令和7年度を迎えて
眼をあげよ碧空たかく 満身に陽をあび 群山をぬき ひとりそびゆる霧島山 常にきよく 常にほがらに 一点のくもりもみず あゝ明朗の子 三股われら
眼をとじよ大地ふかく 困難に身をおき 全力に生き静かに眠る 祖先の霊 常になおく常に正しく 一片のけがれも見ず あゝ誠実の子三股われら
眼をひらけ 誇りたかく 炎熱にひるまず 風雪に耐えおごそかに立つ 白亜の門 常にさとく常に明るく 一瞬のまよいを見ず あゝ賢明の子 三股われら
昭和32年に制定されたこの校歌を成長の導とし、学び舎を共にした諸先輩方より脈々と受け継がれた三股中学校の令和7年度が始まりました。
私は、本年度、三股中学校校長を拝命いたしました 本田 正治(ほんだ まさはる)と申します。保護者のみなさまや地域の方々に支えられ、歴史と伝統を受け継ぐ本校に携わることに大きな喜びを感じております。その一方で、与えられた責任の重さに身の引き締まる思いもあります。
本校は、上述の歌詞にも記された「明朗・誠実・賢明」を校訓とし、教育目標に「知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな生徒の育成」を掲げ、本年度で創立78年を迎える伝統ある学校です。
変化が激しく、こたえがひとつではない多様性が求められる社会の中で、心身ともに健康で文化的な社会生活を営むことができるよう、日々の教育活動を充実させ、三股中学校の生徒が「自分が大事 友達が大切 学校が大好き」と思える生徒になってほしいと考えています。
そのために、私たち教職員は、全力で「一人一人の自己肯定感を高め、人と関わる力を身につけ、自分で考え主体的に行動できる力」を伸ばしていきたいと思います。
どうぞ、保護者のみなさま、地域のみなさま、984名の生徒と、80名の教職員へあたたかいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。