東小ブログ

牛乳について詳しくなりましたよ

 先週、給食後、校長室に「今日の牛乳はいつもと味が違うような気がした?」と、子どもたちが話に来てくれました。

 すぐに給食センターに連絡し、確認すると、「牛乳は季節によって風味が少し変わることもある」「子供は大人以上に味覚が繊細で風味の違いを感じやすい」「品質上は問題ない」とのことでした。このことはシグフィ―でもお知らせしましたが、この機会に牛乳のことをもっと知ってもらおうと、学校給食に提供いただいている南日本酪農の方に来ていただきました。

 朝の時間を使い、オンラインでお話をしていただきました。お話では、牛乳の味の違いについて、「牛は、人間と違い、服を着ているわけではないので、季節の変わり目であるこの時期は温度調整が難しく、そのことで牛乳に微妙な風味の違いが出ることもありますが、品質上は大丈夫ですよ」と説明していただきました。いつもと味が違うと心配になりますからね。あらためて風味の違いについて教えていただいて安心しました。

 この他、子どもたちから牛乳について質問がありました。

 オンラインでつないだ教室から質問をしました。質問は「牛乳はどうやって学校まで届くのか」「牛一頭でどれぐらいの牛乳がとれるのか」「しぼりたての牛乳は飲んでもいいのか」「牛乳パックに書いてある数字は何の数字なのか」などです。パックに表示されている数字は、よく子供たちが「当たりだ!」と興味をもって見ているものでしたが、正解はパックを作るときに必要な数字であって「くじ」ではなかったようです。でも、それぞれの数字が「今日の自分のラッキーナンバーだと思ってくださいね」と補足していただきました。夢を大事にしていただきありがとうございます。

 今回、牛乳のお話をしていただく中で、安心・安全が当たり前のように提供されていますが、たくさんの努力、たくさんの方々の支えがあることも知りました。これは牛乳に限らず、たくさんの食品すべてに言えます。栄養価についても教えていただきましたが、まずは、今日も給食が時間どおり目の前に届いていることに感謝していきたいですね。そして疑問に思ったこと、不思議に思ったことはそのままにせず、追究するということも大事にしていきたいと思いました。

 急なお願いでしたが、子どもたちにお話しいただいた南日本酪農の皆様ありがとうございました。