桜よ つぼみのままで(テキスト)
3学期が始まります。
授業日数は、わずか、52日(6年生51日)。
もう、お別れは、そこに来ています。
本校は、単学級(6年のみ2クラス)ですから、
進級の時に別れを意識する子どもは「いない」ことでしょう。
ですから、子どもたちには、
卒業が、
生まれて初めての、「別れ体験」となります。
校長は、毎朝、桜の木の下で、子供の登校を見守っています。
2月末頃。東風が吹き始める頃。
桜のつぼみが膨らみ始めます。
そんな、桜を見る度に、この歌を思い出すのです。
毎年、卒業生に、届ける「名曲」。
【♪ 桜よ つぼみのままで ♪】(大野勇太さん 作詞・作曲)
↑ アニメも素敵な作品です。
(Youtubeの規定によりCMが流れます)
桜よ つぼみのままで(作詞・作曲 大野勇太)
♫
風の声が 聞こえる 春を 知らせる風
出会いと別れを繰り返す 涙 こぼれる季節
明日の この町に 私の 影はない
桜よ つぼみのままで 時間よ このままでいて
こぼれる 涙の願い あなたと また会える日を 信じてる
♪
夢に 向かって 歩き出す 長い 旅の始まり
いろんな思い出 あふれ出す この町が 大好き
明日の この場所に 私の 姿はない
桜よ つぼみのままで 時間よ このままでいて
こぼれる 涙の願い あなたと また会える日を 信じてる
♫
教育とは、別れに向かって時間を紡いでいく営みなのです。
出会った瞬間から、教師と子供の別れは、運命づけられているのです。
・・・別れと出会いの春が、もう、そこまで来ています。
by 校長