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SPS先進地視察報告会を行いました。

本日のもっタイムの時間は『SPS先進地視察報告会』を行いました。

先月、東日本大震災の被災地である宮城県を視察に行った奥村先生から、その場で学んだこと・感じたことを話していただきました。概要はこのような内容です。

《概要》

学校安全・実践地訪問 ~東日本大震災から学ぶ、命を守る行動~

宮城県の震災遺構を訪れ、過去の教訓から「自分の命を守る方法」と「未来への備え」を学びました 。

【視察先と学んだこと】
❶ 旧気仙沼向洋高校(気仙沼市)
津波で校舎は壊滅しましたが、素早い避難で生徒・教職員は全員無事でした 。
教訓: 迷わず、すぐに逃げる「迅速な避難」が命を救います 。

❷大川小学校(石巻市)
すぐ近くに山がありながら、避難場所が決まっていなかったため、多くの犠牲が出ました 。
 教訓: 事前に「どこへ逃げるか」を決めておくことが大切です 。

❸荒浜小学校(仙台市)
地域住民320人が屋上に逃げて助かりました 。
 教訓: 中学生も避難所の運営などで、地域の力になれます 。

生徒たちは実際に現地を見てきた先生の話を真剣に聞き、このような感想を述べていました。
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〇 写真を見たり話を聞いたりして東日本大震災の悲惨さをよく感じました。南海トラフは近頃おこると言われていて、いつ起こるかわからないのでよくどうすればいいのか考えて行動していきたいと思います。自分の命は自分で守ることをよく意識していきます。
〇 自分が思っていた以上に地震は、危険で簡単に人の命を奪っていくんだと思いました。南海トラフ地震が串間に襲ってきたときは、17メートルもの高さで襲ってくる予想であることに驚きました。いつ来るのか分からない地震が急に来たときに備えて家庭で話し合っておこうと思います。
〇 僕は津波や大きな地震の経験がなく、実際にそんな災害の被害にあった人の気持ちがわからなかったけれど、この災害がどれほど悲惨で残酷なものだったのかを理解し、日頃の避難訓練などの大切さを改めて知る貴重な機会になった。これからは今まで以上に災害の被害に目を向け、自分たちがどうするべきなのかを考えていきたい。
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詳しい資料はこちらになります。御家庭でも話題にあげ、防災に対する意識を高めていきましょう。

SPS先進地視察報告会スライド