日誌

古式市木柱松火祭

昨年は天候不良のため、火祭りは中止となりましたが・・・
今年は最高の天候に恵まれました。何も心配することなくこの日を迎えることができました。

これまで「子ども柱松」は数回だけ、練習しただけで今日の本番がどうなるか予想がつきません。
与えられた時間はわずかに30分。

最初に大将軍役の「工藤」くんが、児童みんなの意気を一つにしようと勝ち鬨を上げました。


定刻の夕方5時・・・児童は所定の位置につき、職員も東西南北のロープにつきました。
そして、大将軍のかけ声と共に、かり又役の児童が柱松を上げ始めました。
「エイトナー、エイトナー」・・・一番かり又


「エイトナー、エイトナー」・・・二番かり又


「エイトナー、エイトナー」・・・三番かり又


そして、大将軍がかり又に「上がったか?」と訊くと、「大丈夫だ~」と返答


これで、柱松は古式に則って建てられました。
次ぐに松明投げを低学年から


練習では一度も入らなかった松明(模擬)も、みごと2年生の渡邉くんがいれました。

次は中・高学年。
一番上の巣めがけて、松明を投げました。ここでも練習では一度も入らず、途中で中止することになるだろうと思っていた矢先、5年生の島田くんが入れました。


通しで、わずか15分で終わり、本部関係者はほっかり!!
私たちも本番に強い、児童たちだと感心しました。

最後は、応援して下さった観客の皆さんに御礼

とても、よい「子ども柱松」となりました。
写真提供は、市木診療所所長「木村」先生でした。

ちなみに、この後は、日舞を児童の有志が披露してくれました。
日舞指導をされている島田さんの教室で練習している児童が、先生と一緒に踊りました。