日誌

附属中のできごと

第3回理数科生集会

 令和6年3月13日(水)第3回理数科生集会が義友会館で行われました。大学合格をかちとった卒業生6名に、体験発表を行ってもらいました。在校生が、進路イメージを明確にし、学習に対する意識を高めてもらう目的で、毎年この時期に行っています。(HP上では附属中生出身の3名を紹介します)

附属中生出身の横山萌乃香さんは、授業と英作文に力を入れていたそうです。毎朝1時間、物理を勉強することを習慣づけていたとの話には驚かされました。日常生活のあらゆることに対して、ポジティブシンキングを心掛け、心身ともに合格に向けて対策をしていたようです。松元菜々美さんも授業の理解に努めることにしたと一番最初に話してくれました。難しい分野のところだけ少し予習をし、予習に費やす時間が少ない分、授業中に理解することを大切にしたと強調していました。1つでも自分の自信のある教科をつくることというアドバイスもくれました。別府紗衣さんは、志望校をよく考えて決めること、自分の行きたい大学をしっかり決めることを教えてくれました。共通テストでは過去最高得点をとり、チャレンジしたようで、志望校を変えずに頑張ってよかったと笑顔で話してくれました。先輩方からの熱い思いに3Aの生徒たちも頷きながら聞いていました。卒業生の皆さん、ありがとうございました。

   

3年生、国語の特別授業を受ける

3月12日(火)5時間目3年生松田義信先生の特別授業を受けました。松田先生は、かつて本校に勤務されていた国語の大家で、篠田校長先生の恩師に当たられます。授業に当たっては、前もって資料を準備してくださっていました。「やまとびとの声を聞く、日本語の心を尋ねて」と題された授業で、日本語の「音」について、その成り立ちや繋がりを、身近な言葉を例に示されながら話してくださいました。普段何気なく使っていることばたちの、奥深さを垣間見ることができたのではないでしょうか。松田先生、お忙しい中、特別授業をありがとうございました。

 

高校1年6組(附属中11期生)と3年A組の「語る会」開かれる

3月12日(火)3時間目に、昨年度の附属中卒業生である高校1年6組生徒(附属中11期生)と、3年生徒(附属中12期生)「語る会」が開かれました。この会は、昨年度初めて開かれました。中学校を卒業して高校理数科生活を1年経験した先輩たちが、考えたこと、学んだこと、成長したこと、後悔したことなどを、高校進学を控えた中学3年生に率直に語ってもらい、中学生からも聞きたいこと、不安なことなど質問し、互いにしっかりと自分を見つめ直し、今後につなげていこう、という取り組みです。中学3年生にとっては、すぐ上の先輩たちの身近な経験ですので、大変ためになりますし、高校1年生にとっても、高校に上がったばかりの新鮮な気持ちを思いだし、この1年間がどうだったのか、振り返り整理して、また新たな気持ちで次に進んでいくきっかけになります。最初に4人の高校生(久保ひびきさん、内村颯希さん、丸田幸果さん、友安航也さん)がそれぞれの経験や3年生に向けての助言などを全体に話してくれました。毎日の課題を学校で済ませて自分の時間を生み出す、スマートフォンと上手につきあう、提出物をしっかり出す、授業をしっかり聞き、その場で理解をする努力をする、モチベーションを上げる方法、自分の目標をもつ、ともに歩める仲間をもつ、ボランティアの関わり方、この人に負けるなら仕方がないと思われるような人になる、最初に言われたことを続ける等々。どの話も具体的で、納得できるものばかりでした。続いて、4~5名の中高生混在のグループとなり、高校生がイニシアティブをとりながら、座談会を行いました。中高生共に活き活きと話をしたり質問したりと、交流を深めていました。中高一貫校でなければこのような機会はなかなか得られません。3年生にとってとてもよい学びになりました。1年6組の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

3月11日~1・2年生の参観日、そして

3月11日(月)1・2年生の参観日がありました。年度の最後の参観日には、1・2年生は、生徒と保護者共にそれぞれ講話を聞くことになっています。1年生は、ベネッセコーポレーションの方から、1月末に初めて受検した学力推移調査の結果を見方も含めたこれからの進路について、どのようなことを考え、目指していけばいいか、というお話をしていただきました。2年生は、高校の進路部長の先生が、高校生の学習や進路について、どのようなことを知って、どう考え、進学していくのか、といったこをと分かりやすく話してくださいました。それぞれの学年、進級を控え、また気持ちを新たに自分自身を見つめ、未来に向けて考えるよい機会となりました。お話をしてくださった方々、お忙しい中、貴重な学びをありがとうございました。その後、1・2年それぞれ学級懇談が行われ、1年間を振り返って学級の状況やこれからについての話がありました。お忙しい中ご出席くださり、ありがとうございました。

最後にもう一つ。3月11日は、祈りの日でもありました。14時46分。本校でも全校で黙祷を行いました。東日本大震災から13年。今も様々な災害で苦しむ人々が多くいる日本です。忘れてはならない日の一つとして心に刻み、自分事として考える日でありたいと思います。

お弁当の日

3月8日(金)「お弁当の日」でした。附属中の昼食は毎日お弁当ですが、年に1回設定しているお弁当の日には自分で無理のないコースを選んで、自分でお弁当をつくるチャレンジをしています。コースは①パーフェクトコース(献立、買い出し、調理、詰める、片付けるのすべてを自分で行う)②ふれあいコース(献立から片付けまで家族に手伝ってもらいながら、一緒に行う)③一品コース(おかずを一品作り、片付けをする)の3つです。

昼食時間に教室を覗いてみると・・・「トトロの形を作りました!」「オムライスを作りました!」「サンドイッチを作りました!」と早起きして作ったお弁当の数々が。みなさんがどのコースにチャレンジしたのかは、後日提出してもらうワークシートで確認したいと思います。お弁当を作ることで、食に対する関心を持ち、日頃作ってくれている家族に感謝の気持ちを持つことができたのではないでしょうか。