学校の様子

子どもたちが主役の授業 理科研究授業

 今日27日(金)は6年生理科「大地のつくりと変化」の研究授業が行われました。「友達と関わりながら、地層のでき方の予想や大地についての疑問を自分なりに考えることができる」が目標です。

 個人思考の場面では、事前に、子どもたちの1人1台端末(PC)に、新校舎建築の基礎工事の画像、都城志布志道路乙房インター建設の法面工事の画像、教科書にも載っている屏風ヶ浦層の縞模様の画像等の資料を送っておき、自分で資料を選択しながら、根拠をもって考えられるようにしていました。

 

 

 

 

 協働思考の場面では、1人1台端末(PC)のプレゼンアプリを共同編集して話合いをまとめ結果を表現する班、又は、紙に図や言葉で説明の基を作って、それを画像として取り込み、編集を加える班、描画アプリやジャムボードを活用する班・・・と、各班で選択して取り組んでいました。子どもたちが表現の際に方法やアプリを選択する様子に感心しました。

 

 

 

 

 また、この予想をする活動を通して、新たな疑問も出てくるのですが、それを共有するために、全員が1人1台端末(PC)に疑問を記入し、教師に送ります。教師はそのデータをテキストマイニングで処理し、瞬時に、子どもたちの疑問の共有を図っていました。文字の大きさ等によって、子どもたちは何を疑問に感じているのかその傾向が視覚的に捉えられ、それを基に、今後、課題を設定していくことになります。子どもたちも、一人一人の疑問が一瞬にして共有され、驚いていました。

 

 

 

 他の教師にとっても、学びの多い研究授業となりました。