日誌

海洋教育の授業と研修会

本校は、来年度より文科省の特例校として「海洋教育」を進めていきます。
海洋教育を進めるに当たって、それまでにいろいろな情報を収集しています。
本日は、海洋教育に係わる授業と研修会を午前中に低学年、午後より中高学年に授業をしてもらいました。そして、海洋教育に係わる研修を15時10分から開催しました。

授業や研修会の指導者は、福山大学海洋生物科学科教授の「高田 浩二」先生です。
先生は、大分生態水族館(今の「うみたまご」)に入社され、昭和63年に開業した「マリンワールド海の中道」に転職、平成27年に福山大学に勤務されておられます。水族館の40年のキャリアをもとに人々が海洋の世界を楽しく分かりやすく情報発信や交流ができるように尽力されている先生です。

午前中は、1,2年生と近くの市木保育所の年長さんを招待しての授業でした。テーマは「ヒトの体の中の魚」~脊椎動物の体の中には魚類の特徴を示すところがあることや、魚がどのようにヒト(哺乳動物)になったか、その進化の過程を楽しく学ぶ授業でした。また、午後の授業は「海の食べる、食べられる」~水中の食物連鎖を自分のこととして考えながら、食育や環境教育に結びつけていく授業でした。






午後3時10分から行いました「海洋教育研修会」は、近隣の学校3校が入っての合同の研修会を行いました。
テーマは「これから始まる海洋教育」と題して、社会教育と連携して取組むことや、ICTを活用して遠隔授業を行えること、疑似体験ができるなどを紹介をされました。
大いに参考になりました。