興玉神社夜神楽大祭での吹奏楽部演奏と地域の伝統行事について

12月13日(土)、本校の校区内にある都城興玉神社にて、毎年恒例の「夜神楽大祭」が執り行われました。

興玉神社は、その内神殿が国の重要文化財に指定されている由緒ある神社です。この夜神楽大祭では、毎年高千穂の夜神楽を招聘しており、今年は「秋元神楽保存会」の皆様による舞が奉納されました。

この伝統ある祭りのオープニング終了後、本校の吹奏楽部が演奏の機会をいただきました。

開始前までは小雨がぱらつく程度でしたが、演奏が進むにつれて次第に雨脚が強まるあいにくの天候となりました。生徒たちはテントの下で雨を避けながらの演奏となりましたが、指揮を執る先生は雨に打たれながらタクトを振り続け、その熱意に応えるように部員たちも力強い音色を境内に響かせました。

雨の影響で、例年に比べると一般の来場者は少なめではありましたが、会場には中郷中の生徒たちの姿も多く見られました。地域の伝統文化に触れ、友人の演奏に耳を傾ける生徒たちの姿は、とても頼もしく感じられました。

雨音と神楽、そして吹奏楽の調べが重なり、少し肌寒くも温かみのある、記憶に残る一夜となりました。 足元の悪い中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。