学校からのお知らせ

第15回「立志のつどい」開催

 2月8日(金曜日)、門川町教育委員会 教育長 新原とも子様をはじめ、西門川地区の区長、民生児童委員、高齢者クラブ会長、西門川活性化協議会会長など多数の来賓の皆様にご臨席いただき、「第15回 立志のつどい」を開催しました。
 第1部の「立志式」では、校長先生のあいさつの後、新原教育長と本校PTA会長からそれぞれお祝いの言葉をいただきました。
 新原教育長からは、「4月から3年生になり、何ができるのかを考えて実際に行動に移して欲しい。自分のふるさと”門川”を中学生のうちに知り、誇りをもって欲しい。」と話されました。
 PTA会長からは日頃使っている「ありがとう」の由来を教えていただき、「一日一日を”ありがたい”と思って何を乗り越えていってほしい」と話されました。
 立志式の後半には、生徒一人一人が自分のこれからの生き方や目標を漢字一文字、または二文字で表し、その思いを来賓や保護者の前で発表しました。また全校生徒で合唱を披露しました。
 第2部の「記念講演」は、門川町でトマト農園を営まれている 新門 剛(しんかど つよし)様に講師をお願いしました(新門様は東京から門川町に移住し、新規就農された方です)。講演は「一人でも多くの方に一回でも多く、”おいしい”という幸せを味わっていただけるよう心を込めてトマトをつくっています」というスライドからはじまり、大学卒業後からこれまでの経緯を説明され、偶然や出会い、挫折しそうになったこと、そして多くの方の協力のお陰で乗り越え、今があることを話してくださいました。その中には普段私たちが意識していない「門川町のよさ」もありました。また日々の仕事のようすやチームとして協力しながら、常に改良・工夫をされているや研修生の受入をされていることも話されました。聞いていた生徒だけではなく、保護者、私たち職員にとっても今後の生き方や仕事をする上でとても参考になる講演でした。お忙しい中に今回の講演をしていただきありがとうございました(新門様についてはこちらのホームページから見ることができます)。
 新門トマト農園ホームページ 
 立志式で発表した自分の思いや誓い、そしてお祝いの言葉や記念講演などでいただい気持ちを胸に刻み、4月から始まる中学3年生として自覚を持って学習や生活などに力を注いで欲しいと思います。
 なお今回の「立志のつどい」は、キャリア教育の一つとして、また生徒に行事に対する自主性や自発性を育てるために生徒会を中心に準備を行い、進行も生徒が担当しました。また、「自分たちでできることを考え、自分たちで実行する」のコンセプトのもと、そして今年度の学校経営のスローガンである「チャレンジ」として行うことができました。