日誌

附属中のできごと

図書館オリエンテーションがありました

泉附の生徒たちは、何と二つの図書館を常時利用できます。一つは1年生教室のすぐ傍にある「中学校図書館」。もう一つは、正門と義友会館の間にある「高等学校図書館」。この二つの図書館の利用の仕方を中心に、4月21日(水)5時間目の国語の時間に、1年生対象の「図書館オリエンテーション」を行いました。その時間は、高校図書館に常駐していらっしゃる学校司書の先生が授業に来てくださって、さまざまな説明をしてくださいました。はじめに中学校図書館で、1年生の図書委員の江口颯馬さん上村陽希さんから貸し借りの仕方について説明を受けました。次に高等学校図書館に移動して司書の先生の話を聞きました。説明が終わったら、早速本を探して借りていました。あいにくの雨の中でしたが、授業が終わったら、借りた本を大事そうに手にして教室へと急いでいました。

中学生活、そして高校生活で、たくさん本を読みましょう。自分の中に「知の宝庫」を作りましょう。

 

 

日常の風景~「英語」を楽しむ

4月初めの慌ただしさもやや落ち着き、日々の授業が進められている泉附。1年生の教室からは賑やかな笑い声。ちょっとのぞいてみると、「C-time」という本校ならではの授業の最中でした。英語の先生とALTの二人で行っている英語のコミュニケーション能力やディスカッション能力を高めようという授業です。決まったアルファベットから始まる単語をどんどん発表しています。班で意見交換しながらとても楽しそうです。2年生・3年生の英語の授業でも、中学・高校の先生と二人T・Tもしくは少人数授業の形で行われていて、とても充実しています。通りかかったときは、ちょうど2年生の授業が行われていて、テレビ画面に示された質問に、みんなで答えていくという、楽しそうな授業の最中でした。

職員室に戻ってくる途中、新聞コーナーの前を通りました。毎日、1年から3年までの国語の係が輪番で設置してくれています。そして、自習ができる2階の広い渡り廊下には、そっと鉢植えの花が置かれていました。中学生もよく利用する自習コーナー。勉強の癒やしになると思います。

 

 

専心オリエンテーションがありました

4月13日(水)6時間目終了後「専心オリエンテーション」がありました。「専心」とは清掃活動のことです。

泉ヶ丘の校舎・敷地はとても広いです。その場所を、中学生・高校生と分担して毎日10分間清掃します。「専心=心を専ら(もっぱら)にする」つまり、その10分間は清掃に打ち込む時間、ということです。集中して毎日清掃に取り組める附属中生であってほしいと思います。

オリエンテーションでは、各清掃区域に分かれて、責任者や手順を確認し、初めての専心活動に取り組みました。これから毎日取り組んでいきます。その場所も、自分の心も磨きましょう。

 

 

第1回清泉会集会が行われました

4月13日(水)3時間目に、第1回清泉会集会が行われました。コロナ禍前は入学式直後に「対面式」が行われ、新入生と在校生の顔合わせが早めに行われていたのですが、最近はこの「第1回清泉会集会」が、全体としては初顔合わせとなります。

会場の義友会館に2・3年生は先に整列し、並んで入場してきた1年生を拍手で迎えました。三つの学年がそろって、いよいよ本年度の清泉会の始まりです。最初に「清泉会」とはどのような組織か、1年生に紹介しました。執行部のメンバーが、それぞれポイントを押さえて上手に説明していきました。各清泉会がどのようなことを目標として、何を具体的に取り組んでいるのか、よく分かったと思います。

続いて部活動紹介が行われました。実はこのために昨年度末から少しずつ準備を進めてきました。美術部から始まって、最後のバドミントン部まで、各部工夫を凝らして紹介を行っていました。実演あり、楽しく場を盛り上げるものあり、作品提示ありと、大変楽しく興味を引く紹介ばかりでした。各部で進行を務めた人(キャプテンが多かったようです)も、なかなか話術が巧みで、さすが泉ヶ丘附属中生と感じたところでした。先輩たちの思いは1年生の心にもしっかりと届いたと思います。

第1回清泉会集会の様子を見て、これからの生徒たちの清泉会活動がどのように展開していくのか、とても楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

 

FITSが行われました

「FITS」とはいったい何?と思われる方が多いと思います。「FITS」は、「Fresh Izumigaoka Tranining System」の略。また、「fit」という単語には「適応する」という意味もあります。入学したばかりの新1年生に、早く学校に慣れてほしいという思いを込めた、伝統的に行われている教えのスタイルです。4月13日(水)1・2時間目に、本年度の「FITS」が行われました。

具体的には、新2年生が新1年生に、小グループに分かれて学習や生活の仕方、学校内のいろいろな場所、職員室の出入りなどを教えていく、という活動内容です。コロナ禍ということもあり、3教室に分かれて、間を取りながら、少しでも先輩後輩の交流ができ、安心して学校生活を送れるように、と工夫をしながら実施しました。

江戸時代の都城は薩摩藩・島津氏の領地でした。薩摩藩には「郷中教育」という、若者同士が互いに教え、伝え、鍛錬していく伝統的な教育があり、この「FITS」はその歴史も受け継いでいます。新2年生、新1年生に笑顔で語りかけ、一生懸命教える姿、とてもかっこよかったです。また新1年生も、真剣に話を聞く姿が清々しく感じられました。

 

 

※実施に当たっては、換気等、新型コロナウイルス感染対策を行いました。