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鑑賞教室(落語)

 鑑賞教室がありました。今回は旭中学校へ行き、落語を観ました。

 

 鑑賞教室「立川志らら」落語講演会

 生徒のほとんどが人生初めて落語を観たと答えていました。枕では、落語についての説明や手ぬぐいと扇子を使って何の動作なのかクイズ形式で話されました。

 

 落語についての説明では、「落語」と聞くと「笑点」と間違える人が多く、落語と笑点の違いについて教えてくださいました。

 また、落語は「想像する」ことが大切で、登場人物やストーリーを思い浮かべながら聴くと面白いということを知りました。

 手ぬぐいや扇子を使った動作当てでは、手ぬぐいを本に見立てたり、扇子を各競技の道具に例えたりして、生徒たちと一緒に楽しみました。

 

 本編では、「ちりとてちん」「初天神」の2つを観ました。

 枕で使用した手ぬぐいや扇子を使いながら、声の大きさや強弱、話すスピードや感情を込めて話す。顔を左右に動かしながら観ている人を物語へと引きつける。まるで、何人も人がいるかのように想像を膨らませながら観ることができました。

 生徒たちは志ららさんの落語に引きつけられ、終始笑いの耐えない講演となりました。

 

 今回の鑑賞教室「落語」では、日本の伝統文化について学ぶことができました。落語家は客層によって語る演目を決めるそうです。

 今回は、中学生が喜ぶ演目を選んでくださいました。初めて「落語」を観て、興味をもった人もいたのではないでしょうか?

 機会があれば、日本の様々な舞台芸術に触れてみるのもいいかもしれませんね!

 立川志ららさん、観ている人が喜ぶ落語を見せてくださりありがとうございました。