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鑑賞教室

 9月25日、「スーパーパントマイムSOUKI」によるパントマイムの公演が行われました。セリフを使わず、身体の動きや表情だけで物語を演じるのがパントマイムです。ステージに立つ演者のしぐさ一つひとつが、まるで目の前に本当に物や風景があるかのように感じられ、会場には不思議な世界が広がりました。

 「今は何をしているんだろう?」「あれは何を表しているのかな?」と、観客である生徒の皆さんは想像をふくらませながら見入っていました。見えない扉を開けるしぐさや、風に吹かれて歩く姿など、普段の生活では気にも留めない動作が、演技として表現されると驚きや笑いが生まれました。子どもたちの心が舞台と一体になっている様子が伝わってきました。

 言葉を介さずに心が通じ合う体験は、生徒の皆さんに新鮮な驚きと発見を与えてくれました。今回の公演は、表現の幅広さと、想像することの面白さをあらためて感じる貴重な時間となりました。