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by校「朝から心温まるドラマが生まれる」023

祝吉小は、あいさつが上手な学校です。

みんな、とても元気よくあいさつします。

それには、工夫と秘密があるのです。

生活委員さん、何持ってますか?

あいさつ名人カードです。

え?これ、全部違うけど、手書き?

はい。委員会で、みんなで、書くんです。

色も、色鉛筆で一枚一枚、丁寧に塗って・・・。

校長、涙が出てきました。

これが、祝吉っ子の「あたりまえの誠意」なのでしょう。

コピーフリーのイラストで、

ワープロ書きで、

何十枚も増刷することは、

簡単です。

 

祝吉っ子は、それを良しとせず。

一枚一枚手書きで書いて、色を塗って。

「世界に一枚しかない賞状を」

作るのです。

 

おはようございます!

さあ、登校が始まりました。

「おはようございす!」

生活委員会は、ここで、あいさつ名人を瞬時にトリアージするのです。

おめでとう!君は、あいさつ名人です。

カードが渡されます。

「ありがとうございます。」

カードをもらった子はとっても嬉しそう!

 

おめでとう!あいさつ名人です。

ありがとうございます!

もらえなかった低学年は、「いいなあ」という顔で、お姉さんを見つめます。

あいさつ名人に認定されるのは、ごく僅かの子供達です。

しかし、毎日、少しずつ、あいさつ名人級の挨拶が増えていっています。

子供の活動が、活性化するためには、「きっかけ」が必要です。

そのきっかけが、この「あいさつ名人カード」であっても、良いのだと。

校長は、思っています。

だって。

あいさつカードをもらった、子供さん。

嬉しそうに。

校長に「もらえました!校長先生!」

って報告してくれるのです。

きっと、

クラスの先生や、

お家の方にも、

「あいさつ名人カード、もらったよ!

僕、あいさつ頑張るからね!」

と、嬉しそうに、報告してくれるのでしょう。

 

一枚一枚手作りで、

カードを作る意味は

一人一人に、

個別最適な笑顔を、

配るために、必要な苦労

なのかもしれません。

٩( ᐛ )و

 

こんな、

心が温まるドラマが

早朝から展開される祝吉小

が、校長は、大好きです!( ◠‿◠ )!

by 校長