日誌

6月 全校一斉道徳

全校一斉道徳を行いました!!

 

全校一斉の道徳を実施!!

内容は「言葉遣い」について。昨年度の生徒達による学校評価や教職員評価の中であがっていた課題。

今年、さらに日之影中学校をさらにブラッシュアップすべく、生徒会と共に取り組みます。

➀縦割りグルーピングとアイスブレーク、現状報告と願い

 日之影中学校の規模だからこそできる1~3年の縦割りグループ編成!

 

 先輩が教え、共に学び、みんなで成長できます。

生徒会長による問題提起と生徒会書記によるこの授業のねらいの設定。

「言葉は時として人を傷つける凶器になる、友人関係を崩してしまう」こと。

「正直、常に敬語とはいかないけれど、使い分ける必要がある」と狙いの説明。

 

 

➁展開(1)パネルディスカッション ~敬語は必要?それはなぜ??~

 

「学校生活の中では仲良くても敬語を使うことを大切にしています。でも、つい幼い頃からのクセで・・・」

「中学校に入り、部活動に入ってこれまでの言葉遣いではいけないなと感じました。それまでは…」ですって!

なるほどー。生徒たちのリアルな感覚ですね。対話することで分かることって多いです。

これまでの仲良しの関係を保つことと同時に、大人になるに向けて敬語を身に付けることに気付きました。

 

➂展開(2)グループワーク ~事実だったら言っていい??~

各グループで話し合った内容をPREPという論述形式、そして思考ツールを用いて発表しました。

ICTを使うと共有が簡単にできて、とっても便利!!整理して伝えることができました。

 

 

 

 

 

「言っても良い内容と悪い内容がある。仲が良い人にはついつい言い過ぎになる。」こと。

「人には感情の浮き沈みがあり、同じ言葉でも大丈夫な時とそうでない時がある。」こと。

「時と場合の判断、その人との関係など色々と考えないといけませんが、大事なのは言い方では?」

みんな、正しいことばかりではなく、正直に現状を語ってくれました。ふむふむ。みんないいこと言います。

 

➃展開(3)パネルディスカッション 第3者、聞いている人への影響

 

「他人に言っていることでも、それを聞いて悲しくなったり、悔しくなることがある。」

「自分はそんなに気になりません。」「でも、私はある言葉を聞いて、すごく悲しい気持ちになったことが。」

正直に話してくれることが嬉しいです。生徒たちの生の声だからこそスーッと心に沁みてきます。

その人に言ってなくても、聞こえている人がいる。最後には「言葉の力」について確認しました。

 

➄まとめ

全校学習委員長が今日の授業をまとめます。

 

「この授業を通じて、人に言葉をかけるときには強かったり、言い過ぎたりすることがないようにしましょう。」

「もし傷ついているひとがいたら声をかけて助けてあげて欲しいです。」

対話の大切さ。言葉の力。何より生徒の力。を感じた一時間。

それをネガティブではなくポジティブに活用したい。

最後に、「今日の授業、勉強になった人――???」

 

生徒達から学ばせていただいた貴重な50分間。

生徒の力で作り上げる道徳の授業。

言いますよ!!「 教職員の出番ゼーロー!! 」

生徒のみなさん、いつも本当にありがとうございます。

「好きです、道徳!!」