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学校の様子

火災からの避難訓練

 11月14日(木)の2校時は、火災からの避難訓練を行いました。

 ねらいは、以下の3つでした。

 〇 火災発生に対し、迅速かつ安全に避難する方法を理解し、避難行動を身に付ける。

 〇 訓練をとおして、冷静に行動できる態度、能力を養う。

 〇 火災に関する知識及び諸注意を理解し、実践力を身に付ける。

 

 「訓練です。訓練です。火災報知器が鳴っています。調べていますので、静かに待っていてください。」…(少し時間をおいて)…「訓練です。訓練です。理科室から火が出ています。運動場へ避難して下さい。先生の指示に従って、落ち着いて避難してください。」という教頭からの非常放送で訓練がスタートしました。児童は、ハンカチやマスク等で口をふさぎ、煙を吸い込まないように避難しました。また、「お」:押さない、「は」:走らない、「し」:しゃべらない、「も」:もどらない、にも気を付けながら避難しました。

 運動場に全校児童が避難し終わったら、反省でした。「お」・「は」・「も」は守れていましたが、「し」しゃべらないが今回も課題でした。訓練でしっかりできないと、いざ本当に火災で避難することになったときには、パニックになってきちんとできるはずがありません。避難訓練後の各教室で、再度指導を行いました。

 今回も日向市消防署の署員3名に来校していただきました。

 まず、お話でした。これからますます寒くなり、火を扱う機会が多くなるけれど、絶対に火遊びをしないことを厳しく言われました。「マッチやライダーで遊ばない。」、「ストーブやファンヒーターのまわりを走らない。」、「たき火を子どもだけでしない。」等です。実際に門川町内において、火遊びと思われる火災で、消防車が出動したケースがあったそうです。

 お話が終わると、消火器の取扱訓練でした。教職員から1名、6年生から2名が代表で、消火器の扱い方を習いました。初めに、「火事だ!」と大きな声をあげること。次に、自分の足先をほうきで掃くよう消火器の中身を噴射しながら火元に近づいていくこと。最後に、炎ではなく燃えている物に向かって集中的に噴射することでした。3名とも「上手にできました。」と消防署員の方から褒められ、全校児童から大きな拍手をもらいました。

 3名の消防署員の皆様、日頃の訓練や業務でお忙しい中にご指導くださり、本当にありがとうございました。

門川小学校防災会議を行いました

 11月10日(金)の15時30分から、校区内の区長の皆様、民生委員児童委員の皆様、そして、門川町の消防防災係様、防災教育担当者様をお招きして、門川小学校防災会議を開催しました。

 門川町は、海に接している土地ですので、地震が起こったときには、真っ先に津波を想定して行動しなければなりません。そのため、門川小学校でも、地震に対する避難訓練を1年間に複数回行っています。

 そこで、今回は、12月7日(木)に行う下校時避難訓練について、区長の皆様や民生委員児童委員の皆様にその内容や方法を周知させていただくとともに、避難する児童の見守りをしていただいたり、一緒に避難していただいたりすることのお願いをしました。

 下校時避難訓練の説明が終わると、児童が避難する際に気を付けなければならないことを話し合いました。とても 熱心な話合いの中で出された意見としては、「どこが避難場所になるのか、一人一人の児童がきちんと知っておかなければならない。」「橋を渡ったのか、渡っていないのかによって、避難場所が全然違ってくる。」「今いる場所から一番近い避難場所に避難しなければならない。遠い避難場所しか覚えていないのはいけない。」等でした。また、人工物の避難場所がいいのか、小高い丘などの自然物の避難場所がいいのか等については、門川町の消防防災係様から詳しいアドバイスをいただきました。

 今回いただいた意見については、12月7日(木)の本番までに、各学級や各地区で指導を行います。

 ご参加いただいた皆様、お昼のお忙しい中、下校時避難訓練に対する熱心は話合いにより、貴重なご意見をくださり、どうもありがとうございました。

鑑賞教室

 11月9日(木)の午後は、児童が待ちに待っていた鑑賞教室が行われました。

 名古屋市の「オフィスパフォーマンスラボ」さんが、来校してくださいました。

 「マジカル☆トイボックス」という演題で、歌や製作、マジック(手品)等の内容が交互にあり、まるでおもちゃ箱のようなコミカルショーでした。

 歌では、出演者のラッキーさんと一緒に童謡を歌ったり、振り付けをしながら流行の歌を歌ったり、絵描き歌でどんな絵が描き上がるのか集中して見たりしました。児童は、ノリノリで手を振ったり、拍手したり、体を動かしたりしていました。

 製作では、細長い風船を自由にねじったり組み合わせたりして何ができあがるのか楽しんだり、代表児童が、大小さまざまな風船のリングを、ドライヤーやブロアーを使ってくるくる回したりしました。演者に指名された3人とも、上手に風船のリングを空中で回し、大きな拍手をみんなからもらっていました。

 マジック(手品)では、透明な箱に入っているハンカチが生きているように動いたり、横になっている人が空中に浮いたり、手錠をかけられた人が入れ替わったりしました。テーブルマジックではなく、大がかりな道具を使ったマジックで、一つ一つの技に迫力があり、児童の大きな歓声が上がっていました。

 

 あっという間に60分が過ぎてしまいました。おかげさまで児童は、心躍る素敵な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。 

 

令和5年度「税に関する絵はがきコンクール」の表彰!!

 11月6日(月)の昼休みに、「公益社団法人 宮崎県北法人会」の3名の方々が、令和5年度「税に関する絵はがきコンクール」の表彰のために来校されました。本校からは55作品を応募しており、今回表彰されたのは、6年生2名でした。

 〇 1名は県北の最優秀賞、宮崎県の優秀賞でした。

 〇 もう1名は、県北で奨励賞でした。

 

 実は、門川小学校では6年生を対象に7月11日(火)に延岡間税会青年部の方に来ていただいて、税金(特に消費税)のことについてご講話をいただきました。このホームページでも紹介しております。その時に、「税金は自然を守ったり育てたりしている。」「税金を納めないと、ゴミが町中に散乱する。もし、火事が起きて消防車や救急車を呼んだら、後で膨大な代金が請求される。」等を学んでいました。

 今回表彰された2名の児童は、しっかりとそれを覚えていて、上手に描画でも表現できたということが分かります。学習したことは必ずどこかで役に立つということは、確かでした。

 表彰された2名の6年生の皆さん、本当におめでとうございます。門川小学校の自慢です!!

指導教諭の授業公開(道徳)

 11月2日(木)に、本校の指導教諭の授業公開(道徳)が行われました。

 本校以外から10名ほどの先生方が来校され、6年1組の授業を参観されました。

 今回の授業の主題は、規則の尊重の「法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り、自他の権利を大切にし、意義を果たすこと。」でした。授業では、教材「こころ走れば」(出典:光村図書)を用いました。お話の内容は、以下のとおりでした。

 離れたところに住む祖父が倒れたという知らせを受け、「ぼく」や父は車で向かうが、高速道路で渋滞に遭う。通行を禁止されている路側帯を通り過ぎる車を見て、妹や「ぼく」は、急いでいるのだから路側帯を走ればいいのにと思うが、父は走ろうとしない。高山(地名)に到着した時に祖父はすでに亡くなっており、涙がこぼれている父を見て、「ぼく」がはっとする。

 このお話を用いて、緊急の事態であるから交通規則(法律)を破っても仕方がないと考える「ぼく」たちの気持ちと、それでも規則(法律)を守りとおした父親の姿をとおして、規則(法律)の意義や規則(法律)を守ることの大切さについて深く考えていきました。

 特に大切にした授業展開は、以下の2点でした。

 ① 最後まで規則を守ることを大事にした父の涙を見た「ぼく」の父親に対する気持ちについて名前カードや

  心情円盤を使って考えさせながら、児童の考えを広げたり深めたりする。

 ② 学習全体をとおして考えたことを書く時間を設定することで、今までの自分を振り返らせ、考えを深めさ

  せること。その際、個別指導をしながら、児童の道徳的価値の理解や人間理解、他者理解などの気付きを把

  握し、発表につないでいくこと。

 授業参観後は、参加された先生方と今回の授業をとおしてた意見交換や日頃の授業実践についての意見交換を行いました。 

 授業公開に来てくださった先生方、どうもありがとうございました。

第2回 門川小学校 学校運営協議会

 11月1日(水)の19時00分~20時30分に、「第2回 門川小学校 学校運営協議会」が行われました。

 初めに、12月7日(木)に実施予定の下校時避難訓練の実施方法について、本校の防災教育主任から説明がありました。門川町内の小・中学校が一斉に行う防災訓練になります。15時30分頃に大地震が発生、15時32分頃には大津波警報が発令されたことを想定して行います。門川町民の皆様の、子どもたちの安全見守り、または、一緒に避難をよろしくお願いいたします。

  次に、10月22日(日)の運動会に合わせて行われた「親子であいさつ登校」の反省を行いました。昨年度よりもたくさんの保護者の皆様に参加していただき、保護者の皆様があいさつする後ろ姿を、しっかりとお子さんに見せることができたと思います。ちなみに、それらの様子は、11月18日(土)のMRT「みらい・みやざき まなび隊」(午後4時45分~午後4時55分)の中で、紹介される予定です。

 最後に、2つの班に分かれて、門川小学校の「防災教育」や「あいさつ」が、さらに良くなるためにはどうすべきか、協議・熟議を行いました。

 「防災教育」班では、「今、4年生が作成している防災マップを、4年生だけの活動・発表に終わらせるのではなく、全校に向けて発表し、図上訓練をしてほしい。」「これからも、防災訓練の計画を作成するにあたっては、学校運営協議会委員も、ぜひ入らせてほしい。」「防災に関するクイズの素材を、学校運営協議会委員が学校に提供する。」「長期休業中に、区長や学校運営協議会委員と先生たちで、避難経路の確認・点検をしたい。」等が出されました。

 

 「あいさつ」班では、「学校では、あいさつに関する作文や俳句を募集し、それを給食中の校内放送で流す。」「学校運営協議会としては、保護者や地域の皆様にも、あいさつにまつわるエピソードや思いを募集する。そして、地域の回覧板に入れてもらう学校だよりに掲載し、地域への啓発を図る。」等が出されました。

 以上、学校運営協議会委員の皆様が熟議・協議をして終わりではなく、自分たちから何か目に見える形を残したり、行動をしたりしてくださるのが、すごく嬉しかったです。どうも、ありがとうございました。これからも門川小学校をよろしくお願いいたします。

第2回親子であいさつ登校、第122回門川小学校運動会

 10月22日(日)、とても良い天気に恵まれました。

 1学期の「第1回親子であいさつ登校」にも増して、たくさんの保護者の皆様がお子さんと一緒に登校し、たくさんの児童や保護者・地域の方々にあいさつをしてくださいました。どうもありがとうございました。子ども見守りネットワークの方々や地域の方々からも「とてもうれしかった。」「元気をもらえた。」という声をいただきました。

 この日は、「宮崎県教育情報テレビ みらい・みやざき まなび隊」が、そのときの様子を取材に来られました。きっと、放送日には、門川小学校のすてきなあいさつの様子を紹介してくださることでしょう。放送予定日は、11月18日(土)の午後4時45分~午後4時55分です。

 

 登校した教室には、黒板に学級担任からのメッセージがかいてあるところがありました。子どもたちも、運動会に対す学級担任の思いを受け取り、自分の力をさらに高めることができたと思います。

 

 8時20分、多くのご来場の皆様方に見守られる中、第122回門川小学校運動会が始まりました。門川小学校の児童一人一人が、一生懸命な姿、生き生きと元気に体を動かす姿に、とても感動しました。「何事も頑張ることはかっこいいし美しい。見ている人に感動を与える。」とは、まさにこのことだと改めて感じました。ご声援くださったご来賓の皆様をはじめ、保護者の皆様、地域の皆様、そして、片付けまでお世話してくださったPTA役員の皆様、保護者の皆様、宮崎県立門川高等学校のボランティア生徒の皆様、本当にありがとうございました。

 

【エール交換…白団、赤団ともに元気な力強い声でお互いの健闘をたたえ合い、門川小学校にもエールをもらいました!】

 

【走…1年生から6年生まで連続して、大声援や拍手の中、全員が全力でゴールを駆け抜けました!】

 

【応援…団の前に出る団長・副団長・リーダーと団員との息のあった応援ができ、お互いの団を意識して、応援合戦をしているかのようにはりきっていました!】

 

【表現ダンス・団技…表現ダンスと団技を交互にプログラムに組み入れました。表現ダンスでは、身体をのびのびとと元気よく動かしている姿に感動しました。団技では、団員と力を合わせて、よりスピーディーにアンカーにつなぐようにがんばりました!】

 

【選抜全校リレー…走るスピードやフォーム、最後まで一生懸命に走ってバトンをつなぐ姿に、釘付けになりました!】

 

【解団式…結団式が行われたのが9月11日(月)。それから約1か月間、まとまって活動してきた赤団、白団のメンバーたち。互いのがんばりを称え合う感動のフィナーレでした!】

各団の応援練習をがんばりました

 本日10月19日(木)の昼休みに、赤団と白団に分かれて3日後に迫った第122回門川小学校の運動会における応援の最終練習を行いました。

 応援タイムがプログラム中に2回入っています。その時間は、団長・副団長・リーダーだけが声を張り上げ、体を動かして応援しても、どことなく寂しく感じられます。1~6年生の団員との楽しい掛け合いが必要だと思います。そして、それが応援・チームワーク賞の採点基準になると思います。

 そこで、赤団は運動場、白団は体育館で、短い時間でしたが集中して頑張りました。

 団長・副団長・リーダーは、ボンボンや応援名が書かれたカードを持って大きな声を上げ、体を動かしていました。1~6年生の団員は、大きな動作で手拍子をしたり、「ヤー。」「オー。」の時に高く拳を振り上げ、元気な声を出したりしていました。

 運動会当日は、競技・演技はもちろん楽しみですが、応援の時間もとても楽しみです。応援・チームワーク賞の獲得のためにどちらの団も一生懸命だと思います。

南海トラフ巨大地震への備え、DIGを体験しよう

 宮崎県立門川高等学校の生徒さん協力による4年生の防災学習も3回目になりました。

 児童と生徒さんとの距離も近いものになってきています。

 さて、先日の第2回目は、生徒さんと一緒に自分たちが住んでいる地区を中心に外に出て、津波警報が出たときに避難できそうな所、逆に危ないところを歩きながら調査しました。

 そして、今回の第3回目では「DIG」を体験しました。「DIG」とは、大きな地図を囲みながら、参加者全員で災害時の 対応策などを考える訓練のことで、Disaster Imagination Game の 頭文字をとって『DIG(ディグ)』と名付けられています。

 

 1番目に、地図を作りました。分割されて印刷されたものをパズルみたいに組み合わせていきました。

 

 2番目に、通学路などに色を塗りました。通学路は赤色、広場(公園や学校)は緑色、川や海は青色でした。

 

 3番目に、シールを貼りました。避難所やそれに等しいところは赤色、逆に危険箇所は黄色を貼っていきました。

 

 4番目に、地図の中で、避難時に気になるところを付箋に書き込んで貼りました。例えば、避難の際に目印になる建造物、倒壊しそうな建物、倒れそうな木、高いブロック塀などについて書いていました。

 

 5番目に、自分たちの地区について、自分なりに安全性、危険度、住みやすさについて評価し、☆を塗っていきました。

 6番目に、もし地震が起こり津波警報が出たとき、「通学中だったら」「公園にいたら」「家にいたら」どうするかプリントに書き込み、地図の上で、このような経路で避難するといった訓練を行いました。

 

 最後に、「門川町津波ハザードマップ(南海トラフ巨大地震・最大想定)」を見ながら、浸水想定地域をピンクで塗っていきました。

 今回の学習をとおして、海が近くてその恵が多い門川町だけれども、一度津波警報が出たら、広範囲に渡って浸水の想定がされているので、いち早く高台や高い建物に避難しなければならないということに、児童はより一層実感をもてたと思います。

 宮崎県立門川高等学校の生徒の皆さん、合計3回(各回に2時間連続)、4年生の防災学習に協力していただいてありがとうございました。児童の防災意識がこれまで以上に高まったと思います。また、そのことを家に帰って家族に話すことにより、その家族の防災意識も高まったと思います。本当に、ありがとうございました。

就学時健康診断が行われました

  「就学時健康診断」とは、学校保健安全法に基づき、来春4月に小学校(義務教育学校の前期課程・特別支援学校の小学部を含む)へ入学するお子さんを対象として、安心して学校生活を始められるように、市町村が実施する健康診断です。お子さんの状況を把握するとともに、疾病等の疑いがある場合は早期の受診をお勧めし、学校生活に備えることを目的としています。

 そこで、昨日10月17日(火)の午後、来春4月から入学予定の未就学児のみなさんが保護者の方と一緒に門川小学校に来校して、いくつかの検査を受けました。

 体の検査(内科・歯科・視力・聴力)、頭を使って考える検査(スクリーニング)があり、一生懸命取り組んでいました。

 少し緊張した様子のお子さんもいましたが、来年度、門川小の児童に仲間入りすることを楽しみに待っています。

第122回 門川小学校運動会の予行練習

 10月13日(金)の1校時から4校時まで、第122回門川小学校運動会の予行練習を行いました。

 まず、シーンとした雰囲気の中、体育主任の先生から「予行練習とはいえ、一生懸命活動すること。」「きびきびした行動をとること。」などの約束が伝えられました。感染症対策による制限が解除された中で、児童は、やる気まんまんでした。特に、1年生は、大きな運動場で運動会ができるという期待感の高鳴りを、その表情からうかがい知ることができました。

 運動会は、午前中開催ですので、開会式のプログラム内容を改善し、本当に必要なものに厳選しました。つまり、1:開会のあいさつ、2:スローガン発表、3:団長のことば、4:ラジオ体操のみにしました。その中のラジオ体操では、5・6年生の体育委員会が前に出て、動きのお手本を示しながら、一緒に体操を行いました。

 開会式が終わると、競技・演技に先立ち、エール交換が行われました。元気な声の団長を中心に副団長・リーダー・団員が一緒になって相手の団に向けて声援を送り、健闘を祈りました。そして、最後には、門川小学校全体にもエールを送りました。

 エール交換が終わると、いよいよ競技・演技でした。

 今回は、予行練習でしたので、表現ダンスは、全学年が位置の確認程度で、入退場のみでした。走は、全学年1~5走のみが信号器(号砲)を使った正式なスタートを行い、それ以降の走者は、少しずつ間をとりながら笛の合図でスターしました。団技と全校リレーは、本番どおり最後まで行いました。どの学年の団技も、手に汗を握る勝負が繰り広げられました。全校リレーでは、さすが各学年で速く走る児童が出場するだけあって、声援の中にも、そのフォームやスピードに見とれていたり、圧倒されたりしている児童もいました。

 今回は、予行練習にもかかわらず、保護者の皆様や地域の皆様が数十名来校してくださり、声援を送ってくださいました。どうもありがとうございました。

 今回の予行練習では、優勝が白団、応援・チームワーク賞が赤団でした。本番では、どの団が優勝するか、応援・チームワーク賞はどの団が受賞するか、とっても楽しみです。赤団も白団も、W優勝(優勝と応援・リームワーク賞のどちらも受賞)をめざしています。

 10月22日(日)が第122回門川小学校運動会の本番です。保護者の皆様、地域の皆様、児童のために温かい応援をよろしくお願いいたします。

運動会の児童係打合せ②

 10月5日(木)に運動会の児童係打合せ②を行いました。

 9月25日(月)に続いて第2回目でした。

 第1回目で各役員の顔合わせや仕事内容の説明・分担は、ほぼ終わっていましたので、実際に運動場に出てプログラムにそっての活動が主でした。

 例えば、「団長・副団長・リーダー」は、エール交換の練習を大きな声ときびきびした態度で行っていました。

 

 「児童管理」は、いつ・だれが・何年生を・どこに集合させるのか、自作の学年プレートを手に持ちながら確認していました。

 

 「用具準備」は、実際に使用する団技の用具を体育倉庫から出して、配置する場所に設置する練習をしていました。

 

 「出発合図」では、競技開始の合図の旗を上げるタイミングや走・リレーでフライングがあったときに走者をストップさせる方法等を練習していました。

 

 「決勝審判」は、決勝テープの持ち方や離し方、着順を示す赤白旗の上げ方を、実際に児童に走ってもらって練習をしていました。

 どの係の児童も、担当の先生が説明することをしっかり聞いて、練習に励んでいました。

 10月22日(日)の本番当日、5・6年生は、競技・演技に出場するだけでなく、このように運動会の運営のためにも一生懸命係の仕事を行います。保護者や地域の方々、来賓の皆様も、児童の華やかな競技や演技だけでなく、このような運動会の成功のために頑張る係の仕事ぶりも参観・応援していただければ幸いです。

門川神社への避難訓練

 「10月5日(木)午前8時16分、日向灘沖で震度6程度の強い地震が発生。その後、津波警報が発令されたため、その場で身を守る姿勢(第一次避難)をとり、その後、門川神社への避難(第二次避難)を行う。」という想定で行いました。

 臨場感を出すために緊急地震速報を流した後、校内放送機器が壊れたと想定して、1~3階にあるハンドマイクを使って連絡を取り合い、校舎の屋上よりも高い津波がくるという情報から、より高い所に位置する門川神社への避難を決定し、移動を開始しました。

 在校児童が多いので、同じ経路で避難していては時間がかかると思い、2経路で避難しました。そして、最終的には門川神社で合流するという方法で行いました。

 門川神社に全校児童が到着すると、防災教育主任と校長からの話がありました。

「私たちの住む門川町は、海が近いので、地震が起こったときには、常に津波のことを考えないといけない。」「門川神社への避難経路を知り、どのくらいの高さのところに逃げるがよいのか分かったか。」「冷静に、無言で避難できたか。」などの内容で話しました。

 12月には、門川町内の小・中学校が参加して、下校時避難訓練を行う予定です。今度は、今回のように先生たちの指示はなく、自分たちで判断して避難するような形にしたいと思っています。今回のことが生かせるように反省をしっかりして、計画を立てていきます。

魚の町 門川

 門川小学校の3年生は、ふるさとを見つめる総合的な学習の時間で、「魚の町 門川」を探究しています。そのため、このホームページでも紹介しましたが、7月3日(月)には、宮崎大学農学部海洋生物環境学科の村瀬准教授と学生さんに来校していただき、門川町に魚が集まる秘密について、お話をしていただきました。そして、昨日10月4日(水)には、門川町役場農林水産課の2名の方々に来校していただき、門川町の漁業について昔と今を比べながらお話をしていただきました。

 

 さて、門川町には、昔も今も門川漁協と庵川漁協の2つがあります。

 まずは、昔の話。門川漁協では一本釣やカツオ釣りが盛んで、庵川漁協では底曳網や磯立網が盛んだったそうです。「同じ門川町の漁協なのに、違っていたんだ。」と児童は不思議がっていました。とれる魚はイワシやアジが多かったそうです。そして、大きなブリキ缶の中に魚をいっぱい入れてそれを背負い、電車に乗って町外の遠くまで売りに行ったり(通称「カンカン部隊」)、リアカーに魚をいっぱい入れて町内を売り歩いたりしていたそうです。

 実際に当時使われていたブリキ缶を講師の方々が持ってきてくださり、児童は「大きいなあ。」「これに魚をいっぱい入れて背中に担いでいたなんて、重かったろうなあ。」「昔の人は、力があったんだなあ。」と、とても興味津々でした。また、必死にメモもしていました。

 次は、現在の話。門川漁協では一本釣と曳縄が盛んで、庵川漁港では沿岸マグロ延縄や定置網が盛んだそうです。これによって、先ほどの昔のことをしっかり聞いていた児童は、今と昔の漁法の変化にすぐに気付きました。

 

 今度は、2つの漁協の特徴でした。

 門川漁協は、沿岸域で行う漁業が多く、1人だけで行う漁法が主流だそうです。また、主に底曳網漁業で多く漁獲されるハモをブランド化し、『門川金鱧』という名前でPRを行っているそうです。そういえば3日(火)の給食には、門川金鱧の天ぷらが出ました。とてもおいしかったです。水揚げ高ランキングでは、1位がちりめん(イワシの稚魚)、2位がイセエビ、3位がカワハギ類だそうです。

 庵川漁協では、主に遠洋で行う漁業が多く、1隻に複数人が乗り込み、1回出漁すると1週間以上帰らないこともあるそうです。また、養殖漁業も営んでおり、カンパチやアジ、牡蠣などを育てているそうです。水揚げ高ランキングでは、1位がキハダマグロ、2位がビンナガマグロ、3位がメバチマグロだそうです。

 

 しかし、魚をとるだけではなく、自然環境の保全もしっかり考えられていて、ウニが海藻を食べ尽くしてしまう”磯焼け”が深刻な問題となっているため、ウニの個体数を適切に管理するために駆除活動を行ったり、イセエビ・ヒラメ・クルマエビの稚魚を放流したりしているそうです。

 

 最後は、両漁協の水産加工品の変化でした。昭和初期はアジ・イワシ・サバなどの乾物(干物、ちりめん等)が主でしたが、現在はアジ・イワシなどはもちろんのこと、ハモやカツオ、シイラなどさまざまな魚が加工されているそうです。

 

 児童は、今回のお話を伺って、自分たちのふるさと門川町が魚の町であることに誇りに思ったと思います。門川町役場農林水産課の2名の方々、プレゼンテーションや実物を準備してくださりながらのご講話、本当にありがとうございました。

9月30日(土)のPTA奉仕作業

 9月30日(土)は、門川小学校のPTA奉仕作業でした。保護者の方々、5・6年生を中心とした子どもたち、そして先生たちで行いました。

 昨年度までの数年間は、コロナ禍の影響で、PTA環境整備部員さんを中心とした少人数で行いましたが、今年度は再び全校の保護者の方々に呼びかけて、すごくたくさんの人数で行うことができました。前PTA会長さんが言われていました。「昨年度までのPTA環境整備部員さんも、一生懸命がんばってくださって、とてもありがたかったです。しかし、やっぱり人数ですね。今年度は、運動場の除草作業やテント設営までできて、とっても嬉しいです。」と。

 

 さて、ご家庭の都合で、残念ながら30日(土)に参加できなかったご家庭は、事前に都合のつく午前中や放課後に来校してくださって、写真のとおり草刈りや、児童が走るトラックの除草作業をしてくださいました。ありがとうございました。

 

 そして、30日(土)を迎えました。午前7時00分(PTA環境整備部員さんは午前6時30分)~午前9時00分の約2時間、休憩(給水タイムや受付名簿記入等)をはさみながら学級ごとに分担された場所を丁寧に作業をしてくださいました。また、子どもたちも保護者の方々と一緒に、「自分たちが使う校舎・自分たちが使う運動場だから、自分たちがきれいにしなくちゃね。」という気持ちでがんばりました。

 運動場やレインボー広場では、テント設営や除草・剪定作業、草やゴミの搬出、屋外トイレの掃除などをしてくださいました。校舎内では、窓、扇風機、流し台、トイレなどを拭いたり洗ったりしてくださいました。以下の写真のとおりです。

 

 今回の奉仕作業で、きれいになった校舎内環境で子どもたちは、いっそう勉強に励むことでしょう。っまた、10月22日(日)は、第122回門川小学校運動会です。きれいになった運動場で、子どもたちは自分たちの競技や演技の練習や本番に一生懸命励むことでしょう。きれいになったレインボー広場では、保護者・地域の方々が、気持ちよく子どもたちを応援してくださることでしょう。

 ご参加くださった保護者の方々、子どもたち、そして先生方、本当にありがとうございました。下の写真は、今回の奉仕作業が終わった直後の写真です。運動場やレインボー広場がこんなにも整備され、きれいになりました。

地域について考えよう~防災の視点から~

  27日(水)5・6校時に、本校4年生児童と門川高校生が、校区内を5つのコースに分けて、防災マップを作成するための情報を集めて回りました。

 海沿いコースでは、子ども達が、早速、中尾公民館の案内表示板を見つけて、記録用紙にメモしていました。

しばらく歩くと「高台避難所」の看板を見つけて、「ここに逃げることができる!」と言っている子もいました。

 今回の地域巡りの活動をとおして、子ども達の防災への関心が、また少し高まったと思います。

門川高等学校の生徒のみなさんとそれを支援してくださった門川高等学校の先生方、本当にありがとうございました。

運動会の児童係打合せ①

 9月25日(月)の6校時は、運動会における第1回児童係打合せを行いました。

 運動会を成功させるためには、5・6年生による仕事も欠かせません。本校では、団長・副団長・リーダー、音楽・放送、1~4年生のお世話(児童管理)、出発準備、用具準備、出発合図、案内表示、決勝審判、採点記録などがあります。

自分たちが競技・演技するだけでなく、運営側にもなることで、より一層の成長につながると思います。

 

 例えば、ここは何年生が並ぶのか画用紙に大きく数字を書いていました。

 入場門に整列させるためにどんな道具が必要で、整列をさせた後にどんな仕事をしないといけないのか黒板に書かれたことを覚えていました。

 団長・副団長・リーダーは、何年かぶりの声出し応援。自分たちが考えた台詞や振り付けを、メンバーの前で披露していました。

オープンスクールと学校保健委員会

 9月22日(金)は、門川小学校のオープンスクールの日でした。

 保護者の皆様はもちろんのこと、区長様、民生委員児童委員様、子ども見守りネットワーク様、学校運営協議会委員様、保育園・幼稚園・認定こども園の関係者様、小・中・高等学校の関係者様も来校してくださいました。午前がよい方と、午後がよい方がおられると思いましたので、4校時(11時00分~11時45分)と5校時(13時50分~14時35分)の2校時分の授業参観を設定しました。

 子どもたちが分かりやすく興味をもてるような授業になるように先生方一人一人が準備をしっかり行い、児童もそれに呼応するかのように真剣に学習に取り組んでいました。

 写真とともに授業の一部を紹介いたします。

《1年生》

 漢数字を用いた、ものの数え方を学習していました。

 

《2年生》

 手拍子をつけて音読の練習をしたり、運動会で披露する花笠音頭の笠を保護者も加わって作ったりしていました。

 

《3年生》

 円を描くときに使うコンパスの使い方を学習していました。3年生にとってコンパスは初めて登場する道具です。微妙な力加減やコンパスの傾け方がポイントでした。保護者の方々の加勢もあり、いろいろな半径の円を何個も描いて習熟に取り組んでいました。

 

《4年生》

 算数科では、「( )があるときは、( )の中を先に計算する。」「+・-と×・÷とでは、×・÷を先に計算する。」などの計算の順序を学習していました。音楽科では、「アラ ホーンパイプ」(ヘンデル作曲)の鑑賞でした。楽器の種類や音色、旋律が追い掛け合うような音楽の構造に注意を向けたり、具体的な情景をイメージしたりしていました。

 

《5年生》

 クイズ形式で、一番右の写真のように共通する漢字を見つけ出すものでした。そして、その漢字は音読みであることを理解するものでした。それが終わると、今度は自分たちで漢字辞典や教科書の後ろに掲載されている漢字のまとめを見ながら問題を作っていました。

 

《6年生》

 国語科では、「イーハトーヴの夢」を読み、宮沢賢治はどういう人物だったのかまとめていました。理科では、これまで実験してきた5種類の水溶液(食塩水、炭酸水、うすい塩酸、重そう水、うすいアンモニア水)以外に、例えば醤油やソース、ジュースは何性(酸性、中性、アルカリ性)なのか、自分の気になる身近な水溶液についてタブレットを使って調べていました。

 

 5校時が終わると、PTA会長、PTA保健体育部員、教員の参加による学校保健委員会を行いました。

 今年度のテーマは、「心身ともに健やかな児童の育成~メディアとの関わり方を通して~」です。事前に全校の保護者にとらせていただいたアンケート(子どもの成長を支え育む“かどがわ4か条”)から現状を考察し、門川小学校のメディアの約束の素案を各グループで話し合いました。

 宮崎県PTA連合会は、「ケータイ・スマホ 夜9時電源OFF運動」を推進しています。また、子どもを守るネットモラル5か条として、「①学校や家庭でのルールを守ろう」「②メールやライン等で人の悪口や傷つくことは書かないようにしよう」「③人の住所や電話番号等の個人情報は書かないようにしよう」「④ケータイ・スマホは、夜9時になったら電源を切ろう」「⑤何かトラブルがあったらすぐに相談しよう」があります。それらを話合いの参考にしました。近いうちにPTA保健体育部で約束をまとめ、PTA運営委員会に図って正式決定します。

 お忙しい中、オープンスクールや学校保健委員会に参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。また、お帰りの際に提出してくださったアンケートについては、これからの学校運営や児童への生活・学習・保健体育の指導に生かしてまいります。

運動場も運動会に向けて

 9月19日(火)の放課後に、先生たちで、運動会に向けてテントを立てたり、ポイント(目印)を打ったりしました。

 テント立てでは、まず3張り設置しました。「9月30日(土)の奉仕作業に参加できないので、今日、奉仕作業に来ました。」というお父さんが来校されましたので、体育倉庫からテントを出す作業等を手伝っていただきました。ありがとうございました。テントを組み立て、所定の場所に移動したら、風で飛ばないように支柱をロープと杭で固定しました。

 

 テント立てが終わると、今度は、ポイント(目印)打ちでした。分かりやすいように釘に色違いのスズランテープを短く巻き付け、それをを地面に打ち付けました。巻き尺を使って等間隔をとったり、三平方の定理を利用して垂直をつくったりしました。

 これから、児童の気持ちと同様に、運動場の様子も少しずつ運動会モードになっていきます。

南海トラフ巨大地震への備え、高校生が4年生に防災講話

 9月13日(水)に、宮崎県立門川高等学校で防災について詳しく学んでおられる2年生と3年生の生徒さん11人を講師として招き、4年生の防災学習を行いました。

 まず、地震や津波がどのようにして起こるのかのメカニズム、津波で30㎝浸水すると歩くことが難しくなることなどを、手作りのスライドを使って分かりやすく伝えていただきました。

 

 

 この後、災害の際の対応を学ぶカードを使ったゲームが行われました。地震や津波が起こったら、実際こうなるかもしれない困った状況を、高校生が紙芝居で紹介し、その困った状況を解決できる身近で手に入りやすく誰でも使えるアイテム(道具)を手持ちのカードから1枚選んで見せ合うという内容でした。出血を止めるときにはタオルが役に立ち、人を運ぶ場合には毛布が役に立つなど、高校生からアドバイスを受けながら防災について学びました。

 

 児童からは、「地震の時に何が必要なのかが分かって楽しかったです。ケガしたときに、どんなことをするのか勉強になりました。」「家にある身近なものが災害の時にも使えることを始めて知りました。カードゲームで学んだことをこれから生かしていきたいです。」などの感想が聞かれました。

 高校生からは、「地震の怖さやどうすれば素早く避難できるかが伝わってくれていれば、嬉しいです。」「楽しそうに4年生が学習に参加してくれてよかったです。今回、防災について楽しみながら学んだことを災害の際に生かしてほしいです。」などの感想が聞かれました。

 門川小学校の4年生と門川高等学校では、今後も通学路の防災マップを作ったり、図上訓練を行ったりして、自分たちで避難ができるよう防災意識を高めるようにしていきます。

 

 門川高等学校の生徒11人のみなさんとそれを支援してくださった門川高等学校の先生方、7月から準備にかかってくださったそうで、本当にありがとうございました。

ようこそ先輩

 9月11日(月)の2校時は6年1組、3校時は6年2組で「ようこそ先輩」が行われました。これは、6年生の総合的な学習の時間の一環でした。一番自分たちに身近な1年上の先輩(中学1年生)に、中学校の様子を聞くことで、自分の将来について考えるきっかけにするというものでした。

 そこで、門川中学校に通っている3名の生徒さんに来校してもらいました。昨日10日(日)は、門川中学校の体育大会で、今日がその振替休業日だったため、申し訳なかったのですがお願いして来校してもらったというわけです。

 一人目の生徒さんは、勉強について次のようなことを話しました。中間テストや期末テストがあること。それらは、1枚のプリントではなく、冊子になって配付されること。複数の単元から出題され、出題範囲が広いので、毎日の復習が大切であること。先生の話をしっかり聞いておくと、「ここは、とても大事です。」「ここは、よく問題に出されるところです。」と言われることがあるので、そこを聞き漏らさず集中して学習すること。

 

 二人目の生徒さんは、人間関係について次のようなことを話しました。思春期になり、悩みが多くなってくること。人とのコミュニケーションを大切にしてほしいこと。自分の夢や希望を常にもって、学校生活を送ってほしいこと。先輩・後輩の関係が出てくること。

 

 三人目の生徒さんは、中1ギャップについて次のことを話しました。小学校以上にルール(校則)が細かくて多いこと。部活動が始まり、小学校のクラブ活動よりもかなり本格的になり、そこで、強い心や礼儀・マナーを身に付けられるとともに、部活動の仲間意識が深まること。教科ごとに教えてくださる先生が代わり、学習に対して自主性が重んじられるようになること。

 

 6年生の児童は、とても集中して3名の先輩の話を聞いていました。きっと、1年後の自分の姿を想像していたからではないでしょうか。

 3名の生徒さん、昨日の体育大会で疲れているところ、後輩のためにどうもありがとうございました。後輩が門川中学校に入学たときには、いろいろと優しく教えてあげてくださいね。

結団式

 9月11日(月)の1校時は、結団式でした。

 全校児童を既にA団とB団に分けていましたので、今日は赤か白かの団色が決定する日でした。

 まず、スローガンの発表でした。代表委員会で盛り込みたい言葉を絞り込み、運営・集会委員会で最終的に文にしました。令和5年度の運動会のスローガンは、次のとおり決定しました。

 ◎ 最後まで力を合わせて全力で心一つにきずな深まる運動会

 次に校長先生が、「運動会では、みんなが団結(まとまること)が大切です。その団が強いです。団長・副団長・リーダーを中心に思い出に残る運動会にしましょう。また、この運動会の行事をとおして、さまざまな場面で2学期の全校目標の1つである“ふわふわ言葉を使おう”が実行できます。『ドンマイ。』『がんばれ!』『がんばったね。』『ありがとう』等の言葉もそうです。」と話されました。

 最後に、いよいよ団色決定でした。A団・B団の団長がステージに上がり、ジャンケンをして勝った方から演題の上に置かれた2本のペットボトルのうち1本を選びました。

 「せーの!」で2人が一斉に振り始めると、一方が白濁、もう一方が赤濁してきました。これが団色決定の瞬間でした。A団が赤団、B団が白団になりました。そして、A団の児童全員が一斉に帽子を赤色に変えました。

 2名の団長からの一言もあり、「スローガンのように心を一つにしてがんばりましょう。」「一人一人が精一杯自分の力を出し切りましょう。」「みんなの力がでるように、応援もがんばりましょう。」など、決意や思いを述べました。

 

トンネルに関する写真集の寄贈

 9月5日(火)に、門川町の建設会社3社の代表者3名が来校されました。そして、トンネル(TUNNEL)に関する写真集を寄贈していただきました。

 全校児童を代表して6年生8名がその贈呈式に参加しました。

 寄贈後には、建設会社の方々と児童がお話をする時間が設けられ、児童から「トンネルは1年くらいで完成するのですか。」「トンネルは、災害の時に避難場所になるのですか。」「ドンネルは、どのような方法で掘り進んでいくのですか。」等、たくさんの質問がでましたが、3名の方々がとても分かりやすく答えてくださり、児童も納得したようでした。

 

 3名の方々からは、「地域と連携したキャリア教育を推進してくださり、ありがたいです。そして、子どもたちは、門川町の宝です。」「道路やトンネル等は、私たちの生活にとても結びついているので、土木建設の仕事を知って、興味をもってほしいです。そして、将来いっしょに働けたらと願っています。」「自分たちがつくった道路やトンネルをたくさんの人たちが利用してくれるので、とてもやりがいと誇りをもって仕事をしています。」等のお話をしてくださいました。

 いただいた本は、全校児童で大切に読ませていただきます。お忙しい中、本当にありがとうございました。これからも門川小学校の応援をどうぞよろしくお願いいたします。

下学年の読み聞かせ

 4日(月)は、読み聞かせグループの会「ワンピース」様による1~3年生を対象にした読み聞かせの日でした。

 朝の会終了後から1校時の半ばまで、児童はたっぷりと絵本や紙芝居による物語の世界を楽しんだり、かみなり等の気象現象等の知識を得たりして、本の面白さを十分に味わったと思います。今回の体験やご家庭での保護者による読み聞かせの体験が、自ら本を手に取り、読んでみようかなという意欲につながると思います。

 「子どもたちが前のめりになって話を聞いてくれたり、声を上げて笑ってくれたり、驚いてくれたりするのが、とても嬉しいです。やりがいがあります。」という嬉しいことばをいただきました。朝のお忙しい中、「ワンピース」のグループ方々、今回もどうもありがとうございました。

緊急時における児童引き渡し訓練

 9月1日(金)の午後は、防災の日にあわせて、緊急時における児童引き渡し訓練を行いました。

 ねらいは、「災害等の緊急時に、児童を安全かつ速やかに引き取り者に引き渡すことができるようにする。」「緊急時の動きを引き取り者に知っていただくことで、冷静にかつ整然と児童の引き渡しができるようにする。」でした。初めての試みでしたが、災害時に備えて、教職員と引き取り者の方々のお互いがその流れを確認・理解することができました。

 まず、全校児童が体育館に集合しました。校区内の地区を4グループに分けて、時間差で児童を引き取りに来ていただきました。教職員を体育館内、駐車場となる運動場、校外の道路に分けて配置し、スムーズな自動車の流れと児童の引き渡しができるようにしました。事前に引き取り者の方々へは、どの道路を通って運動場に来ていただきたいのか地図を配付し、当日は、矢印のプラカードもった教職員を要所に配置しました。また、運動場の出入口が1箇所しかないため、教職員の案内に従っていただき、自動車の進行を一方通行にしました。

 自動車を置いたら引き取り者に体育館に向かっていただき、体育館に敷いたシートの上を靴のまま一方通行で歩いていただきました。そして、お子さんがいる学級の前で受付を済ませたら、お子さんを連れて帰っていただきました。どうしても児童は興奮状態になっていましたが、その中でもしっかりと落ち着いて静かに待つことができている児童もいて感心しました。教職員を介して児童が引き渡されると、引き取り者も児童も安心した顔を見せていました。

 今回の訓練に際しまして、引き取り者の方々には、学校が示した時間を守ったり道路を通ったりしてくださり、ありがとうございました。おかげさまで、予想していた道路や体育館での渋滞や混雑が見られませんでした。ご協力、本当にありがとうございました。

 今後も緊急時に備えての訓練を、より一層充実し、実際に近いものにしていきます。

9月1日の給食は、「救給カレー」

 9月1日は、防災の日です。これは、死者・行方不明者約10万5千人と、国内の自然災害で最悪の犠牲者を出した関東大震災が発生したことと、台風シーズンをむかえる時期であり、地震や風水害などに対する心構えを育成するために設けられました。

 災害は突然起きます。日頃の備えがとても大切です。それに関連して、この日の給食は、いつもと一部が違っていました。下の写真がその日の献立ですが、どこが違うと思われますか?

 簡単だと思います。牛乳、サラダ、スープはよく食べますが、左下にパンでもない、米飯でもないものが置かれています。これは、災害に備えた非常食の中の「救給カレー」です。この「救給カレー」は、東日本大震災を経験された栄養士の先生たちが話し合って作ったものだそうです。被災してとても怖くて、不便な経験をしたことから、水も電気も火も使えない事態の中での非常食として開発されました。「いのちをつなぐ」カレーとして、(食)を救う「救給カレー」と名付けられました。

 ご飯とルーが一緒に入っているレトルトパウチ食品で、袋をあけてスプーンで軽くまぜた後、スプーンでそのまま食べることができました。直接温めたり、熱湯に入れたりする必要はありませんでした。児童は、災害によって水も電気も火も使えない状況での食事を想像しながら、普段とは違うカレーを味わって食べていました。

代表委員会「運動会のスローガンを決めよう」

 「運動会」は、1年間の学校行事の中でとても大きな行事です。今年度は、10月22日(日)に開催する予定です。門川小学校は、歴史と伝統があり、今回で122回目となります。

 昨日8月31日(木)の6校時は、その運動会が盛り上がり、思い出に残るためにスローガンを決める代表委員会でした。参加者は、運営・集会委員会のメンバー、5・6年の各学級の代表、各委員会の代表でした。

 「一人一人意見を出し合い、運動会が盛り上がるスローガンを決めよう」というめあてのもと、話合いがスタートしました。スローガンに入れたい各学級で考えた言葉をまず出し合いました。以下の通りです。

 〇協力 〇スマイル 〇あきらめないで 〇最後まで 〇助け合う 〇楽しい 〇全力 〇笑顔 〇がんばる

 〇心を一つに 〇最後まで 〇笑顔はじける 〇勝っても負けても 〇力をこめる 〇元気いっぱい

 〇本気 〇うきうき 〇汗を流し 〇きずな 〇わくわく 〇笑顔あふれる 〇感動する

 〇一致団結 〇一生懸命 〇元気 〇みんなで応援 〇力を合わせよう 等

 「一致団結は、ちょっと難しい言葉なので、1年生には伝わりにくいと思います。それと似たことばに“力を合わせよう”があるので、そちらがいいと思います。」など、次は、言葉のもつイメージや理解やすさなどから、採用する言葉の絞り込みが始まりました。司会、副司会、ノート書記、黒板書記それぞれが自分の役割を自覚して、とてもよい話合いが展開していきました。参加児童は、低学年でも理解しやすく、活気ある運動会にするためにふさわしい言葉はどれかの視点で考えました。国語科の学習で培った力が活用される場面でもあったとも言えるでしょう。

 白熱した言葉の絞り込みが続いている最中に、6校時終了のチャイムが残念ながら鳴りました。そのため、スローガンとして文にするのは、主担当の運営・集会委員会に任せることになりました。

 正式にスローガンが決定しましたら、このホームページで紹介いたします。

いよいよ2学期が始まりました

 いよいよ本日8月25日(金)から2学期がスタートしました。

 元気にあいさつをしながら校門をくぐる姿や夏休みの思い出を早く話したくて友達や学級の先生のところに行く姿など、いつ見ても微笑ましい光景でした。そして、児童の話をとても楽しく興味をもって聞く学級の先生の笑顔、先生冥利に尽きるというものです。

 さて、本日の始業式も、熱中症や感染症の予防のために、全校児童が体育館に集合することはせず、マイクロソフト社が推奨するMicrosoft365のコミュニケーションツールであるTeams(Microsoft Teams)と校内放送を併用しながら、各教室で行いました。

 まず、2学期から新しく勤務される職員の紹介がありました。特に特別支援教育に関してベテランの先生です。多様な児童にとって、魅力のある学校づくりに力を発揮してくれるものと思っています。

 

 次に、児童代表の発表でした。今回は、1年・3年・5年でした。3名とも、聞き取りやすい声の大きさと速さで、2学期に頑張ることについて立派に発表できました。

 1年生は、①給食を時間内に食べ終わること、②友達に優しくすること、③算数の引き算、④走ること、⑤友達を助けることでした。

 3年生は、①時間を意識しながら給食を時間内に食べ終わること、②大きな声で発表すること、③学級目標を守って、少し難しいことでもチャレンジすることでした。

 5年生は、①こつこつと努力することを忘れずに勉強を続けていくこと、②心や時間に余裕をもって委員会活動に取り組むこと、③間違いを恐れずに、良いと思うことを積極的に行うことでした。

 児童代表の発表が終わると、校長先生の話でした。夏休み中に全児童が命を大切にして過ごすことができて安心したこと、2学期は、更にあいさつの素敵な児童になってほしいこと、そして、「ありがとう」「こめんなさい」が素直に言える子になってほしいこと等を話しました。

 最後に、3人の指導部部長の先生から話がありました。

 学習指導部長からは、「学ぶ」ための心や体、物の「準備」をきちんとして、2学期の良いスタートダッシュができるようにしましょうという話でした。

 生徒指導部長からは、相手よりも先にあいさつをする「先出しあいさつ」をして、地域の方々とのつながりをより強くし、すてきな学校・地域にしていきましょうという話でした。

 保健体育指導部長からは、1日1回以上、思いやりのある言葉「ふわふわ言葉」を周りの友達や先生、家族、地域の方々にかけていき、やさしさあふれる学校にしていきましょうという話でした。また、熱中症が心配なので、少しずつ暑さに慣れていきながら、10月下旬の運動会に向けて練習を頑張っていくこと、そして、感染症も怖いので、手洗いやうがいもきちんとしていきましょうという話でした。

 始業式が終わると、各学級の計画にそって、課題を種類ごとに分けて提出したり、夏休みの思い出をみんなの前で一人一人話したり、2学期の学級や個人の目標を決めたりしていました。

 児童は、午前中までの学習だったので、午後からは、児童が一生懸命に取り組んで提出した問題プリントや家庭学習ノート、絵日記・日記・生活作文・読書感想文等を丁寧に見たり、下の写真のように学級担任が集まって作品応募の絵画や毛筆、俳句等を募集団体ごとに間違いがないように仕分け・整理を行ったりしました。

 来週8月28日(月)から、本格的な教科等の学習が始まります。児童は心身を徐々に学校生活の軌道に乗せていき、2学期の様々な行事を通して、よりいっそう自分自身を成長させていくことでしょう。一人一人の輝きや活躍、成長がとても楽しみです!

第2学期に向けて

 8月にも、職員は会議や研修会を行ったり、学校施設の整備をしたりしています。

 今回は、先の記事「先生たちも学び続けています」の第2弾で、児童が夏休み中の職員の様子を紹介します。

 

 社会福祉協議会のご支援のもと、門川小学校校区の民生委員児童委員さんとの会議をもちました。各地区の民生委員児童委員さんと本校の各地区担当の職員がグループを組み、職員から児童の登下校やあいさつ、公園の使用状況、地区での過ごし方等をうかがったり、民生委員児童委員さんからは地区で気になる児童が学校でどのように過ごしているのか質問にこたえたりしました。そして、2学期から協働して、児童の健全育成のためにどのような手立てを講じていくか話し合いました。

 民生委員児童委員の皆様、お忙しい中ご来校いただきありがとうございました。とても有意義な話合いができました。

 

 児童、保護者・地域の方々の信頼に応えるために、職員一人一人が、その職責の重さを自覚し、自信と誇り、そして希望をもって、児童と向き合い、教育活動に専念できるために、コンプライアンス研修を行いました。

 学年ごとにグループを組んで、学校関係者によるコンプライアンス違反の新聞記事をもとに話し合ったり、自分自身や学校全体の課題を見つめ直したりしました。そして、最後には、それを全体の場で共有しました。

 

 雑草もかなり伸びていましたので、刈払機を用いて草刈りを行いました。また、第2学期の始業の日に気持ちよく児童が校舎に入っていけるように児童玄関やその周りを掃除したり、古い机や椅子を交換したりもしました。

 

 第2学期の始業式前日には、児童へ向けた黒板メッセージをかいたり、始業の日の日程をかいたりしました。また、夏休みの課題(宿題)を提出する指定場所をつくったり、2学期から使用する教材・教具の整理をしたりもしました。

  

 

登校日

 8月1日(火)は、登校日でした。

 門川小学校の先生たちは、本当に子ども大好きです。7月20日(木)の第1学期終業の日以来、元気に登校してきた児童とあいさつを交わしている顔を見ると、とても素敵な笑顔でした。

 さて、1校時目は、全校朝会でした。今回も熱中症や感染症の予防のために、全校児童が体育館に集合することはしませんでした。その代わり、マイクロソフト社が推奨するMicrosoft365のコミュニケーションツールであるTeams(Microsoft Teams)と校内放送を併用しながら、各教室で行いました。接続に不具合が起こり、校内放送だけになってしまった学級もあり残念でしたが、下の写真のとおり、話者が放送室で話し、その画像や音声を各教室で共有して大型テレビで視聴するという方法でした。

 まず、校長先生の話でした。残りの夏休みも命を大切にして楽しく過ごすこと、これは危険かな危険じゃないかなと考えながら行動すること等の内容でした。

 次に、出産休暇に入られる先生の話でした。児童が体のことを気遣ってくれたり、赤ちゃんの誕生を自分ごとのように楽しみにしてくれている言葉や態度がすごく嬉しかったそうです。

 最後に、生活指導担当の先生の話でした。スライドを使いながら、「ビニールハウスや用水路に勝手に入らないこと」「用水路から田畑に水を引き込む機械等にいたずらをしないこと」「安全のために、きまりをしっかり守ること(海や川へは、大人と行くこと。道路を渡るときには一旦停止して前後左右を確認すること。横断歩道があるところでは、そこをしっかり渡ること)」等の話がありました。

 

 2校時目は、学級の時間でした。提出物や夏休みの課題の進捗状況の確認、これまでの休みの中で心に残ったことの発表、学級のみんなでミニゲーム、学級園や理科園で栽培している植物の世話など、学級によってさまざまでした。

 

 第2学期の始業の日は、8月25日(金)です。全校児童のみんなが、元気なあいさつをして登校してくることを願っています。また、大きな病気やげが、事故などに十分気を付けるように、ご家庭でも声かけをお願いします。 

各地区のラジオ体操におじゃまさせていただきました

 先の記事でも紹介させていただいておりましたが、7月21日(金)の門川町一斉ラジオ体操のご協力・ご参加ありがとうございました。

 さて、7月24日(月)からは、各地区でのラジオ体操が始まりました。そこで、実施している地区に、おじゃまさせていただきました。

 午前6時30分を前に、公園や公民館、空き地に集合し、友達同士または友達の父母、地区のおじさん・おばさん・おじいさん・おばあさんと楽しそうに話をしている雰囲気がとても微笑ましかったです。まさに、世代間交流だなあと思いました。

 午前6時30分になると、ラジオを囲んで一斉にみんなが体を動かし始め、いい汗を流しました。清々しい気分にもなりました。参加者もさまざまで、児童や保護者の方々はもちろんのこと、幼児、中学生、高校生、祖父母、区長さん、民生委員児童委員さん、高齢者クラブの皆さん、近所の方々でした。ご参加ありがとうございました。

 気付きもありました。7月21日(金)から31日(月)までのラジオ体操では、ラジオ体操第1とラジオ体操第2の間の簡単な運動は、いつも首の前後左右の運動だったということです。

 ラジオ体操が終わったら、その場所の簡単な掃除をしたり、公民館に入って1時間程の朝学習を始めたりしている地区もありました。時間を上手に使われているなあと思いました。

 8月下旬から後半のラジオ体操がスタートする地区もあります。早寝・早起き・朝ごはんの習慣付けや2学期の学校生活のスタートに向けて、ラジオ体操に参加するのはいかがでしょうか。

1階6教室の黒板が、きれいになりました

 7月24日(月)と25日(火)の2日間、門川町の業者さんが来校されて、1階の教室にある黒板の張り替え作業をしてくださいました。1年1組、1年2組、1年3組、5組、6A組、6B組の合わせて6教室の黒板です。

 黒板の張り替え作業を、大まかに説明すると、次の順番でした。

①黒板を上下移動するスライダーから取り外し、多目的ホールに運ぶ。

②接着剤で後ろのベニヤ板にしっかりと固定されている表面の部分(チョークで書く部分)を、機械で剥ぎ取る。

③剥ぎ取った後のベニヤ板の表面を滑らかにして、新しい表面の部分を貼り付ける。

④黒板右端に、白文字で「月」「日」「曜日」の書く。

⑤できあがった黒板を教室に持ち込んで、上下移動するスライダーに取り付けて完成。

 業者の方々は、汗だくだくの作業でした。2学期の授業が楽しみです。ありがとうございました。

 今回の張り替え作業を見学させていただいて、発見がありました。それは、黒板の表面部分は薄い鉄板だったということです。よく考えれば、磁石が付きますので当たり前かもしれませんが、今まで考えもしなかったことだったので、新たな知識が増えて嬉しくなりました。

 1階の6学級では、黒板がきれいになり、2学期からの学習が、児童も先生も気持ちよく進めることができると思います。また、下の写真でお分かりになられるか不安ですが、うすくマス目が引かれています。そのため、先生や児童が黒板に文章を書く際には、今まで以上にまっすぐで見やすいものになることでしょう。

第2回家庭教育学級

 7月25日(火)の19時00分~20時30分は、2回目の家庭教育学級が行われました。

 今回は、日本エッセンシャルオイルスタイリスト協会上級スタイリストを講師に招き、アロマの香りに癒やされながら、親子で楽しく香りの学習でした。

 最初に、「香育~豊かな心身を育む香りのおはなし」でした。いろいろな香りを楽しみながら、エッセンシ

ャルオイルとは、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然由来の揮発性芳香化合物で、独特の香りがあるものをいうこと。そして、大きく4つのグレードに分かれることを学びました。また、臭覚は、視覚や聴覚等を含む「五感」の中で、唯一「情動」(怒りや悲しみなど一時的で急激な感情の動き)に伝わるといわれていること等も学びました。グレープフルーツは気分をリフレッシュ、オレンジは不安を解消し心と体を癒やす、シダーウッドは頭の疲れを取り集中力アップ、レモンは気分を明るく、ユーカリプタスは気分を爽快にさせてくれるそうです。

 講話が終わると、製作活動でした。親子で「ハーバリウムディフューザー」を以下の手順で作りました。

①瓶を選び、その中に入れる色とりどりの小さな飾り(ビーズや貝殻、乾燥させた植物等)を選びました。

 

②選んだ飾りを長いピンセットを使って瓶の中に、配置を親子で考えながら入れていきました。

 

③瓶の中に特殊な水溶液を入れ、そこに、実際に自分がにおって気に入ったエッセンシャツオイルを40滴ほど垂らしました。中には、複数のエッセンシャルオイルを組み合わせて、独自の香りを開発している家庭もありました。

 

④瓶にリボンを結んで出来上がりました。

 

 それぞれのご家庭で、とっても素敵でかわいいオリジナルのハーバリウムディフューザーができあがりました。雑貨屋さんで売られていても全然おかしくない程の出来映えでした。

 各家庭が1つのハーバリウムディフューザーを作ることをとおして、たくさんの楽しい親子の会話が生まれました。また、席が近くの方と製作のコツを教え合ったり、お互いの完成品の素敵なところを伝え合ったりして、家庭同士の交流も生まれました。

 

 あっという間の1時間30分でした。香りの効能を勉強できたとともに、素敵な手作り小物まで作ることができたした。保護者の皆様が参加しやすいように夜の開催となりましたが、お忙しい中、講師の先生には講話やたくさんの種類の材料や資料を準備をしていただき、本当にありがとうございました。参加された家庭教育学級生とそのお子さんもありがとうございました。

 

先生たちも学び続けています

 夏休みに入ったばかりの子どもたち。時間を有効につかい、夏休みを楽しんでいることと思います。

 さて、児童は夏休みですが、職員はもちろん、いつもどおり勤務しています。子どもたちの元気な声を聞くことができないのは残念ですが、その中で職員は自己の資質や能力を高めるための研修や児童のための教育環境整備に励んでいます。例えば、次のようなことです。

〇コンプライアンスに関する法律等を文部科学省が提供する動画を視聴し、意見交換をしながら学ぶ。

〇道徳科における本校の重点内容項目は何なのか、学年部で十分時間をとって協議し、その後に、指導教諭から授業の理論や指導の技術・技能、そして、1単位時間の指導の流れと板書の在り方を学ぶ。

〇Small Talkや中間指導を取り入れた外国語科(外国語活動)の指導の在り方を、指導教諭の模擬授業をとおして学ぶ。

〇図書の更新基準や本校の蔵書の種類別割合、児童の1学期の図書貸出冊数、町立図書館との連携の仕方を、学校図書館支援員から学んだり情報を得たりする。そして、2学期の読書活動に向けて、多目的ホールや教室に置いてある図書の入れ替えや整理整頓をする。

 

門川町一斉ラジオ体操

 夏休みの初日7月21日(金)に、門川町の夏の恒例「門川町一斉ラジオ体操」(主催:門川町PTA協議会、門川町子ども会育成連絡協議会)が、本校の運動場を含め、草川小学校、五十鈴小学校、旧西門川小中学校運動場を会場に行われました。

 午前6時15分から開会でしたが、午前5時50分ごろから、門川小学校の児童及び卒業生はもちろんのこと、保護者、地域の方々等、幅広い世代の多くの方々がぞくぞくと集まってきてくださいました。宮崎県のシンボルキャラクターである「みやざき犬」の「かぁくん」も特別ゲストとして駆け付け、一緒に汗を流しました。

 この活動の目的は、「ラジオ体操をとおして、子どもたちに早起き、早寝、朝ごはんの規則正しい生活習慣を身に付けさせるとともに、地域の連帯感を高める」というものです。集まった小学生と地域のおじさんやおばさん、そして高齢者の方々がお互いに会話を楽しむ姿をたくさん見ることができ、まさにその目的どおりのとても和やかな雰囲気でした。参加者は、およそ380人前後だったと思います。

 門川中学校や門川高等学校の生徒たちがボランティアで、児童を整列させてくれたり、最前列で模範演技をしてくれたりしました。とっても上手でした。実は、この日のために、対面模範(=左右反転:ラジオ放送で「左にねじる」と言われたら、ボランティア生徒は「右にねじる」)ができるように練習を積んできたそうです。また、「ラジオ体操第二」は、小学生にとってあまり馴染みがなく、その時には、きっと多くの視線が自分たちに注がれるだろうということで、細かいところまで入念に練習をしてきたそうです。大変ありがたいことでした。

 

 約30分間の短い時間でしたが、多数の参加者の皆様と笑顔いっぱいのさわやかな朝を過ごすことができました。会場設営や司会・進行をしていただいたPTA運営委員の皆様、参加の呼びかけをしてくださった各地区の区長・民生委員児童員・育成会の皆様、参加していただいた保護の皆様、地域の皆様、平日にもかかわらず児童のために早朝よりご協力・ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

 夏休み中にラジオ体操が継続的に行われる地区があります。そちらの方も、ご協力をよろしくお願いいたします。

第1学期終業の日

 7月20日(木)で、第1学期が終わりました。

 2校時は、終業式でした。しかし、本日の体育館内は暑くて熱中症が気になること、そして、全国的に新型コロナウィルス感染症患者が増加傾向にあることを踏まえて、放送での終業式に急遽切り替えました。

 最初に2年生、4年生、6年生の代表児童が、1学期に頑張ったことや2学期にがんばりたいことを発表しました。

 2年生は、文字を丁寧に書くこと、プールで顔をつけて潜ること、休み時間は暴れずに水飲み・トイレが終わったらすぐに席に戻って次の学習の準備をすることを頑張ったそうです。

 4年生は、友達がクロールで泳ぐ姿や先生のアドバイスから、息継ぎをするときには体を回すようにするといいということに気付き、それを実践することを頑張ったそうです。そして、2学期は先出しあいさつを頑張りたいそうです。

 6年生は、朝のボランティア活動でいろいろな場所の掃除をすること、学級の当番活動を率先して行うことを頑張ったそうです。2学期は、無言の場を守ること、委員会活動を忘れずに行うこと、苦手な教科も復習をしっかりすることを頑張り、全校児童のすばらしいお手本になりたいそうです。

 3人の児童とも、1学期の自分の姿を振り返りながら発表できました。自分の学びや言動をきちんと振り返ることができる力をもっているなんてとても素敵なことです。

 3名の児童の発表が終わると、校長先生のお話でした。4月の第1学期始業式で話された「命を守ること」「友達を大切にすること」を今しっかり振り返ること、夏休みだからできる体験を楽しんですること、事故や病気に十分気を付けることなどを話されました。

 

 1学期が無事に終了できましたことを、保護者の皆様、地域の皆様に深く感謝申し上げます。PTA活動や学校行事、学年での体験活動等において様々なご支援をいただき、児童及び本校職員を支えていただきました。本当にありがとうございました。夏休み期間中、児童の声が校舎から聞こえてこなくなるのは、とても寂しいですが、健康・安全に気を付けて各ご家庭・地域で充実した楽しい夏休みを過ごしてほしいです。

 私たち職員は、2学期が始まって元気に登校してくる児童の顔を思い浮かべながら、2学期の学習準備や校内環境整備をしたり、自分の指導技術や技能を高めるために校内研修をしたり、出張に行ったりして学び続けます。

租税教室(6年生)を実施しました

  延岡間税会の2名の方が来られて、子どもたちにも身近で、分け隔て無く納めている「消費税」を中心に講話をしていただきました。

  まず、税金で義務教育や社会福祉の充実を図っていることを説明されました。その後、もし、税金がなくなったら世の中はどうなるかというDVDを視聴しました。

  〇火事になったとき、消火にかかったお金を払う。

  〇警察に緊急の電話をしたり、被害を訴えたり、道を聞いたりするときにお金を払う。

  〇地域のゴミ収集自体がないので、町中がゴミだらけになる。

  〇信号が使えないので、交通事故が多発する。

  〇壊れた橋や道路が修繕できない。

以上のようなことが、アニメーションで描かれていました。

 このことから、「税金は、とっても大切なもの。税金は納めるものであって、取られるものではない。」ということを強調して話されました。

 最後には、みんなが納めてくれた税金が集まれば、何億円にもなるということで、1億円がどのくらいの重さなのか、ジュラルミンケースに入った見本の1億円を代表児童が持ちました。「予想以上に重い!」という声が出ました。実際の重さも体感できましたし、お金の大切さ(重さ)も分かったようです。

 お忙しい中、社会生活を送る上で大切な税金の役割を分かりやすくご指導くださり、どうもありがとうございました。また、税金に関する図や表が載っているクリアファイルを児童一人一人にいただき、ありがとうございました。

「第1回親子であいさつ登校」のご協力ありがとうございました。

 7月3日(月)~7月7日(金)は、「令和5年度 第1回親子であいさつ登校」でした。

 この活動の目的は、「保護者があいさつをする姿を児童に見せることで、児童の率先あいさつのきっかけにするとともに、地域全体の人間関係を豊かにする。」「保護者が児童とともに通学路を歩いて、安全状況の再確認をする。」でした。そして、朝の各ご家庭の状況は、それぞれ違うので、「①自宅付近をお子さんとともに歩いて、あいさつをする。」「②途中までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したりする。」「③学校までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したりする。」を参考にしていただいて、可能な形で実施しました。

 はじめのうちは、保護者の方が、自転車や徒歩で通り過ぎる高校生や大人そして、子ども見守り隊の方々にあいさつを行い、その後にお子さんが恥ずかしそうにあいさつをしていました。しかし、しばらくすると、保護者の方よりもお子さんの方が先にあいさつをするようになっていました。とても微笑ましい場面でした。

 今回の保護者の方々の背中を見て、きっとお子さんは、素敵な人間関係を築けていけると思います。

 あいさつの最大の効用、それは、相手の存在を認めていることを強力に表せることです。「私は、あなたがそこにいることを知っているよ!」「気がついているよ!」「いつも気にしているよ!」を手軽に伝えられるのです。心に一番ダメージを受けるのは無視されることで、子育てで一番弊害をもたらすものはネグレクトだと言われています。人間は、他人との関係において自分の存在を肯定されることで自我を確立させる生き物です。ですから、あいさつをされたら嬉しいし、反対にあいさつをされないと、存在を否定された気がして不安で悲しくなるのです。

 誰だって自分の存在を認めてほしいものです。だから、自分からも積極的にあいさつをして、相手の存在も認めてあげなくてはいけないと思います。

 今回のように、保護者の方から笑顔で子どもたちにたくさんあいさつをして、子どもたちの存在をしっかり認めてあげてください。「私は、あなたがそこにいることを知っているよ。」「気がついているよ。」「いつも気にかけているよ。」と。

 保護者からたくさんの存在承認が伝わったときに、子どもたちは、自分からあいさつをしたくなると思います。それが今回の「第1回親子であいさつ登校」の目的の1つです。

 保護者の皆様及び子ども見守り隊の皆様、朝のお忙しい中、ご協力いただきましてありがとうございました。第2回は2学期に実施予定です。その際も、どうぞよろしくお願いいたします。

5年生が福祉体験をしました

 「福祉」とは、「みんなのしあわせ」を共に考え、実現に向けて実践していくことです。

 7月5日(水)の1~3校時に、視覚障がい者と介助者の方、社会福祉協議会の方々を講師に、5年生が福祉体験を行いました。

 福祉体験学習は、体験をとおして、障がいや高齢に伴う心身の変化や、その生活を知り、思いやりを育む中で、障がい者や高齢者をはじめとする地域に暮らす人々の日常生活課題に①目をむけ、②考え、やがては③その解決に向けて動くためのきっかけづくりをねらいとして実施するものです。様々な活動を通して相手のことをよく知り、自分のことも知るという「人が共に生きる」学習とも言えます。

 まず始めに、目の不自由な方の講話を伺いました。その中で、青島太平洋マラソンに何回も出場されて42.195㎞を走ったり、読書ができるために点字を短期間で一生懸命覚えたりしたことに、児童は「すごーい!」という声をあげたり、尊敬の眼差しで講師を見たりしていました。

 講話が終わると、3つのグループに分かれて体験学習を行いました。

 

① アイマスク体験

 ペアをつくって、一人がアイマスクを付け、もう一人が介助者になりました。フラットな床を歩いたり走ったり、階段を上ったり降りたりしました。アイマスクをしている児童は介助者を信頼し、介助者は相手にケガさせないという使命感で真剣に取り組んでいました。

 

 ② 車椅子体験

 車椅子の仕組みを教わった後、一人で車椅子に乗って八の字を描くように走行したり、ペアに介助してもらって段差のあるところを通ったりしました。児童は、腕の力や左右の腕を使うタイミングが大切だということが分かり、介助者は相手をヒヤッとさせないために一言そえてから車椅子をスタート・ストップさせたり、段差がある所では傾けたりしていました。

 

 

 ③ 高齢者疑似体験

 手足や関節が動きにくいことを体験するためにおもりを装着したり、サポーターをきつく巻いたりしました。また、視界が狭くなったり、物がハッキリ見えなくなったりすることを体験するために特殊なゴーグルを装着したりしました。その状態で段差のあるところを歩いたり、小さな物を箸でつまんで移したりしました。児童は、一般的な高齢者の身体の状態が分かったようでした。そして、「とてもゆっくり歩いたり動いたりしているおじいさんやおばあさんがいても、『早くしてよ。』とイライラしないようにします。」という児童の感想が心に残りました。

 6名の講師の先生方、お暑い中に3時間も児童のためにご指導いただき、本当にありがとうございました。

朝のあいさつ運動

 人は社会の中で、自分の居場所や存在を確認しながら生きています。その中でもあいさつは、相手の存在を認め、自分は敵ではないということを簡単に示せる行為です。だからこそ人は、あいさつをされると社会の一員として存在しているという安心感が得られるのです。
 お互いあいさつをして存在を認められることで、自己肯定感が高まり、おのずとコミュニケーションも円滑になり、友達の輪も広がりやすくなります。
 逆にあいさつをしないと「嫌われているのかな?」や「この人は最低限のマナーがなっていないのでは……?」などと思われがちです。
 感じのいいあいさつができる人のほうが信頼関係も築きやすいでしょう。挨拶をするときは、みんな自然と笑顔になりますし、されて嫌な気持ちになる人はとても少ないと思います。

 現在、門川小学校では、運営・集会委員会や生活委員会が中心になって、朝のあいさつ運動に取り組んでいます。雨が降っていない時には正門付近で、雨の時には児童玄関の中で行っています。

 写真を見てお気付きでしょうが、「元気なあいさつ」というタスキをかけて、朝のあいさつ運動のさらなる活性化を図っています。

 児童のあいさつができるようになるためのコツの1つに、「一緒にあいさつし、できたらたくさん褒める」があります。
 「〇〇さんに『おはようございます。』って、言いに行こうか。」等と、保護者や先生が誘って一緒にあいさつをします。児童が元気よく笑顔であいさつができたら、「こんなふうにあいさつができたら(されたら)うれしいね!」や「元気な挨拶で気持ちいいね!」、「お互い笑顔になれたね!」など、大いに褒めます。気持ちを言葉に出して言うことで、あいさつは楽しいという実感が沸きやすくなります。「あいさつは楽しく、気持ちの良いこと」と感じさせてあげることだそうです。

 現在、門川小学校では、「第1回親子であいさつ登校」の真っ最中です。保護者の皆様、上のコツも踏まえながら、実践をよろしくお願いいたします。

お魚研究の第一人者に教わりました~門川に魚があつまるひみつ~

 このホームページでも紹介いたしましたが、「門川のおさかなコレクションシート」を寄贈してくださった宮崎大学農学部海洋生物環境学科の村瀬准教授と学生さんが、7月3日(月)に再度来校していただき、門川に魚が集まる秘密について、第3学年児童に向けて講義をしてくださいまいた。楽しいパフォーマンスを盛り込んだ講話で、集中して話を聞いていました。

 はじめは、村瀬准教授が子どもの時に初めて体験した魚釣りが非常に衝撃的で、それをきっかけにどのような経緯で今の准教授の仕事に就いたのかを話してくださいました。まさに、キャリア教育でした。好きなことは、とことん突き詰めていくという村瀬准教授の探究心に児童も心を打たれたと思います。

 次に、門川に魚が集まる秘密でした。

 少し前の話ですが、門川は魚がとれすぎて近くを通るだけで魚のにおいがしてきたそうです。そして現在、日本で見付かっている魚の種類は約4600種ですが、東京湾ではその中の約700種、北海道では約800種が見付かっているそうです。では、面積的に東京湾や北海道に到底及ばない門川町では、何種見付かっているでしょうか?驚くことに約815種だそうです。児童もびっくりしていました。そして、門川の海を誇りに思ったようでした。

 さて、本題戻ります。門川に魚が集まる秘密は2つあるそうです。

 1つめは、門川町の位置は、瀬戸内海から冷たい海水が流れてきて北の魚を運んでくれるし、温かい黒潮によって南の魚も運んでくれるから、いろいろな種類の魚が豊富にとれるそうです。

 2つめは、門川の山と川から栄養豊富な水が門川湾に流れ出て、生き物たちのオアシスになっているからだそうです。

 最後は、隣の友達と「門川のおさかなコレクションシート」の裏表をつなぎ合わせて、門川の山・川・海に棲息する代表的な魚を確認しました。また、門川で見られる魚の絵が載ってあるカードを、冷たい海の魚、中間温度の海の魚、温かい海の魚に分けていきました。

 村瀬准教授及び学生さん、お忙しい中、第3学年児童のために来校してご講話をしてくださり、本当にありがとうございました。

俳句を、地域のプロの教わりました

 6月30日(金)の5年生の国語の時間に、地域の「門川町俳句の会」の方々に来ていただき、俳句の作り方を教えていただきました。

 児童は、この時までに、「プール」、「ひまわり」、「せみ」、「花火」、「ふうりん」の5つの季語(お題)から自分の好きなお題を2つ選び、それらから連想される言葉をノートにいろいろと考えていきました。

 当日は、この連想ノートをもとに、「門川町俳句の会」の方々に作り方のコツやアドバイスを伺ったり、作った俳句の添削をしていただいたりしながら、楽しそうに俳句を完成させていました。

 俳句の会の方々にも、「ふうりん」で一句詠んでいただき、子どもたちはすごく感動していました。

 

 とても充実した学習時間でした。

 これを機に、児童が俳句作りに興味をもったり、四季折々の季語に興味をもったりできるといいなと思いました。

 「門川町俳句の会」の皆様、お忙しい中、ご指導くださり本当にありがとうございました。

カンムリウミスズメについて

 4年生は、総合的な学習の時間で、環境学習をしています。その中で、カンムリウミスズメについて調べています。

 28日(水)は、教育委員会の甲斐様をお招きして、4年生に向けてご講話を各学級でしていただきました。

 カンムリウミスズメは、門川町を代表する鳥で、枇榔島で繁殖する「ムクドリほどの大きさ(全長24cm)の海鳥です。冠羽と頬が黒く、後頭部は白で、白黒のはっきりした鳥です。よく潜水し、水中を飛ぶように泳ぎます。一生のうちのほとんどを海の上で過ごし、陸上に上がるのは、繁殖期のわずかな期間だけです。

 児童は、講師の話を聞いたり、スライドや動画を見たりしながら、大事だと思ったところは一所懸命にメモをしたり、質問をしたりしていました。今後の学習の深まりが楽しみです。

 甲斐様、お忙しい中、本校4年生の学習のために来校し、スライドや動画、剥製を使った詳しく分かりやすい説明をどうもありがとうございました。

 

 

1~3年生の参観日

 27日(火)の午後は、1~3年生の学校参観日でした。

 たくさんの保護者の皆様ご来校、ありがとうございました。45分間の参観授業でしたが、お子さんの良いところを見付けられて、夕食時でも褒めていただいたことと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。お子さんの自己肯定感が高まります。

 1年生は、「算数科」の学習で引き算をしていました。先生の話をしっかりと聞き、ノートに丁寧な式・答えを書くことができました。

 

 2年生は、「生活科」でした。このホームページでも以前紹介いたしましたが、先週、町探検に出かけました。それを思い出しながら、道路だけがかかれた大きな地図に写真やお店の名前等を書いて貼っていきました。保護者の方々もヒントを与えてくださり、最後には、素敵な地図ができあがりました。

 

 3年生は、「算数科」や「音楽科」でした。「算数科」では、棒グラフを1つに表すと、どんなところが便利になるのか、実際に課題を解きながら実感していました。「音楽科」では、リコーダーの指使いの練習を行い、最後には保護者の方々を前にして練習した曲や今月の歌「にじ」を披露して、大きな拍手をいただきました。

 

 学級懇談会後は、「制服バトンタッチバザー」が行われました。

 これは、平成21年に図書ボランティア「ワンピース」によって始められ、現在PTA図書部に引き継がれているものです。 

 我が子が卒業したり体が大きくなって、着られなくなった制服や体操服など寄付していただいて、その益金で門川小学校の児童へ新しい本をプレゼントしようという、PTA図書部の活動の1つです。毛筆書写の学習の時に着ていくためや体育服の洗い替えように買われる方もいらっしゃるようです。着られなくなった服を、また違った誰かが着てくれるなんてすてきな取組だなと思います。

 

 

「門川のおさかなコレクションシート」の贈呈式

 6月27日(火)の午前10時20分頃から、「門川のおさかなコレクションシート」の贈呈式がありました。

 このことについては、門川町と宮崎大学との連携事業の一環で、宮崎大学延岡フィールドに常駐する村瀬准教授と大学院生・学生が、門川町の水圏環境の魅力として、山・河川に生息する魚類について調査を行い、山・川・海のつながりを、児童たちに手軽に知って楽しんでもらうルールとして、お魚を紹介した耐水性のシートを考案されました。図鑑のように28種類のお魚の写真と説明が上流・中流・下流ごとに配置されていている立派なものです(下の写真は、1枚のシートの裏表です)。

 今回、このシートを宮崎大学・学生の方々のご厚意により、町内小学校全児童へ寄贈があり、本校でも贈呈式がありました。

 そして、贈呈式後には、釣り好きの校長とのお魚話があり、大変盛り上がりました。

 全国をフィールドとしている村瀬准教授によると、身近に山と川と海が美しくつながっている地域は、大変めずらしいそうです。そして、「門川町がとても大好きです。」とも言われていました。

 門川町のお魚の多様性を知っていただき、保護者の方と一緒に海や川へ遊びに行く際にご活用していただければ幸いです。

 本校の3年生は、7月の総合的な学習の時間に、門川町の川や海の学習をしていく予定です。その際、今回の村瀬准教授が来校されて、今回のシートも活用しながら特別授業をしていただく予定です。

 

 

レッツゴー 町探検

 2年生が、6月23日(金)の生活科の時間に、初めての町(門川小学校校区)の探検に出かけました。

 今回の目標は、「探検計画にそって町に出かけ、人と接したり発見したりしながら協力して、安全に町探検をすることができる。」でした。

 児童は、ワクワクしながら学校を出発し、町立図書館や町立中央公民館、門川駅が見える道路を通りながら、その他の建物やお店を見付けたり、働いている人の様子を観察したりしました。自分たちの町について、新たな発見がたくさんあったようです。良い天気に恵まれて良かったです。

 帰校後は、友達と話し合いながら町探検を振り返り、ワークシートに「建物」「お店」「人」の項目で整理をしたり、町探検をして気付いたこと・分かったこと・思ったこと等を書いたりしました。

   

 この学習は十数時間におよびます。この学習をとおして2年生の児童が、自分たちが住む町の自然、人々、社会、公共物などに関心をもつとともに、自分たちの生活は、町で生活したり働いたりしている人々や様々な場所と関わっていることが分かり、それらに親しみや愛着をもち、人々と適切に接することや安全に生活することができるようにしていきます。

第1回学校運営協議会を開催しました

 昨日6月22日(木)の午後7時00分~午後8時30分に第1回学校運営協議会を開催しました。

 はじめに、門川町教育委員会から委任状交付や学校運営協議会についての説明がありました。

 次に、校長による学校経営方針の説明があり、学校運営協議会委員の皆様に承認をいただきまいた。令和5年度は、令和4年度の学校評価を受けて、「徹底と継続」を合い言葉に、「①基礎学力の定着」、「②読書活動の推進」、「③基礎的な学習習慣の定着」、「④基本的な生活習慣の定着」、「⑤学校・家庭・地域の連携による教育の推進」を重点目標として教育活動に取り組んでいきます。

 最後に、学校運営協議会委員さんを2グループに分け、ワークショップ(参加者が主体的に参加する)型で協議・熟議を行いました。

 令和4年度末に、管理職が替わっても、学校運営協議会における協議が、さらに活性化していくと期待できる、令和5年度~令和7年度の年次計画を作成しました。門川小学校における協議の柱(テーマ)は、「①防災教育(危険回避能力の育成)」「②あいさつ(コミュニケーション力の育成)」の2つです。それをもとに、初年度である令和5年度は、「地域に対して、学校運営協議会委員として何ができるか。」について協議・熟議を行ったということです。その結果、具体的なものが以下のように出ました。

 防災教育班では、「学校が実施する地震一斉避難訓練の計画を、話し合う段階から参画する。」「ノーメディア読書ディを中心に家庭で防災について話す場を設けるように呼びかける。」などが挙がりました。

 あいさつ班では、「親子であいさつ登校を中心に、保護者(大人)があいさつする姿を子どもに示すように呼びかける。」「回覧板を渡すときに、渡す家にそれを置いておくのではなく、礼儀正しく顔を合わせてあいさつをしてから渡すように呼びかける。」などが挙がりました。

 今後も、地域とともにある門川小学校、地域を元気にする門川小学校であるように、学校・家庭・地域が一体となった教育を推進してまいります。

委員会活動の紹介

 本日の1校時は、全校児童が体育館に集合しました。そして、児童会活動の一つである各委員会の活動内容を代表児童が紹介し、全校児童で学校生活を向上・発展させようという意欲を高めさせていきました。

 門川小学校には、5年生と6年生が所属する8つの委員会があります。8つの委員会とは、図書、体育、運営・集会、環境・美化、保健、放送、給食、生活です。それぞれの委員会が、学校全体の生活を共に楽しく豊かにするための活動を分担して行っています。そして、高学年の児童が自分たちの発意・発想を生かし、創意工夫するなど、自主的、実践的に取り組んでいます。一方、先生方も一人一人の児童が、自己の責任や役割を果たし、自己有用感や達成感を味わうことができるように指導しています。

 しかし、4年生以下の児童は、この門川小学校にどんな委員会があって、そこに所属するお兄さんやお姉さんたちがどんな活動をしているのかをよく知っているわけではありません。そこで、今回のような会を設け、お兄さんやお姉さんの頑張りを認め、協力して素敵な門川小学校をつくっていこうという気持ちを高めました。

 発表方法としては、写真やポスターを提示したり、合い言葉を確認したり、短い劇を発表したりなど、それぞれの委員会の工夫が出ていました。「知恵いっぱい 心いっぱい 汗いっぱい」の門川小学校の児童であってほしいと思います。

 

きれいに手を洗おう

 じめじめしているここ最近。

 特に気を付けたいのが、衛生面だと思います。

 そのため、本日15日(木)に手洗い指導を行いました。しかし、残念ながら道具や材料が全学級分ありませんので、これからも順次行っていきます。

 まず、汚れに見立てた「手洗いチェッカー」という専用ローションを手にすりこみました。これは、特殊ライトに当てると、白く光って見えるというすぐれものです。

 次に、「手洗いチェッカー」をすりこんだ手を、普段どおりに石けんを使って洗いました。「普段どおり」と念をおしたものの、「今回は、洗い残しがなかったかどうかを学習の後半で確認します。」と児童に伝えていましたので、みんないつもより丁寧に細かく洗っているようでした。いつもこうだといいのですが…。

 最後に、洗い終わった両手を箱に入れ、特殊なライトをそれに当ててみました。すると、「絶対僕は、大丈夫!」「私は、長い時間をかけて洗ったもの!」と言っていた児童にも、白く光る部分があることが多く、「えっ!うっそー!!」と声をあげた場面が何度もありました。特に、親指と爪の周りがよく光って見えました。すると中には、「また、洗ってきてもいいですか。」と学級担任に申し出て、2回目にチャレンジしている児童もいました。

 感染症の予防には、手指消毒や入念な手洗いがよく言われます。その意味を今回の実験で児童は、実感を伴って理解できたと思います。

学級園が花できれいに

 本日6月9日(金)は、昨日までの雨があがり、ちょうどよい曇り日でした。

 そこで、2年生がトップを切って4校時に、花の苗植えを行いました。

 まず、地域にある門川高校から格安で仕入れた花の苗について、その種類や植え方を、学校用務員さんが説明してくださいました。

 

 説明が終わると、「レインボー広場」にある学級園に向かいました。

 先週の土曜日に校舎周辺の草刈り作業等をPTA環境整備部員さんやPTA運営委員さん、教職員で行いましたが、学級園の中は、児童自身に栽培活動の責任をもたせるために、あえて何もしていませんでした。そこで、今日は、草抜きからスタートでした。「先生、幼虫が出てきました。」「先生、バッタがいました。」等の楽しそうな児童からの報告もありましたが、ある程度時間がたつと、草で覆われていた緑色の学級園が土色に変わりました。

 

 草抜きが終わると、いよいよ、花の苗植えでした。一人二株を基本に植えました。植物の種類は、マリーゴールド、ジニア、トレニアの3種類でした。児童は、シャベルと使って上手に土に穴を開け、黒いポットを逆さまにして優しく根を出し、丁寧に植えることができました。

 

 苗を植え終わると、「先生、水をあげてもいいですか。」と質問する児童がいて、「きれいで大きな花をいっぱい咲かせてね。」と言いながら、じょうろで優しく丁寧に、そしてたっぷりと水をあげていました。

 2年生と同じように、これからもぐんぐん大きくなり、すてきな色や大きさの花を咲かせてほしいと思います。

 

 一方、1年生の学級では、自分が育てているアサガオに支柱を立てていました。「どうして、棒を立てているの?」と尋ねてみると、「これからどんどんアサガオが大きくなっていくと、ツルが伸びていき、それを巻き付かせるためです。」としっかり答えることができました。「なぜ、支柱を立てるのか。」、その意味をしっかり理解し、見通しをもった学習活動になっていました。意味も分からず、支柱立てをただ楽しんでいるだけの活動とは全然違っていました。