古墳の紹介
国富町にある本庄古墳群は国指定の57基の他に,大小含めると100基以上の古墳時代の古墳,古墳に順ずる有力者の墓があります。その内の4基が本庄小学校の敷地内にあり,子ども達は日々,古墳に囲まれ,歴史の重みを感じながら学校生活を送っています。
  今でも町内のあちらこちらから新しい古墳が発掘され,調査が行われています。
 
京塚

 この古墳は京塚(国指定本庄31号墳/円墳)といいます。以前は,この上に火の見櫓が建っていたそうです。古書によると下馬場義門寺前にあった「キョウ塚」には東・西・南に長堀がめぐらされていたということです。昔,供養追悼のためお経を塚におさめていたので「キョウ塚」という名前がついたともいわれています。
 また,本庄古墳群の中心地の呼び名であった「神陵京」から「京塚」の名前がついたという説もあるそうです。