定時制高校の日々是好日

定時制高校の日々是好日

令和5年度キャリア教育推進事業が実施されました!

本年度もキャリア教育推進事業の一環として、キャリア教育コーディネーターにお越しいただき、全学年が1日をかけて行う、キャリアワークショップを実施いたしました。

今回はキャリア教育コーディネーターの 長友はるな様にお越しいただき、価値観ワークというワークショップをご支援いただきました。実施前こそ、担当も他人の価値観を共有し合うというワークが実現できるのかと不安もありました。

しかし、実際に活動を行ってみると、生徒たちの声が明るく響き、それぞれの価値観、思い思いの胸に秘めていることを、相手へと滔々と語る姿が、非常に印象的でした。

他者の価値観を共感したり、あるいは違った価値観を受け入れる。その営みこそが、人間の価値観を広げ、深めるための最高のワークだと思います。この対話の経験が、生徒のみなさんにとっての貴重な一歩となったとしたらいいなと感じました。

長友はるな様、本日は長時間にわたりありがとうございました!

令和5年度生活体験発表大会が開催されました。

先週10月7日(土)宮崎市民文化ホールにて、 令和5年度宮崎県高等学校定時制通信制よる生活体験発表大会が行われ、 各定時制課程通信制課程の代表生徒8名が壇上から参観者に向けて、それぞれの思いを語りました。

本校からは4年1組の瀬戸夢花さんが代表として出場し、 自分の過去や支えてくれた家族への感謝を伝えてくれました。

惜しくも全国大会出場とはなりませんでしたが、 とても素晴らしい発表で、宮崎日日新聞社社長賞を受賞しました。

前期卒業式を挙行いたしました。

10月2日(月)15:00より、3年2組教室にて、都城泉ヶ丘高校定時制課程前期卒業式を挙行いたしました。本年度、前期卒業生は2名。校長の祝辞のあと、担任からの祝辞、そして卒業生一人一人の職員への贈る言葉。

前期のうちに卒業する生徒は、本校でもそんなに多くありません。今回も、2年ぶりの挙行となった次第です。二人だけの卒業式。それでも、卒業する生徒の表情は、今までのさまざまな思いや、将来への希望と不安が絡み合った、少しだけ精悍なものとなっています。

今回ご卒業された2名の生徒のみなさん、そしてお子さまを支えてこられた保護者のみなさま、ご卒業おめでとうございます。良き巣立ちとなりましたことを、心から祈念いたします。

前期課程が終了いたしました。

先週金曜日、9月29日をもって、都城泉ヶ丘高校定時制課程前期課程が終了いたしました。前期課程は、体育祭、校内生活体験発表、さらにはさまざまな外部の講師を招いてのキャリア教育と、多様な活動がありました。

就労しながら学業を修める生徒たちにとって、特に初めての体験となる1年生の皆さんにとっては、予想以上に目まぐるしく、苦しさもあったかも知れません。

教頭が代読した学校長の講話の中に、計画的偶発性という言葉が出てきました。自分の人生をすべて計画通りに終えた人は、多分有史以来一人もいないでしょう。しかし、自分の人生に価値を与え、幸福を得た人たちは、おしなべて自分の経験してきたすべてのことを、つながりとして考えています。辛い状況も、幸いなる状況も、すべては移り変わっていくもの。すべての経験を幸運ととらえ、偶然を、チャンスととらえること。

スティーブジョブズが言うところの、「コネクティング・ドット」とは、まさにこのことなのでしょう。後期も、実り多い半年間にしていきましょう。

ほんとうに前期おつかれさまでした!