学校からのお知らせ

ホタルの幼虫が戻ってきました

夏の間、門川高校に預けていたホタル(ゲンジボタル)の幼虫が西門川中に戻ってきました。
西門川でも夏場の気温は35℃を超えます。暑さに弱いホタルの幼虫たちは飼育中に水温が高くなると死んでしまします。昨年も、この暑さで飼育数が半分に減りました。
ホタルを本格的に飼育している門川高校には、暑い日でも、25℃の最適な水温に保つ装置があります。ホタル飼育に最適な環境である門川高校にホタルを預け、西門川中生まれの幼虫108匹は暑い夏を乗り越えることができました。
7月に卵から孵化したばかりの体長2mmほどの幼虫たちが、夏を越して3cmほどに大きく成長していました。
    
 
全校生徒25人を6班に分けて、1班5人あたり40匹のホタルの世話をします。
水中生活をするホタルの幼虫は主に淡水産の巻き貝であるカワニナを溶かしながら食べます。
そのため水をはったバットにカワニナ、カワニナのえさになるイヌビワ(クワ科イチジク属の落葉小高木)の葉を入れて飼育しています。
   
 毎週月曜・木曜に水替えをしています。
虫が苦手な生徒もいますが、ホタルを飼育するのは生まれて初めての経験ですと目を輝かせながら世話をしています。
 
昨年は11月に三ヶ瀬川(阿仙原地区)にホタルの幼虫を放流しましたが、今年度は飼育期間が短いので3月上旬まで飼育して放流する予定です。