祝吉っ子通信

68 味覚の授業【5年生】

 5年生は「味覚の授業」がありました。これは、料理人やパティシエ、生産者を講師として招き、味の基本や味覚について教え、食の楽しみを学ばせるものです。全国の小学校で実施されています。

 今回は、「地井 潤」シェフという方を講師としてお招きしました。地井先生は、日本大使公邸料理人のご経験があり、今は小林市でレストランを経営されています。(Kokoya de kobayashi(ここやっど小林):超人気店)

 授業のポイントをまとめると、

〇人は、5感(視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚)で味わっている。

〇味の基本は5味「塩味」「酸味」「苦味」「甘味」、そして「旨味=うまみ」である。

〇味の組合せで美味しい味、料理が作られる。例:酢と砂糖⇒甘酢・チキン南蛮、だしと塩⇒みそ汁

〇5年生くらいの頃は味に敏感である。苦味や酸味を感じやすい。だから、ゴーヤなど苦いものが苦手な子どもが多い。

〇子どもの頃は食べられなくても、大人になると食べられるものがある。例:ゴーヤなど

これらのことを、地井先生の分かりやすい説明や、味の実験を通して理解することができました。

地井先生、栄養教諭の先生、企画・準備をしてくださったみなさん、ありがとうございました。