妻高校News
始業式4月9日(校長挨拶)
新学期、1年のスタートの日です。
始業式 校長先生よりメッセージ
令和7年度の始業式で、校長先生は新年度のスタートにあたり、「未見の我に早く出会うように、ぜひ挑戦してください」と生徒たちにエールを送りました。
小学校4年生からサッカーを始め、2回戦敗退の悔しさをバネに、朝5時からのランニングやリフティング練習、足腰の強化に取り組み、仲間と切磋琢磨しながら県大会優勝を果たしたご自身の体験を紹介。その中で「強くなれたのは、自主的に練習し、それを試す場があったから」と語りました。
教室でも、部活でも、日々の中で“試す”ことはできる。自分に課題を課して準備し、挑戦することで、日常はもっと楽しくなり、人生は変わっていくかもしれません。「未見の我」に出会うための早道は、今日からの一歩にある——そんな力強いメッセージが込められたお話でした。
4月9日(水)新任式
4月9日、本校にて令和7年度の始業式が行われました。今年度は18名の新しい先生方をお迎えし、新たなスタートを切りました。
新任式では、生徒会長・梅下のどかさんが新任の先生方に向けて、心温まる歓迎の挨拶を行いました。
「本校には3学科1コースがあり、生徒たちはそれぞれの進路目標に向けて日々努力しています」と、生徒一人ひとりの多様性と向上心に満ちた校風を紹介しながら、力強い言葉で先生方を迎え入れました。
また、西都市の魅力として西都原を紹介し、「古墳群をはじめ、春は桜や菜の花、秋には一面のコスモスが咲き誇る場所。自然の中からエネルギーをもらえる、とても素敵なスポットです」と話し、地域の美しさとともに、新たな日々への期待を語りました。
最後に「これからお世話になります。たくさんの思い出を一緒に作っていきましょう」と結び、学校全体が新しいスタートを心から歓迎していることが伝わる挨拶となりました。
これから始まる一年が、生徒・教職員にとって実りある素晴らしいものとなりますように。
3月28日奨学金授与式
令和6年度「妻高夢応援奨学金」授与式を開催しました
3月28日、本校校長室にて「妻高夢応援奨学金」の授与式が行われました。
この奨学金は、宮崎県立妻高等学校創立100周年記念事業の一環として聖陵会により設立され、優秀な成績を収め、進学を果たした卒業生に対して贈られるものです。ふるさと納税クラウドファンディングを通じた寄附金を原資とし、令和4年度から令和13年度までの10年間にわたり運用されます。
本年度は、普通科(文理科学コースを含む)から3名、福祉科から1名、情報ビジネスフロンティア科から1名、計5名の卒業生が選出され、それぞれに10万円の奨学金が贈られました。
授与式では、聖陵会会長より奨学生一人ひとりに奨学金が手渡され、「皆さんの努力が認められた証です。これからも夢に向かって挑戦し続けてください」と激励の言葉が送られました。また、代表生徒が「支えてくださった先生方やご家族、地域の皆様への感謝の気持ちを忘れず、これからの大学生活でも努力を続けていきます」と決意を述べました。
本校は今後も、生徒一人ひとりの夢の実現を支援し、地域とともに発展してまいります。奨学生の皆さんのこれからの活躍を心より期待しています!
【奨学生一覧】
1普通科文理科学コース:松本 彩良(まつもと さら)(3年1組)
進学先:宮崎大学 農学部 農学科 応用生命化学コース
推薦理由:学業成績が極めて優秀であり、英語ディベート部の活動やボランティア活動に積極的に取り組んだ。
2普通科:竹田 羽那(たけだ はな)(3年2組)
進学先:宮崎大学 教育学部 学校教育―小中一貫教育<小学校主免>
推薦理由:生徒会役員や学級委員長としてリーダーシップを発揮し、学業にも熱心に取り組んだ。
3普通科:秋山 ななみ(あきやま ななみ)(3年3組)
進学先:宮崎大学 農学部 農学科
推薦理由:学業成績が優秀であり、写真部や合唱部の活動にも熱心に取り組んだ。英語学習にも努力し、英検2級を取得。
4福祉科: 前田 真央(まえだ まお)(3年6組)
進学先:九州医療科学大学 臨床心理学部 臨床心理学科
推薦理由:学業成績が極めて優秀であり、ボランティア活動や介護技術コンテストにも積極的に参加し、リーダーとして活躍した。
5情報ビジネスフロンティア科:日比 花音(ひび かのん)(3年7組)
進学先:大分大学 経済学部 総合経済学科
推薦理由:日商簿記2級に合格するなど学業成績が優秀であり、地域活性イベントの企画運営やボランティア活動にも尽力した。
授与式では、聖陵会の代表より「本奨学金が皆さんの今後の学びを支える一助となり、卒業後も夢に向かって邁進してほしい」との激励の言葉が贈られました。奨学生たちは、それぞれの決意を述べ、これからの新たなステージに向けて意気込みを語ってくれました。
(3/19)進路ガイダンス
令和7年度 進路ガイダンスの実施報告
令和7年3月19日(水)、本校体育館、1年生教室にて1,2学年対象の「生徒・保護者合同進路ガイダンス」が実施されました。このガイダンスは、進路選択を控えた生徒とその保護者に向けて、各種学校や企業の情報を提供し、進路決定に向けた重要な一歩をサポートするためのものです。
当日は、普通科総合コース選択者、福祉科、情報ビジネスフロンティア科の生徒と保護者が参加し、各企業や学校のブースを回り、具体的な進路情報を収集しました。参加者は、学校別や企業別の分科会に分かれて、希望する進路に関する詳細な説明を受けることができました。
進行スケジュール:
14:15~14:35 企業・学校別分科会(第1部)
14:45~15:05 企業・学校別分科会(第2部)
15:15~15:35 企業・学校別分科会(第3部)
参加者の皆様は、熱心に説明を聞き、質問をするなど、進路に対する関心の高さがうかがえました。保護者の方々も積極的に情報を収集し、お子様の進路選択をサポートするための大切な時間となったことと思います。
当日の様子
ガイダンス終了後も、参加者の皆様からは「非常に有益な情報を得ることができた」「進路選択に対する不安が少し解消された」といった感想をいただきました。進路選択は一生に一度の重要な決断ですので、今後も生徒一人ひとりが自分に合った進路を選べるよう、引き続きサポートしてまいります。
(3/21)3学期終業式
3学期終業式 校長先生挨拶
校長先生からも力強いメッセージがありました。校長先生は、「就職だから勉強しなくていい」「推薦だから学力をつけなくていい」といった考え方ではなく、どのような進路を選ぶにしても、自分の力をつけるために資格取得や学力向上に努めることの重要性を強調されました。これからの人生で自分を支える力となるのは、どんな場面でも通用する能力や努力の積み重ねであることを、改めて教えていただきました。
皆さんも、今後の進路に向けて、今の努力を無駄にせず、さらに成長し続けてください。校長先生の言葉を胸に、これからの挑戦に向けて一層の努力を続けていきましょう。