稲や野菜についての体験的な学習を通して、農業に関する基礎的な知識と技術を習得します。また、プロジェクト学習により科学的思考力と問題解決能力を伸ばします。
【農業情報処理】
コンピュータの基本的な仕組みや機能を身に付けるとともに、文書作成や表計算ができるよう学習し、資格取得にも挑戦します。
【農業経営】
これからの農業経営者に必要な経営感覚を身に付けるための学習をします。
【総合実習】
1年次は「野菜」「亜熱帯果樹」「草花」「食品科学」の4部門について基礎的な実習を行い、2年次以降は下記4部門の1つを専攻して実践的な学習を行います。
●「野菜」…野菜の特性や栽培の方法に関する学習す早場米の生産に関する学習をします。
●「亜熱帯果樹」…2年次は柑橘類を教材にして果樹栽培の基礎的な知識や技術を習得し、3年次には地域の特産であるマンゴーなどの亜熱帯果樹について学習します。
●「草花」…草花の基本的な知識や技術を習得するために、1年草や切り花、球根類・花木類の栽培について学習します。ハーバリウムづくりにも取り組み、草花の活用についての学習もします。
●「食品科学」…食品成分の分析や検査について学習し、食品製造に必要な知識と技術を習得します。農場で生産した農作物をつかって菓子類や製造する実習をします。
【課題研究】
総合実習で学んだ専攻分野(野菜、草花、果樹、食品)において、生徒それぞれが地域農業が抱える課題の解決をテーマとした研究テーマを設定し、プロジェクト学習を実践しながら卒業論文を作成します。