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令和4年度の様子

にしめらイキイキ文化祭 生徒たち頑張りました!

 11月13日(日)、3年ぶりに開催された「にしめらイキイキ文化祭」で、生徒たちは劇に合唱に精一杯に取り組み、会場に来られた保護者を始めとする村民の方々を魅了しました。

 午前の部の最後に発表した劇「君がいた夏」。これまで全校生徒31名みんなで準備、練習に取り組んできました。劇の主要な登場人物を演じたの3年生。膨大なセリフと格闘し、見事に演じ切りました。一人一人が様々な役割を受け持った1,2年生。裏方として全力で3年生を支えました。練習の過程はいつも見ていましたが、改めて通して観させてもらって、感動で涙があふれてきました。劇のあらすじに対する涙と、子どもたちの頑張る姿に対する涙だったと思います。

 午後に発表した中学生の合唱「証」と小中合同の合唱「大切なもの」、見事なハーモニーを奏でていて、とても感動しました。歌っている姿が輝いて見えました。この日に向けて、音楽の時間はもちろん、昼休みや帰りの会で練習を重ねてきました。やっぱり合唱っていいですね。

 その他、英語の暗唱・弁論や教科・総合的な学習の時間等の作品展示、劇中にも登場した中武先生ご夫妻のご結婚記念写真モザイクアート等、いずれも見応えがありました。生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした。この経験と自信を今後に生かしていってください。

 

 

歯科検診と歯みがき指導を行いました。

 11月4日(金)の歯科検診に合わせて、歯みがき指導を行いました。

 学校歯科医の西米良歯科診療所、濵砂理絵先生にお越しいただいて、指導していただきました。まず、各自歯の模型を作成しました。その後、歯の染め出しをしていただき、自分の磨き残しの部分をチェックして模型に記録、最後に鏡を見ながら歯を一本一本、丁寧に磨きました。濵砂先生によると、歯科検診の結果、西米良中の生徒の歯は、とても丁寧に磨けているとほめてくださいました。8020運動というのもありますが、健康な生活を送る上で歯を大切にすることは基本です。これからも、丁寧に歯みがきをして、自分の歯を守りましょう。

 

カラーピーマンの収穫体験をしました。

 11月2日(火)の午前中、村応援プロジェクトとして「カラーピーマンの収穫体験」を実施しました。今回は、いつもお世話になっている田仲真理子さんとカラーピーマン農家の田爪朝幸さんにご協力いただき、1年生12名が参加しました。

 村所地区から小川地区に抜ける通称「殿様街道」の途中から入った高台にある田爪さんのビニールハウスに、みんなで行きました。最初のカラーピーマンに関する講義の中で、「なんで、このような高地で栽培されているんですか?」という生徒の質問に対して、西都市のカラーピーマンと収穫時期をずらすために、夏でも冷涼な高地で栽培されているとのこと。農家の方々の連携した努力のおかげで、年間を通して食べることをできるということを知りました。また、緑のピーマンよりも栄養価が高いこと、安心安全なカラーピーマンを作るために様々な努力をされていること等を学びました。

 実際の収穫では、生徒たちは、はさみで傷つけないように慎重に実を切り取った後、コンテナに大切に収穫していきました。1時間ちょっとの時間でしたが、全員で一生懸命作業して、コンテナいっぱい収穫できました。

 西米良村の特産品であるカラーピーマンについて、多くのことを学ぶことができました。お世話いただいた田爪さん、田仲さん、本当にありがとうございました。

 

「弁当の日」を実施しました。

 11月1日(火)は、午前から午後にかけて、文化祭のリハーサルを村トレーニング施設で行いました。その関係で、この日は「弁当の日」。この取組は、2001年に香川県の小学校で始まったそうです。生徒たちが自分で作った弁当を持って来て食べる。この活動を通して、生徒たちは、弁当を作ってくれる人への感謝や食材への感謝等、いろいろなことを学び、「してもらう側」から「する側」にスキルアップしていくと言います。

 本校でも、先週の火曜日に、村所小学校の栄養教諭、英 景子先生を講師にお招きして、よりおいしい、そして見た目にも楽しい弁当を作るべく、講習会を実施しました。栄養のバランスに関する知識や、ハムやリンゴを使った飾り付けの仕方などを習いました。生徒たちは一生懸命練習し、本番でその成果を見せてくれていました。

講習会の様子

当日のお弁当の時間

生徒たちのお弁当(誰のでしょう?)

どのお弁当も、とってもおいしそうですね。

 

ひなた場が開催されました。

 先週、10月27日(木)、中山間地エリア会議(キャリア教育推進セミナー)が本校で行われました。これは、県内の中山間地の人づくり・地域づくりの関係者が集まって対話し、地域づくりや将来を担う人材の育成を推進する会議です。

 その午前中に、西米良の先輩方13名と本校生徒が語り合う「ひなた場」(対話型キャリア教育プログラム)という活動がありました。地域の、そして人生の先輩方と対話するという貴重な機会。お互いが作成した人生グラフを見ながら、「このときは、大変だったんだよ。」「それをどう解決したんですか?」など、生徒にとって今後の参考になるお話をたくさん聞かせていただきました。また、3人の先輩には、人生紙芝居を見せていただきました。それぞれ方の貴重な体験やその時の思いなどを話してくださり、生徒たちは食い入るように見入っていました。今回の体験を、今後の人生、そして進路選択に、ぜひ生かしていってほしいと思います。

 この日のようすについては、11月19日(土)16:45から、宮崎県教育情報テレビ「みらい・みやざき まなび隊」で放映される予定です。みなさん、ぜひご覧ください。