日誌

生と死を見つめ、生きることを考える ~ 学校保健委員会

 
 7月10日(金)、熊野江小・南浦中合同で学校保健委員会を行いました。
 今回は、日向市から黒木いの代様を講師にお迎えし、「家庭・学校・地域でつくる健康な心とからだ~『限られた命』と向き合い、『生きること』のすばらしさを感じよう~」をテーマに、講話をしていただきました。

 まさか、こんなことに… 闘い、はじまる
 望みをつなぐ ありがとう、たーくん

  演題「窓の向こうの青い空」は、白血病と闘って亡くなられた息子さんと家族の記録を綴った黒木様の著書のタイトルでもあります。闘病中の翔太さんが、幾度となく病室の窓から見た風景のことだと話してくださいました。

 最後まで命を尽くした翔太さんが、私たちへ伝えたかったことは何でしょうか。

  小学生、中学生、保護者、職員それぞれの立場で、翔太さんや家族の思いに触れながら、生と死を見つめることで、自身の命と真剣に向き合うことができた1時間になりました。あらためて「今、生きていることの喜び」をかみしめ、自分の未来を大切に生き抜こうとする強い気持ちをもってくれたことでしょう。