まれ、小さな節でもレモン1個分ほどのビタミンCがあり、かぜの予防も期待できます。
・冬野菜のカレーライス
・千切り大根のサラダ
・牛乳

1月9日 火曜日

みなさんは、お正月に何を食べましたか?日本では、年の初めに食べる料理には、今年一年健康でよい年になるように願いを込めて、縁起のよいものを入れた、おせち料理を食べる風習があります。今日の給食も正月料理を取り入れました。どんな意味があるのか考えながら食べてみましょう。紅白なますは大根の白と、人参の赤を使った白と赤の料理で、お祝いの時によく食べられます。最後に雑煮ですが、雑煮にはもちがつきものですね。もちは、昔から日本人にとって、お祝い事や特別の日に食べる「ハレ」の食べ物でした。そのため新年を迎えるにあたり、もちをついて、他の食べ物とともに神様にお供えをしました。そして元旦にそのお供え物を頂くのがお雑煮です。お雑煮を食べる時は、前の年の収穫や無事に暮らせたことに感謝し、新年の豊作や家内安全を祈ります。これからも伝えていきたい大切な伝統料理ですね。
・麦ご飯
・鯖のゆず味噌煮
・紅白なます
・七草雑煮
・牛乳