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表彰式・人はなぜ学ぶのか

 9月19日、東児湯剣道大会の団体優勝や英語検定試験などの表彰が行われました。剣道部は見事に優勝し、大きな優勝旗を校納してくれました。また、英検については、準2級の2名をはじめ、3級・4級・5級にもたくさんの生徒が合格し、そのうち代表者が表彰されました。みなさん、本当におめでとうございます。

 表彰の後は、校長先生による講話「なぜ人は学ばなければならないのか?」が行われました。内容の中心は「環世界」というお話でした。環世界とは、ドイツの生物学者ユクスキュルが提唱した概念で、生物はそれぞれ、自分の感覚器官や運動の仕組みによって世界を切り取って認識しているというものです。つまり、人間、犬、蜂、鳥などは同じ「現実世界」に存在していても、それぞれが見ている・感じている「世界」は異なります。人も一人一人、見ていることや感じていることが違います。しかし、学びの力によって自分の環世界を広げることができ、それによって人生がより豊かになり、楽しむことができるというお話でした。

 生徒の皆さんには、これからも環世界を広げるために、部活動や勉強にしっかり取り組んでほしいと思います。