2学期 始業の日にあたり次のような話をしました。

今日 みなさんに伝えたいことは
これらの本を参考にしています


みんさんは 友だちが大切だとわかっています
しかし 友だちのと関係を重苦しく感じてしまうことがあります
先の本には、「友だち」「親しさ」について考えるキーワードが示されています。

人間関係の中で、もっともきついことって何でしょう
それは、無視・無関心です

生後3ヶ月の赤ちゃんに、母親が無表情・無言のまま対面すると赤ちゃんはどうしたとおもいますか
手を伸ばしたそうです
生まれてすぐの赤ちゃんが 母親の気を引くのです

無表情や無関心が とってもきついということが 本能でわかっているのでしょう
つまり人間関係の中で「承認」されること つまり「他者を認める」ということがいかに大切であるかがわかります

こんな経験はありませんか
この3人は仲の良い友だちです
でも、二人になったとき、その場にいない親しい友だちの悪口を言ってしまった
ダメだということはわかっています でも、やってしまう
その場にいない人の悪口を言うのは、何が目的なのでしょうか

その場にいない人を排除することによって ここにいる「あなたと私の親しさを確認しよう」としています
確かに、このことによって親しさの再確認はできるでしょう しかし、、、

いつ、私が悪口を言われる側になるかわからない という不安
一緒にいて楽しいけれど、その場にいないと陰で悪口を言われるのが嫌
そういう理由で一緒にいるとしたら

友だちとの関係を重苦しく感じて当たり前
では、どうすればいいのでしょう

「私以外の人が、私のことを100%理解することは不可能である」
まずは、ここをスタートにして、友だちとのつながり方を考えてみませんか

私と100%同じ他者は存在しません
私と他者の「ちがいを認める」ことから始めてみませんか
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