日誌

附属中のできごと

中学高校部活動紹介~90秒チャレンジ!

多くの変化の時期を迎えている本校ですが、今年度初めての取り組みは高校の部活動紹介のときに中学校も参加するということ。4月12日(金)5時間目「部活動紹介 90秒チャレンジ!」が行われました。中高併せると38の部活動の紹介となりますので、一つの部活動にあたえられる時間はわずか90秒!進行役を務めた生徒会長が「90秒経つと強制退場となります。」と伝えて、中学校単独で行っている部活動から始まりました。最初に走って舞台に上がってきたのはサイエンス部で、ロボットの紹介など行いました。続いて男子テニス部。有名なアニメになぞらえて、楽しく紹介しました。女子テニス部・バドミントン部は、どんな活動をしているか具体的に伝えました。その後、多くの高校の部活動が歌を披露したり、パフォーマンスで盛り上げたり、実際に練習の一部を見せたり、服装でアピールしたり、入場を工夫したり、映像を使ったりとさまざまな工夫で紹介を重ねていきました。その中で美術部・書道部・吹奏楽部・男子バスケットボール部・女子バスケットボール部の紹介では、中学生が高校生と一緒に並んでアピールに加わったり、演奏したりしていて、高校生の先輩方に支えられながら頑張っている姿を、大変うれしく感じました。中学1年生は、清泉会対面式に続いて高校の部活動についても知ることができ、中高一貫校として「中学校のその先」を身近に感じることができたのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

1年生、交通安全教室で学ぶ

本校進学に伴い、1年生は小学校までと違って遠距離を通学しなければならない人が多くいます。本校では入学してできるだけ早い時期に交通安全教室を実施しています。本年度も、4月12日(金)4時間目の学活の時間に、1年生対象に交通安全教室が行われました。最初に自転車置き場に全員で行き、付近の道路で気を付ける場所の説明を受け、ステッカーを貼りました。教室に帰って、映像資料で自転車での運転について学び、そのあとグループワークを行いました。内容は、自転車にかかわる交通標識を見分けるもの。見慣れているはずの標識ですが、いざ考えると迷うものもありました。交通安全を守ることは、命を守ることです。安全・安心に毎日を過ごせるよう、交通安全に気を付けて生活しましょう。

 

 

 

清泉会対面式がありました

4月12日(金)3時間目清泉会対面式が行われました。先に義友会館に整列した2・3年生が、入場してきた1年生を拍手で迎えました。最初に清泉会紹介を清泉会執行部の各委員長が行いました。それぞれの委員会活動内容や係についてコンパクトに分かりやすく説明を行いました。続いて、部活動紹介が行われました。実は2・3年生は昨年度末に最初の打ち合わせがあってからこの日まで、どのような発表にするか一生懸命考えてきました。美術部は絵の上達の度合を実際の絵で示しました。サイエンス部は、実際作ったロボットを試運転して見せました。バドミントン部は、試合着や練習着の様々を示し、練習の様子も見せました。女子テニス部は、演劇仕立てで振り付けもありぜひテニス部へと勧誘しました。吹奏楽部は、映像を交えながら高校生と一緒に活動できるよさを紹介しました。男子テニス部は、お笑い仕立てで話す二人の話に合わせてさまざまな振りをつけて紹介しました。男子バスケットボール部は、部員の仲のよさや高校生と一緒の練習などを紹介しました。書道部は、実際の作品や映像で書道パフォーマンスの作品を見せ、活動の充実ぶりを紹介しました。女子バスケットボール部は試合着や練習着を実際に着て前に立ち、初心者でも大丈夫と呼びかけました。どの部も例年にも増して工夫しており、素晴らしい発表でした。1年生は、それぞれの部活動への意欲や興味関心が大変高まったのではないかと思います。今回の対面式に向けて、清泉会執行部を中心に一生懸命準備しました。当日朝も早く登校し、リハーサルを行っていました。執行部の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

第1回理数科生集会開かれる

4月12日(金)1時間目第1回理数科生集会が開かれました。中学3年生は、この理数科生集会をはじめ、理数科講演会や課題研究発表会・学習会など、理数科や高校の行事に年間を通じで何回も参加する機会を設けられています。理数科での学習、高校生活、さらにその先の大学生活について早くから学ぶ機会を得られる、中高一貫校ならではのよさといえます。この日は、3年生からのメッセージ、中学3年・1年・2年の代表者の目標発表、2年生・3年生による昨年度の活動報告という内容で実施されました。最初に高校3年生2人は、時間の使い方や勉強面でのアドバイス、文武連動、積極的に挑戦することの大切さなど大切なことを話してくださいました。「忙しいからを理由や言い訳にしない」「スマホとの向き合い方」「模試の復習の大切さ」「隙間時間の有効活用」など、具体的ですぐ役立ちそうなことばかりでした。中学3年生代表新増淳さんで、昨年度までに悔しい思いをした挑戦について語り、これから未来を見つめて今できる努力をしていきたい、と堂々と発表しました。高校1年生は、SSHでの学びに期待を膨らませ、自主的な学習や部活動との両立、係活動への意欲などを新鮮な様子で話し、高校2年生は、自分自身の今までの生活や弱点を振り返り「勉強中心の生活をする」ということを決め、自分の中で割合を決めながら、抱く不安も「自分を見つめられている証拠」とポジティブに捉えて努力していきたいと決意を込めて話してくれました。その後、理数探究基礎、理数科での行事、留学体験や、課題研究などについて、何が行われるのか、どのように体験に向かい、どんなことが得られたか、5人の高2高3の先輩方が話してくださいました。今回の集会で発表をしてくれた高校生には附属中出身の先輩方が多くいました。2年後、3年後の姿を体感することができたのではなでしょうか。中学3年生は、理数科0学年生とも言えます。残された中学生活の1年間、先を見つめながら努力していきましょう。

 

 

 

FITS~Fresh Izumigaoka Training System~でサポート

毎年度恒例、2年生による新1年生へのサポートシステムである「FITS」が、今年度も4月12日(金)1・2時間目に実施されました。FITSとは、「Fresh Izumigaoka Training System」の四つの単語の頭文字をとった名前です。単語のfitには「適応する」という意味もあるため、新1年生が早く学校に慣れることができるように、という意味も込められています。このサポートシステムは、薩摩藩(江戸時代の都城は薩摩藩島津氏の領地でした)に伝統として受け継がれていた「郷中教育」(6歳~25歳くらいの若者が互いに協力して学んだり鍛錬したりする教育)の流れをくむものでもあります。新1年生の入学を心待ちにしていた2年生は、前日にしっかりと打ち合わせをし、この日を迎えました。1・2年生合同で12班に分かれ、自己紹介から始まり、学習面について、生活面についてなど、さまざまなことを確認していきました。最初は緊張気味の人もいましたが、少しずつ笑い声も聞かれ、和やかに進んでいきます。後半は校内案内で、広い泉ヶ丘の校舎を案内し、それぞれに場所について説明していました。2年生、先輩らしい姿が見られ頼もしく感じました。1年生、少しでも早く学校に慣れ、楽しい泉ヶ丘生活を送ってほしいと思います。