カテゴリ:支援活動

インターネット接続が不安定です。調査をお願いしたいです。

 調査の結果、校内設置のプロキシサーバ経由でインターネット接続時を行うと、インターネットへ接続する速度が低下することが判明しました。担当保守業者へ校内プロキシサーバ設定の見直しを行なっていただくことになりました。
 普段使用しているパソコンやサーバ機器も精密機械であることから、定期的なメンテナンスが必要です。特に普段触ることのないサーバ機器が学校内に存在している場合は、早めのメンテナンスを推奨します。

容量の大きいファイルだとFTPを使用してのアップロードできません。

 学校内に設置している教育ネットひむか接続用のルータ機器へパソコンを直接繋いでFTPで学校用サーバへアップロードを行ったところ、問題なくアップロードできました。その後、校内に設置しているファイアーウォール機器とプロキシサーバを経由してのFTPアップロードを行ったところ、アップロードができないことが判明しました。このことより、校内のネットワーク機器に問題があることが判明しましたので、ファイアーウォール機器とプロキシサーバの状態を担当保守業者へ確認していただくことになりました。
 新しい通信機器を導入するなど普段の環境から変更が加えられたあとは、日常業務に支障がないか簡単な検証等を行うことを推奨します。検証等を行うことにより、その場で問題が発見され、迅速なトラブル解消へとつながります。

校内ネットワークが不安定なので調査をお願いしたいです。

 調査の結果、ルータ機器からパソコン室までの距離(校舎の端から端)を複数の集線装置(スイッチングハブ)を使用したLANケーブルでネットワークが構成されていました。
 通信機器には、最大伝送距離というものが存在し、距離の長いLANケーブルは通信処理速度が低下する場合があります。光ケーブルで中継回線を引くなどで解消できます。
 また、その学校では教職員用と生徒用のネットワーク構成が同一セグメント(グループ)でした。この状態は生徒用パソコンから教職員用のファイルサーバなどへ接続されるおそれもあり、セキュリティの観点から生徒と教職員のセグメントを論理的に分離することを推奨します。
 

学校内のインターネット接続が遅いため、調査をお願いしたいです。

 学校内に非常に古いルータ機器が存在していました。ルータ機器の性能を確認した結果、通信規格「10Base-T」にしか対応していない機器でした。通信規格の「10Base-T」とは通信速度10Mbps、最大伝送距離100mであり、複数台のパソコンでインターネット接続する今の環境にはあまり適切とはいえません。学校内にインターネット環境が構築された当時から存在している可能性が高いと考えられます。
 ネットワーク環境の一部に古い規格の通信機器が混在するとボトルネックと言われる現象が発生し、速度が制限される場合があります。新しい環境を構築する時は、全体的な見直しも必要です。