学校からのお知らせ

ホタル放流

西門川中学校で育てたホタルを三ヶ瀬川の上流にある大原地区で放流しました。
このホタルは昨年度、門川高校からいただいたホタルを飼育し、西門川で成虫にかえし、交尾させて生まれた幼虫を育てたものです。
2000匹生まれたホタルの幼虫も夏の暑さなどで残念ながら100匹近くに減ってしましました。その100匹を生徒たちと一緒に育てた幼虫のうち、60匹を放流しました。
    
  

ホタルたちはこれから8ヶ月あまりの水中生活を終え、蛹になるために陸に上がります(これを上陸といいます)。
自然界では雨が降った日、またはその翌日の夜に上陸を始めます。
放流しなかった40匹のうち、大きな幼虫27匹を上陸装置に入れました。この上陸装置は門川高校の先生につくっていただいたものです。室内でも自然界と同じように上陸するので、雨の降った後に幼虫たちが上陸すること心待ちにしながらこれからも観察していきたいと思います。