令和4年度 新入生のことば

令和4年度 新入生のことば

 

高校(第49期生)

 

普通科 本間 葵(加納中出身)

 

「未来を待つのではなく創る人になれ。」西高校のパンフレットに書いてあった印象に残った言葉です。

 昨今の戦争や新型コロナウィルスによるパンデミックなどで混乱する世界情勢は、私たちに不安と不自由な暮らしをもたらしましたが、同時に普通の生活のありがたさを再認識するきっかけとなりました。この経験から私は、将来世界をより良くする一翼を担うような大人になりたいと考えるようになりました。

 これからは、自ら未来を切り開いていく力がよりいっそう必要となると感じています。望む未来を手にするための第一歩として、宮崎西高校への進学を希望し、入学を迎えることが出来たことを嬉しく思います。

 夢を叶える未来を創るために、これからの3年間、仲間と共に勉学に励み、成長していきたいです。

 

 

理数科 宮坂 真凛(綾中出身)

 

 未知の我を求めるため、私は宮崎西高校に入学しました。今、私たちは可能性が無限に広がる未来の入口にいます。その未来への選択権は自分自身の中にあります。入学予定者登校日、教頭先生からは、西高創立50周年に向けて、「自ら目標に向かう心、自走。」という言葉を頂きました。

 私は西高で、自分の高校の夢である数学オリンピックをはじめとする各種オリンピックに出場したいと思っています。また将来は、医療の道に進み、地域格差のある宮崎の一助となりたいと思っています。西高にはそれをサポートし、夢を叶える環境が整っています。

 レベルの高い仲間たちと切磋琢磨し未知の我を求めて、勉強と部活に取り組みたいです。

 

 

中学(第16期生)

 

端迫 義也(宮崎大学附属小出身)

 

 暖かな日差しと共に、春の訪れを感じる今日、4月9日、わたくしたち80名は、宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校の入学式を迎えることが出来ました。

 新型コロナウィルス感染症の影響が心配される中、このような素晴らしい入学式を開いていただき、ありがとうございます。

 真新しい制服に身を包み、あこがれの西附中の校門をくぐりながらも、まだ中学生になったという実感はわきませんでした。しかし、校長先生をはじめ、たくさんの方々から、心温まるお祝いの言葉をいただき、いよいよ今日から中学校生活が始まるのだと、喜びと期待で胸が一杯になりました。

 先生方や先輩方、新しい友達との出会い、四校定期戦や朝陽祭などの学校行事、特色ある授業、初めての部活動など、楽しみにしていることがたくさんあります。

 その一方で、今よりも難しく、進度の速い勉強についていけるだろうか、友達や先輩との関係はうまくいくだろうか、と言う不安もあります。時には悩んだり、諦めそうになることがあるかもしれません。そのような時には、家族や友達、先輩方に相談したり、先生方にご助言をいただいたりしながら、自ら決断して、一歩ずつ前に進みたいと思います。

 わたくしたちは、それぞれ、夢や希望をもって入学しました。宮崎西高等学校附属中学校の生徒としての自覚と誇りをもち、その夢や希望を叶えられるように、一生懸命頑張りたいと思います。

 わたくしたち、16期生80名は何事にもあきらめず、やり遂げる気持ち、仲間を思いやり助け合う気持ち、学校生活を支えてくださるすべての方々に感謝する気持ちを常にもち、校訓である「誠実」「敬愛」「創造」を心に刻み、未知の我を求めて、全力を尽くすことをここに誓います。