薬物乱用防止教室を行いました
7月16日(金曜日)に、薬物の心身におよぼす影響や怖さを知り、薬物に対する認識を高めるとともに、薬物の誘惑に負けない意識を育てることを目的として薬物乱用防止教室を行いました。宮崎市郡薬剤師会阿波岐ヶ原病院薬剤師の日髙華代子先生を講師に迎え、『STOP the 薬物! ~断る勇気が未来をつくる~』という内容の講話をお聞きしました。
生徒の感想では、「病院でもらう薬も説明通りに正しい飲み方をしないとそれも乱用に含まれることを初めて知った」「薬物を使うと、現実と過去の記憶の区別がつかなくなったり、感情のコントロールができなくなったりすることが印象に残った」「薬物乱用の周りへの影響などを学び、自分だけの問題ではないんだなと実感した」「誘われたときの断り方がとても勉強になった」「1人で悩まず親や先生に相談することを忘れないようにしたい」「ニュースなどで取り上げられる人たちの頼るすべが薬だったのが悲しい。身近で苦しんでいる人に気づける人になりたい」などがあり、多くのことを学び、考える時間になったようです。
生徒が持ち帰ったリーフレットの最後に、『保護者の皆様向け冊子のご案内』がQRコードで載っていますので、ぜひご覧ください。
薬物乱用防止教室は全校生徒対象であるため昨年度までは体育館で行っていましたが、今年度は暑さ・感染症対策のために、3年生は会議室で講師の先生の話を直接聞き、1,2年生は各教室でその様子をZOOM配信で参観するという一部リモート開催としました。このような形態での授業は初めてのために準備が多少手こずりましたが、職員で試行錯誤しながら何とか本番を迎えました。性能のよいWEBマイクがなく音声が多少聞き取りづらかったですが、何とか大きなトラブルもなく無事に授業を終えました。今後もこのような授業の工夫を積極的に行って行きます。