日誌

日之影町教育の日(講演)

 

日之影町教育の日(講演)

午後からは、令和5年度日之影町教育講演会が本校の体育館でありました。

 

「おしゃべりの科学Ⅱ」と題して講演していただいたのは、

MRT執行役員ラジオ局長、武坊の愛称で知られる川野武文アナウンサーです。

 

「小学校、中学校と国語の勉強で「読み」「書き」は習ってくるのに、なぜ「しゃべり」は教えられないのだろう?

今日は「しゃべり」をばらばらにして、また組み立てて考えてみましょう!」と、

まさに科学のようにしゃべりの構造を紐解きながらお話しくださいました。

 

宮崎弁を混ぜつつ、面白おかしく話してくださるので子どもたちも興味津々に聞き入っていました。

生徒と実際にゴムボールでキャッチボールをして、言葉の距離感をキャッチボールに例えながら、

「相手が受け取りやすい距離を考えてお返ししてあげましょう、それが優しさ」と話したり、

また「やさしい表情と、怒った表情を普段からどのくらいの割合で使っていますか?顔も筋肉なので、使えば使うほど発達します。プラスになる言葉やきれいな言葉をたくさん使っている人の表情は素敵な顔になりますよ」

など、なるほどなあ…となるような内容が盛りだくさんでした。

 

講演内容についての質問の時間では、日之影中学校生徒から2名も手が上がりました。

このような大勢の人がいる中でも、物おじせず堂々と自分の考えを主張できることは素晴らしいですね。

 

講演の最後に、日之影小学校のゆずレンジャーたちが再結成して記念品を贈呈しました。

かわいらしい姿に会場もほっこりしました。

 

さすが本職がアナウンサーというだけあり、今後の人と接する時のかかわり方や、

話しかけるときのちょっとしたポイントなど、すぐに実践できそうな事を盛り込んでくださった内容は、充実しており、分かりやすく、とても楽しい講義でした。1時間半の講演でしたが、あっという間に終わってしました。

 

今回の教育講演会を開催するために、運営や準備いただきました皆さま、ありがとうございまいした。