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学校 入学式校長式辞より

 4月9日(水)は、第79回富島中学校入学式が行われました。その学校長式辞の内容を一部紹介します。

(中略)本校は、創立79年を迎える市内で最も伝統のある学校です。

富島中学校の学校教育目標である、「夢をもち、生きる力を身につけ、豊かな心 

をもった生徒の育成」を目指し、教職員全員でその目標達成のために努めてお

ります。ぜひ、皆さんも同級生や先輩、そして先生方と一緒に、未来に向かって

進んでいきましょう。(中略)

 さて、これからの中学校生活を楽しく、充実したものにしていくために、今日

は二つのことをお願いしたいと思います。

  一つ目は、「夢」に向かって、「努力」し続けて欲しいということです。

(中略)あの数々のディズニー作品をつくったウォルト・ディズニー氏は、夢について次のようなことを言っています。「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないで欲しい。すべては一匹のねずみから始まったということを。」(中略)

 二つ目は、人とのつながりを大切にして欲しいということです。

 これは、昨日の始業式でも2年生、3年生に話しました。「人とのつながり」とは、一体どういうことでしょうか。あの東日本大震災が起きた時に、大きな被害を受けた人たちが、少しずつ復興していく中で、「『人とのつながり』の大切さをこれほど感じたことはない。」と口々に言われていました。

 人は、「支え」・「支えられ」ながら生きています。日常では気付きにくいですが、困難に遭遇した時、人の支えのありがたさに気付かされます。そうであるならば、普段からその「つながり」を意識した人との関係づくりが大切になってきます。一人で何かをやり遂げる喜びもありますが、みんなで何かを達成できれば一人の時とは比べものにならないくらいの大きな喜びになります。そういったみんなで何かをやり遂げられるための強いつながりを富島中学校でつくっていってください。

 この富島中学校では、学級、部活動、生徒会と集団で何かをやり遂げる場面がたくさんあります。しかし、ただの集団なのか、つながりのあるチームになるかでは大きな差があります。ぜひ、後者のつながりのあるチームとして活動してくれることを願っています。

 以上、「夢に向かって努力し続けること」、「人とのつながりを大切にすること」の2つを皆さんにお願いしました。(後段省略)