日誌

戸惑う・えっ 何でもまねできます。 ~ 舞台芸術体験ワークショップ「パントマイム」

   6月22日(月)。文化庁から派遣された「かんじやまマイム」の方々を浦城小学校に
お迎えして、「パントマイム」を体験しました。

 パントマイムとは「何でもまねする」という意味で、実際に目の前にないものがまるで
そこにあるかのように、言葉を使わず、表情や身振り手振りだけで表現するパフォーマ
ンスのことです。現在伝わるパントマイムは、1500年ほど前にイタリアを中心にヨーロッ
パ全土を行き来する旅芸人の人々が「言葉の壁を乗り越えるため」の技法として
洗練させていったのが始まりだといわれています。

 生徒たちは自称C先生に御指導いただきながら、表情や手の出し方、体の使い方に
ついて練習しました。「嫌いな食べ物を食べた後、どんな表情や身振りをするか」「急に
狭い部屋に閉じ込められた。どうやって脱出するか。」など、与えられた状況から自分で
イメージしながらつくって表現する課題に試行錯誤を繰り返し、時々笑い声に包まれなが
ら発表することができました。

 手のひらを上に向けて、指先をピーンと張れば…  ほら、ガラスの壁のできあがり!
  見えない壁に閉じ込められ…  やっぱり前に出られない(汗)
 
  ここらでちょっと一眠り…  スヤスヤスヤ…気持ちいい
 なお今回行われたワークショップをもとにした舞台芸術鑑賞公演が、9月10日(木)の午後
から浦城小学校体育館で行われることになっています。熊野江小・浦城小の両児童、本校
生徒によるパントマイムの表現に挑戦するコーナーもあります。後日またこのホームページ
でも御案内いたします。ぜひ、足をお運びください。