日誌

附属中のできごと

地球さんご賞2023 第2回九州・沖縄地区表彰式

2月24日(土)福岡県八女市地球さんご賞2023 第2回九州・沖縄地区表彰式が行われました。本校から1年生の重留悠吾さんと、3年生の松山柚乃花さんが夏休みの国語の課題で書いた作文が高く評価され、表彰式に招待されました。重留さんは「僕には見えない世界」と題した作文で九州地区大賞、松山さんは「Water of Africa」と題した作文で九州地区奨励賞での表彰で、大賞の重留さんは代表で作文発表を行いました。この地球さんご賞というコンクールは、人間がもつ三つの能力(見る・考える・行動する)で五つの地球環境問題(温暖化・海洋・水質・大気・森林)に向かい合う「3×5賞」という賞です。地球の大切な環境を守っていきたいという気持ちが込められた、よい作品となっていました。受賞、おめでとうございます。

1・2年生の自然科学探究(SKT)発表会の後半が行われました

2月26日(月)6・7時間目に、22日(木)に行われた1年生と2年生の自然科学探究(SKT)発表会の後半が行われました。前半20人の発表は、1年生は夏までの研究で出た新たな疑問に対して仮説を立て、追加実験や調査に取り組んだうえでまとめた、それぞれの個性が光る発表となりました。2年生は、中間発表ですので、新たな疑問がわいてきたところを、これからどのような方向性をもって研究していくのか、未来に繫がる発表となっていました。さて、今日の後半20人。前回発表した人たちから学ぶことも多かった人もいると思います。今回も、どの生徒も現在の自分の到達点をしっかりと発表できていました。1年生はこれでいったんテーマを終了し、2年生になったら新たなテーマで研究することになります。2年生は、3年生になったらまとめの段階に入っていきます。常に探究心をもち、これからも努力していきましょう。前回・今回とも多くの保護者の方が参観に来てくださいました。お忙しい中、ありがとうございました。

 

 

 

 

自然科学探究(SKT)~卒論発表会・発表会

附属中では、2月21日(水)に学年末テストが終わり、翌2月22日(木)午後2時間を使って、3年生自然科学探究探究基礎Ⅱ「卒論発表会」が、2年生自然科学探究探究基礎Ⅱ「中間発表会」(前半20名)が、1年生自然科学探究探究基礎Ⅰ「発表会」(前半20名)が、それぞれ行われました。場所は1・2年は教室、3年は教室・技術室・図書館の3箇所での実施です。特に3年生は、この日が附属中での最後の参観・学級懇談の日を兼ねていて、多くの保護者にも発表を見ていただくことができました。1・2年は参観日の設定はないのですが、生徒個々の発表の時間帯を前もってお知らせしており、自由に参観いただきました。1年生は、前回都泉祭で発表を行った研究を更に深めてまとめた内容での発表です。夏休み明けの発表となった都泉祭での発表から5ヶ月余り経過した1年生は、2学期から冬休みにかけて追加実験・調査・研究を行い、課題設定から仮説、検証、結果、考察、まとめという一連の研究の流れを学びながら1年間の研究成果を発表しました。初めての発表であった都泉祭のときの発表に比べて、研究内容・プレゼンテーション力もずいぶん成長できていました。2年生は2年生~3年生の2年間で研究し卒論にまとめていく研究の、最初の1年間の研究内容を中間発表しました。1年生のときの研究とは違い、今度は2年間かけての研究ですし、最後の卒論は8000字を目安としたものとなります。それぞれ進度に違いはありますが、現時点での進行状況を確かめ、次へと進めていくステップとしてよい機会となりました。3年生はこれが附属中学校での自然科学探究の総まとめとなる発表です。附属中での3年間の学びで、研究に向かう様々な力を身に付けてきました。テーマ、そして追究過程も、プレゼンテーションの仕方も、厚みのあるすばらしい発表が多く見られました。今後、3年生、1年生については優秀者が選ばれ、表彰を受けます。優秀者の発表を附属中全生徒で聞く機会も、3月8日(金)に予定されています。

  

 

 

 

令和5年度都城市教育委員会精励賞の表彰式

令和6年2月20日(火)の都城総合文化ホール「令和5年度都城市教育委員会精励賞」の表彰式が行われました。都城市教育委員会が、毎年小・中学校における児童生徒の模範となる行い、及び技術又は芸術文化の分野において顕著な業績のあった児童生徒を称える「教育委員会精励賞」を制定しています。本校からは、3Aの西畑宗一郎さんが表彰されました。西畑さんは、令和4年度「科学の甲子園ジュニア」県大会において筆記競技の部1位、実技競技の部1位でかちとった総合優勝にキャプテンとして大きく貢献し、全国大会に出場しました。さらに、全国大会では姫路市長総合成績第4位という輝かしい成績も収めました。また、「お菓子のちから作文コンテスト」に応募し、全国29,000点の応募の中から上位10位以内の優秀賞に選ばれ、冊子及びHPに掲載されました。明るい性格で、3学期始業式で代表として発表した際には、座右の銘としているフランス劇作家のサミュエル・ベケットの言葉を引用しながら、堂々と発表できていました。今後も、目標や夢をもって大きく突き進んでほしいと思います。

   

JICAエッセイコンテストで表彰

2月19日(月)に夏休みの国語の作文課題として「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2023」に応募した3年冨吉創太さんが、「独立行政法人国際協力機構九州センター所長賞」を受賞し、学校で表彰が行われました。今年度のコンテストのテーマは「地球に生きる私たち~未来へつなげるために~」。冨吉さんは、昨年度清泉会を中心に附属中学校全体で取り組んだ、FAST RETAILING社(UNIQLO・GU等の会社)の「服のチカラプロジェクト」に関わる中で、頑張ったこと、感じたこと、考えたことを作文に綴りました。昨年度特別委員会として立ち上げていた、服のチカラプロジェクト実行委員会のメンバーの一人として活動したことは、ひとつの挑戦であり、それが冨吉さんの力をさらに伸ばすきっかけとなりました。当日はJICAの宮崎支部から西村様がおいでくださり、表彰を行ってくださいました。