日誌

3月11日、12日スーパーマイクロツーリズム


3月11日、12日
スーパーマイクロツーリズム

 

今日から2年生は、スーパーマイクロツーリズムと題し、一泊二日の日程で町内での修学旅行を行います。

2月のいちご狩り、スキー体験に続く集大成となるこの日。





「素敵な時間が過ごせますように」と一年生たちがお見送りしてくれました♪

 

今回の修学旅行の内容は、日之影町の伝統工芸である竹細工作りや、わら細工作り、
町内を流れる五ヶ瀬川での渓流釣り体験やラフティング体験、丹助岳登山など、
たくさんのアクティビティを盛り込んだプログラムです。

 

歌舞伎の館での伝統工芸体験では、生徒達はわら細工体験と竹細工体験の2班に分かれて実際に作品作りを行いました。
竹細工職人の小川鉄平さんや、「わら細工たくぼ」スタッフの山木博文さん方に
丁寧にわかりやすく指導して頂きました。














生徒達が集中して取り組んだ甲斐もあり、花を飾る竹細工「四海波花籠」と、
長寿や継続の象徴であるわら細工「祝亀」をそれぞれ見事に完成させました。


丹助岳の登山や、ラフティング体験など町内のゆたかな自然も満喫しました。





山頂からの眺めも天気が良くて気持ちよさそうです!






ラフティングの班も、日之影の自然の迫力を想像以上に感じられたようでした。

日之影キャンプ場に場所を移し、渓流釣りも楽しみました。



たくさん動いた体に染みわたる、豪華な食材でのバーベキュー大会が始まります。

 

戸髙咲さんは、「バーベキューの高千穂牛はとっても美味しく、
ジビエやヤマメもおいしくて、日之影の食の素晴らしさを感じられました」
と食の面からも地元の魅力を再発見できたようです。






学校での給食はいつも無言給食なので、今回のようにクラスのみんなと笑い合って
一緒に過ごせた時間が更に食事を美味しくさせたのでしょう。




当初計画していた関西への修学旅行は中止となり、
更に県内から町内へと変更を重ね、思い通りに行かないことが多くありました。


本来の修学旅行は叶わないそんな中でも、
生徒達が自ら「体験してみたいこと」、「行きたいところ」などを
話し合って日程やプログラムを決定しました。






「見落としていたものを見つけに行こう」をテーマに
町内を中心とした修学旅行に出発した今回の修学旅行。




多くの人のご協力や、支えがあったおかげで無事実施することができました。

本当にありがとうございました。




生徒達が口々にする感想や、表情を見ていると、
いかに充実した思い出深い旅程を過ごすことができたか実感することができます。


また、「日之影のことは知っていたつもりだったけど、
今回の修学旅行で日之影の知らないところがたくさん見つかった」という感想や、
家族の方々に「ありがとう」の気持ちを述べていた生徒が大変多くいました。


「家族への感謝」もそうですが、
今まで「近すぎて見えてこなかったもの、気づけていなかったこと」
を多くの生徒達が感じ取っていました。




様々な体験を通して、地域の魅力を再確認・再発見し、
ふるさとの「ゆたかさ」についてあらためて感じ取ることができた
オンリーワンな修学旅行となりました。