日誌

学校からのお知らせ

奴踊りを伝授します

6年生の小学校生活も残り2ヶ月弱となりました。

これまで何度も踊ってきた奴踊りを、2学期から5年生に教えていますが、そろそろ最終段階です。

 

「今日は、踊りだけでなく着付けの仕方も教えましょう。」

「!」

 

 

 

  

 

浴衣の着付け!

浴衣の着方は何となく分かりますが、自分で着るのとはちょっと勝手が違います。しかし、5年生より人数が多い6年生。

「ここはこうして、たすきはここの間を通して・・・、あれっ?」

ということもありましたが、2人がかり(3人がかり)で確認し合い協力して着付けを終えることができました。

 

 

 

踊る準備ができたら、さっそく練習します。しかし、この日、6年生はあまり踊らず5年生の動きをじっとチェック。

 

一通り踊り終えたら、6年生から5年生への指導開始です。

「ここのところはもう少し、力強くぐっと押し出す感じで・・」

などと、具体的に教えていきます。 

 

練習が終わる頃には、せっかく結んでもらった5年生のたすきもちょっと緩んでしまいました。

「もっとしっかり結んだ方がよかったね。」

など、次につながるよう反省することも大切です。

 

 

「はい、今日の練習はここまで。」

浴衣をたたむのも手伝ってくれる頼りになる6年生。

 

そろそろ6年生との練習も終わりです。

5年生は、あと2回ほど奴踊り保存会の方に細かな動きや手足の向きなどを見て頂く予定です。

そして、5年生全員ではありませんが、地区内の神社(南方神社)で3月10日(日)に行われる春祭りで踊りを披露する予定です。

 

がんばれ、5年生。

 

 

 

ものの温まり方(4年理科)

4年生の理科で、「ものの温まり方」という学習があります。

 

 

子どもたちが、理科専科の先生から白い小さな粒を受け取り、さわっています。

「何だろう。おいしそうだけど、固いね。」

「これは、沸騰石と言います。やかんでお湯を沸かしたとき、ボコボコと泡が出ますよね。これから学習の中でビーカーに水を入れて温めることがあります。そのとき、急にお湯が飛び出さないようにこの小さな石の粒を入れます。」

 

 

次に渡されたのは、青い板です。

「これは、熱くなると色が変わる板です。」

それを聞いて、摩擦熱で温めようとしたのか熱心にこすり始めた子がいました。(色が変わるほどは、こすれなかったようです・・・)

 

 

一通り、実験道具に触れさせた後、使い方や注意点についての説明に入りました。子どもたちはこの時点で「早く実験したい」という気持ちでいっぱいです。

 

 

めあてなどを早く書いて、実験道具をセッティングして・・・。

 

 

この後、どんな実験結果が出たのでしょうか。

 

 

さて、後日、他の学級が次の実験に取り組んでいました。

前の時間は「金属」の温まり方でしたが、この時間は「水」の温まり方の学習です。

示温インクを入れた水を温めます。さあ、どんな変化が見られるでしょうか。

  

 

 

どのグループも変化の様子をしっかり見ながら記録を取っています。

 

 

試験管の下の方を温めたときと上の方を温めたときとでは、色の変化が劇的に違ったようです。

下の方を温めたときは、変化のスピードに

「おーっ!」

と驚きの声が聞かれました。

 

次の実験が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

給食感謝週間

1月24日から30日は「全国学校給食週間」でした。

 

 

 山之口小学校では1月22日から26日を「給食感謝週間」として、様々な取組をしました。

 給食時間の放送では、保健室の先生から給食の歴史の話を聞いたり、山之口学校給食センターの栄養士の先生の話を聞いたり、図書館サポーターの先生による給食に関係する本の読み聞かせを聞いたりしました。

また、保健給食委員会の児童がアンケートを取ってまとめた、各学級の「好きな給食メニューランキング」の発表もありました。全学年で唯一ランクインしたのが「からあげ」でした。給食でからあげが出る日が楽しみですね

 

 

 

 

児童玄関前の壁には、給食に関する掲示物が登場し、児童が一生懸命読む光景も見られました。

         

 

              

 

山之口小の給食に関わる皆さんに感謝の気持ちを表すために、各学級で寄せ書きを作成しました。

 

 

 

この日は、4年生の代表の児童が、山之口学校給食センターの方に寄せ書きを渡しました。

笑顔で受け取っていただき、山之口小の児童の「いつもおいしい給食ありがとうございます。」という気持ちが伝わったと思います。

 

  

 

 

給食感謝週間を通して、あたたかくておいしい給食が毎日食べられる幸せを改めて感じました。

これからも、給食への感謝の気持ちを忘れずにいたいなと思いました。

                        

1年 国語

1年生が学習していた国語の内容が面白かったので、ご紹介します。

 

 

1年生も入学して10ヶ月も経つと、カタカナまで随分上手に書けるようになっています。

 

 

さて、この時間は、「ことばを見つけよう」という学習です。

教科書を見ると、「かばんの中には、かばがいる。」とあります。なるほど、「かばん」という言葉の中に確かに「かば」という文字(言葉)が含まれています。こんな感じで、「はちまき」の中には何がかくれているかな・・・と探し出す、クイズみたいな問題です。

 

 

 

やり方が分かった子どもたちは、頭をひねりながら熱心に問題を解いていきます。そのうち、

「せんせい、できました。」

という声があちこちから聞こえてきました。

 

 

「それでは、発表したい人は手を挙げてください。」

「はい! 『ぶたい』の中には『たい』がいます。みなさん、どうですか。」

「わかりました。」

「『ぶたい』の中には、『ぶた』もいます。」

「あー、そうかー。」

と、ここまではよかったのですが・・・。

 

「『いわし』の中には、『わし』がいます。」

「わかりました。」

「『いわし』の中には、『いわ』もいます。」

ときたとき、

「?」

「何かおかしい・・・。」

「『いわ』がいるって・・・。」

 

 

「ちょっと、近くの人と相談してみてください。」

「『いわがいる』って言うかな。」

「いわは『ある』じゃない?」

「そうだよね。」

「動かないものは『いる』とは言わないよね。」

 

子どもたちの話合いの結果、生き物は「いる」、生き物ではないものは「ある」ということで意見がまとまりました。なかなか面白いやり取りでした。

 

その後は、順調に学習が進み、子どもたちの理解が深まりました。

 

 

 

 

 

ジャーマンポテトを作りました。

1月26日(金)の1・2校時に家庭科の調理実習で「ジャーマンポテト」を作りました。

今回のメイン作業は「包丁でジャガイモの皮をむく」でした。

怖がりながらも頑張って皮むきや芽を取り除く作業を頑張っていました。

 

 

 

 

 

そして2回目の調理実習となると、手際や協力体制もよくなり、時間内に

「準備・調理・試食・片付け」全てが終わりました。

 

 

 

 

自分たちで作ったジャーマンポテトは、美味しかったようで、「家でも作ってみたい」という

感想がありました。ぜひ作って、家族にふるまってほしいと思います。

給食の様子

給食の様子をご紹介します。

 

 

4時間目が終わると当番は急いで給食着を着ます。1年生も随分慣れてきたようです。髪の毛をしっかり帽子に入れて準備OK。低学年には、高学年が補助についています。

 

 

 

給食コンテナ室には1クラスずつしか入れないので、各クラスの当番は早く着いた順に列をつくり、無言で待っています。保健・給食委員会の子が先生の合図を見て、手際よく出入りの指示していきます。
「階段があるので気を付けて!」

 

 

 

 

教室に着くと、さっそく配膳開始です。当番でない子は、台ふきなどの仕事を終えると当番の邪魔にならないよう席に着いて待ちます。

この日のメニューは、パン・牛乳・チキンスープ・ハンバーグトマトソース・ヨーグルトでした。

 

 

配膳が終わると、みんなで

「いただきます。」

 

  

しかし、欠席の子がいたりするとヨーグルトなどが余るので、食用旺盛な子が待ち構えています。
「パンがほしい人はいませんか?」
ほしい子は手をあげます。何人もいる場合はじゃんけんなどで決定します。

今日もおいしい給食ありがとうございました。

たこ揚げ(1年)

先週、1年生が生活科の学習でたこ揚げをしていました。

 

1回目は1/24(水)です。 

 

 

 

 

「友達とぶつからないよう、気を付けてたこ揚げをしましょう。」

「はーい。」

「速く走ったら、高く飛んだよ。」

「まっすぐ揚がらないなあ。」

子どもたちは自分のたこが揚がるのを見て大満足。

 

 

ところが、ハプニング発生。

「あー、木に引っ掛かったー!」

この高さでは、先生も届きません。結局、糸を切って回収しました。

さらに、十人くらいの糸が絡まるという恐ろしい状況もあり、教室に戻って子どもたちが下校した後、担任が絡まった糸と悪戦苦闘する羽目に陥りました。

 

1/26(金)、2回目のたこ揚げです。

 

 

 

前回の反省から、この日は子どもたちを4グループに分け、1グループずつ横一列に並んでもらい、一斉にスタート。見事、作戦的中。

この日は、他の子のものと絡むというトラブルはほとんどもなく、

「やったー、すごくたかくあがったー。」

という声が響きました。

 

この日、ほとんどの子は自分のたこを持って帰りました。

広いところで安全にたこ揚げを楽しんでね。

 

避難訓練(火災)

今日は、3時間目に火災発生時の避難訓練を行いました。

非常ベルが鳴って、しばらくすると火災発生場所が特定され、避難誘導の放送を聞いて子どもたちは急いで静かに運動場に移動しました。

 

 

運動場に子どもたちが揃うと、カミムラ電気防災の方が熱感知器や非常ベルの説明をしてくださいました。

 

 

 

消火器の使い方も教えていただきました。

① 消火器の上部の黄色いピンを抜く。

② ホースをのばして、先の方をしっかり握る。

③ 上部のハンドルを強く握る。

の手順になります。

 

 

 

 

「それでは、やってみましょう。」

ということで、5年、6年が1名ずつチャレンジ。

実際には、消火器を使うと辺りが見えなくなるので、使う前に避難口が背中側になるよう最初に位置取りを考える必要があります。また、火の根元に噴射することも重要だそうです。

 

 

「家に古い消火器はありませんか?」

過去に、捨ててあった数十年前の消火器を子どもが持って遊んでいたところ、底が抜けて激しく噴射しその勢いで消火器が頭に当たり亡くなるという事故があったそうです。消火器の中身自体も定期的に交換しないといざというときに役に立たないこともあるそうですので、御注意ください。

 

 

説明が終わった後、全校児童を代表して6年生がカミムラ電気防災の方にお礼を言いました。

 

最後に、校長先生が避難訓練のまとめをしました。

「火事だけでなく、地震や交通事故など身の回りにはいろいろな危険があります。自分の命は自分で守るということをいつも意識して過ごしていきましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際交流(1年、2年)

今日は、市の国際交流員のサス・スティールさんが来られて、2校時に1年、3校時に2年が楽しく交流しました。

 

 

1年生の中には、外国の方と交流するのは初めてという子もいたようです。2クラスいっしょだったので、体育館で交流を行いました。

 

まずは、日本とアメリカの文化の違いをいくつか紹介していただきました。

日本ではレストランなどに行くと、お客さんがメニューを見て注文すると料理が出てきて食べて終わりですが、アメリカでは店の人が注文をとるだけでなく、繰り返しテーブルを訪れて会話をするのが普通なのだそうです。担任の先生と即興の劇をしながらの説明だったので、子どもたちは大喜びでした。

 

 

その後、ボールを使った遊びを教えてもらい、みんなで楽しく活動しました。体育館に大きな笑い声が響きました。

 

 

2年は教室で交流しました。やはり最初は日本とアメリカの文化の違いが話題になりました。「きれいに並んだ車に乗っている人は、みんな前方のスクリーンに映された映画を見ているんですよ。」という説明を聞いて、「車に乗ったまま映画を観る?」という感じでした。この方法は日本でも時々見られるようになりましたね。

 

 

アメリカはわりと新しい国で、多くの国の人が集まってできている多文化の国だということは、この写真を見ただけで子どもたちにも分かったようです。

 

 

この後、アメリカでは仲がいい人同士でタッチ(プロ野球でホームランを打った選手がベンチの選手とするハイタッチなど)をよくするという話を聞き、「自分たちなりのタッチの仕方を考えよう」というゲームを行い、盛り上がりました。

 

 

活動の終わりには、感想を発表しました。発表したいという子が多く、いかに今日の活動が楽しかったかがよくわかりました。

 

 

最後にみんなで記念撮影。

午後には、早くもセスさんへのお礼の手紙を書いていました。

 

4年体育

おやおや、みんなで上を見上げて何をやっているのでしょうか。

4年生は体育でポートボールに取り組んでいます。

試合開始の瞬間の写真です。

「ボールよ、早く落ちて来い。」

 

 

 

試合が始まると、みんな一生懸命ボールを追いかけます。

「おーい、こっちにパス。」

「おっと、危ない。」

ボールばかり見ていると、相手の動きが分かりません。しっかり声をかけ合って、走り回ります。

 

ポートボールは、高学年でのバスケットボールにつながる球技です。大きく違うところは、バスケットボールの場合、バスケットにシュートして入ったら点数になるのに対して、ポートボールは、台に乗っているゴール役の人にパス(シュート)すると点数になるところです。また、ポートボールの場合、ゴール役の人の前にガード役の人がいてシュートされたボールをカットします。パスする人は、ガード役の人の隙を見てシュートしたり、ガード役の人が届かない高さのシュートをしたりしないといけません。

 

 

 

 

ガード役は跳んだり跳ねたり忙しく動き回ります。

ゴール役は、「やったー、ボールが飛んできた!」と思ったのに、ガードされて悔しそう。

 

勝っても負けても大騒ぎの4年生でした。