日誌

附属中のできごと

1・3年生の総合的な学習の時間

6月18日(水)6・7時間目の総合的な学習の時間は、1年生キャリア探究・「福祉体験学習」のまとめ・発表に向けての準備を、3年生があと2ヶ月余りに迫った、自然科学探究・「論文提出」に向けての積み上げを、それぞれ進めました。1年生は「地域福祉」「減災」「高齢者疑似体験」「聴覚障がい、聴覚障がいに関わるコミュニケーション」など、これまで体験したことから問いを立て、「自分たちにできること」を班ごとにまとめていました。3年生は8,000字という論文完成に向けて、まだまだ道半ばで、字数が足りない人がほとんど。学校での総合的な学習の時間を有効に使いながら、残された2ヶ月でどう完成に近づけていくか、計画的に進めていく必要があります。どちらの学年も、真剣に取り組んでいました。

 

 

2年生が企業探訪・大学探訪に行きました

6月18日(水)2年生は、総合的な学習の時間・キャリア探究「企業探訪・大学探訪」に臨みました。9時半にバスに乗り込み15分ほど走り、訪れたのは、「霧島酒造」です。最初に全体にお話がありました。「霧島酒造」と言えば、宮崎県はもとより全国・世界に名を轟かせている企業です。会社の理念や仕事内容、世に送り出している製品についてなど、映像も交えながら分かりやすく説明していただきました。説明の後には工場見学がありました。焼酎等の製造工程を見学しました。清潔な大規模な工場で、様々な工程を経て製品ができあがるのがよく分かりました。最後に生徒を代表して永田佳翔さんがお礼の言葉を述べました。再びバスに乗り込み、一路宮崎へ。宮崎大学医学部に到着して、まずお昼ご飯を食べました。それからいよいよ「宮崎大学医学部」探訪です。最初に解剖学講座として澤口朗先生の講義を受けました。解剖学が医学の基礎であることを、順序立てて分かりやすく話してくださり、生徒も集中して学んでいました。続いて格納庫にみんなで移動すると、なんとドクターヘリが飛んできて、着陸しました!生徒たちは驚きながらヘリを見つめていました。驚きの表情の生徒たちを前に、救命救急センター長落合秀信先生がドクターヘリ・ドクターカーについて説明をしてくださいました。そして、実際に乗せていただきました。生徒たちはとても興味深くいろいろなところを見て感動していました。将来、医療関係をめざす生徒も多い本校です。こうやって様々な力を合わせ、努力し、医療そして命が支えられていることを学ぶことができました。最後に、生徒を代表して米満綾嶺さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、今回の企業探訪・大学探訪を受け入れていただき、丁寧な説明・対応をしてくださいました、霧島酒造の方々、宮崎大学医学部の方々に心からお礼申し上げます。今回の経験は、生徒ひとりひとりの今後の学校生活や人生で大きな糧となっていくことでしょう。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

テスト前のファミリー学習会

6月17日(火)7時間目SET(Self Education Time)は、今年度からスタートした泉ヶ丘ファミリーごとに分かれて学習会を行いました。本校は来週半ばに今年度最初の定期テストが行われます。6月4日(水)にはテスト範囲も配られていますので、それぞれテストに向けての勉強を計画的に進めていることと思います。1年生は今回初めての定期テストになりますので、ファミリーの先輩達の勉強に取り組む姿を参考にしましょう。また、2・3年生も、下級生の頑張りに刺激を受ける人もいるのではないでしょうか。教室を回ってみると、それぞれ集中して勉強に取り組んだり、分からないところを教え合ったり、先生に質問したりしていました。

 

 

第1回学校説明会~多くの参加、ありがとうございました!

朝から曇り空、ときどき雨もざーっと降る、足下の悪い中でしたが、6月14日(土)午後、本校の第1回学校説明会が行われました。本校の生徒たちは午前中から会場準備を一生懸命行いました。全体会場を1年生が、分科会場を2・3年生が設営し、周辺の清掃まで心を配りました。どの場所でも何かする仕事はないか、と活き活きと動く生徒たちを見ていると、小学生の皆さんや保護者の皆さんが来てくださるのを心待ちにしているのが伝わってきました。会場準備が整うと、最終リハーサルなどを行い、昼食を済ませて、午後の時間を待ちました。 

12時半くらいから各会場に生徒たちがスタンバイを始め、13:00にいよいよ受付が始まりました。受付や案内をするのは1年生の生徒たちです。昨年まで小学生だったとは思えないくらい、しっかりと対応していました。13:301年生広報委員中島瑛都さん、日高由希菜さんの司会で会が始まりました。最初に校長先生から、「道草をしてみる楽しさ」「様々な体験をし、未来を広げる」といった泉ヶ丘のすばらしさについてお話がありました。全体会では、最初に2年生広報委員大浜凜桜さん、吉村颯馬さん「泉附ガイダンス」を行いました。泉ヶ丘の目標であったり、めざすもの、特徴ある授業、進路などについての説明を分かりやすく紹介しました。続いて今年度初めて取り組んだ「パネルディスカッション」です。中1・黒木要さん、中2・北村隼人さん、中3・小山田安里さん、高1・新増淳さん、高2・天本紡希さん、高3・久保ひびきさん、中3保護者の萬壽様、井手様の8人のパネリストと、進行の3年広報委員・長安祐樹さん、吉岡果胡さんで話が進んでいきました。五つの柱を立て、「泉ヶ丘とは」「受検について」「入学後の生活」「保護者への質問」「まとめ」の流れで、パネリスト全員が積極的に自分の体験を自分の言葉で話してくれました。また、保護者の方々も、保護者の視点で見た生徒たちの様子や成長を語っていただきました。生徒は中1から高3まで全ての学年がそろっていましたので、成長していく姿も垣間見られたのではないかと思います。続いて分科会が行われました。10の分科会に分かれていただき、各分科会場に1年~3年が揃って、会を進めていきました。3年生が進行を担い、2年生が泉ヶ丘附属中についてプレゼンテーションをし、その後座談会が行われました。2年生渾身のプレゼンテーションは、事後のアンケートでも高い評価をいただきました。また、座談会は分科会場によって工夫したスタイルで行われました。全体で進めていくところあり、少人数に分かれるところあり、急遽パネルディスカッション形式で行ったところあり。場の雰囲気を盛り上げるために工夫したアイスブレイクを用意していたところもありました。そして、閉会行事が行われ、今回の説明会は終了しました。足下の悪い中、参加くださいました小学生の皆さん、そのご家族の皆さん、本当にありがとうございました。泉ヶ丘について、附属中について、少しでも理解いただけましたらたいへん嬉しく思います。附属中の生徒たち、そして高校生たち、職員一同、皆さんをお迎えしてこの会ができましたことを心から感謝しております。ありがとうございました。また、秋には第2回学校説明会を予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

※ 今回の学校説明会の様子をMRTが取材に来てくださいました。しばらくしたら「みらい・みやざき まなび隊」で放送予定ということです。

  

防災避難訓練がありました

6月13日(金)6時間目の学活の途中に、いきなり地震の警報音が泉ヶ丘全体に流れました。この日、本年度の防災避難訓練が実施されたのです。事前に知らせずに実施したため、とても驚いた生徒もいました。途中で「訓練です。」という放送も入りましたが、全校生徒真剣な態度で訓練に臨んでいました。今回は、最初に地震が起こり、それに伴って火災も発生し、避難する、という形での実施でした。1年生は、火災に備えてみんなハンカチなどで口を押さえて避難しました。2年生は、地震の揺れに備え、頭を守るものをかざしながら避難しました。3年生は、頭を守るものをかざしている人が多かったようですが、中には口もハンカチで押さえながら頭を守ってこの日の集合場所は、雨の予報を受けて体育館でしたが、中高生とも、大変静かにしっかりと行動していました。今回は学活の時間で、みんな一緒にいましたが、授業によっては別の教室に分かれている場合もあります。また、学校ではないところ、例えば登下校中に災害が起こる場合もあります。災害の多い日本。もしも、の場合にどう行動するか、どう避難するか、常に考えておくことが大切です。