校 長 挨 拶
「あなたも福島高校で夢を叶えませんか!!」

宮崎県立福島高等学校 第36代校長 那須 雅博

 皆さんこんにちは。福島高校の校長として令和3年4月に着任しました那須雅博と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私は、3年前まで教頭として2年間勤務させていただきましたので、福島高校は今年が3年目となります。福島高校の生徒は、純朴、素直、明るく元気な生徒ばかりです。朝早くから、夕方遅くまで、勉強に部活動に取り組んでいます。
 平成29年4月に串間市の6つの中学校が統合し、串間中学校が誕生しました。その串間中学校と福島高校が、その年に宮崎県初の「連携型中高一貫教育校」として発足しました。中高一貫教育校ですが、連携型ということで、串間中学校の生徒だけではなく、串間市以外の中学校からも生徒が入学してくれています。連携型中高一貫教育校の利点としましては、串間市からの教育支援が充実しているところです。串間市、串間市商工会議所とも連携協定を結んでおり、地域との連携が深く、本校の教育に、人的、物的な面から協力していただけます。福島高校は串間市にとって、なくてはならない学校であり、地域の活性化や地域貢献に期待されている学校です。
 本校は普通科のみ、1学年3クラス、計9クラスの小規模校です。しかし、小規模だからこそ、先生方と生徒の距離が近く、生徒一人ひとりに行き渡る指導を行うことができます。また、福島高校は令和4年度に100周年目を迎える伝統校です。以前は普通科に加え、農業科、商業科、家政科などの専門学科もあり、様々な進路に対応していた学校でした。その影響もあり、現在も商業科の教諭が2名配置されています。そのため、普通科でありながら、商業系の科目を履修することもでき、資格取得が可能です。
 本校は令和4年度より、入学前に本人の希望をとり、1年次に「ビジネスクラス」1クラスと「探究クラス」2クラスを設置します。ビジネスクラスは、1年次に『ビジネス基礎』を学ぶことができ、早期の資格取得を目指します。探究クラスは、習熟度によるクラス編成とし、基礎をしっかり学ぶ『標準クラス』と、難関大学にも対応できる学力をつける『応用クラス』となります。どのクラスに進んでも大学進学ができるように、普通科としての基礎学力定着はしっかりと取り組みます。
 福島高校は『チーム福島』を合い言葉に、全職員が全生徒を我が子のように大切に、時には叱咤激励しながら、生徒の夢を実現するために一丸となって教育活動に取り組んで参ります。串間市の方も、串間市以外の方も進路選択の一つに福島高校を入れていただき、「地域を知り、地域から世界へ羽ばたく」そのことを学ぶことができる福島高校へぜひ入学していただきたいと切に願います。『入学支援金』や、『通学にかかる交通費等』の串間市からの支援も充実しています。「地域から応援され、地域に貢献し、夢を実現する学校『福島高校』」をどうぞよろしくお願いいたします。
 みなさんを『福高』でお待ちしています。
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