学校紹介

 本校は、明治6年創立の長い歴史と伝統をもつ学校で、都城市の中心部より北西に15kmほど離れた霧島山系の麓に位置してます。 

 西岳という地名は、郷土史家前田厚氏によると、島津荘の東、鰐塚山脈の東岳に対して、西の霧島連山を西岳と呼んだことに由来するそうです。西岳地区には、千足(せだらし)神社があります。千足神社は、和銅(708~714)の頃の創立と言われ、都城初代領主「北郷資忠」をはじめ、歴代の領主や領民の崇敬が厚かった瓊瓊杵命(ニニギノミコト)等がまつられています。ご神体である神像10体のうち4体は鎌倉時代の作と言われ、昭和34年に宮崎県の文化財に指定されています。
 また、本校の裏庭、南側には赤池渓谷があります。昔、この池で激しい戦いがあり、傷ついた兵士たちの血で、池が真っ赤に染まったと言われています。なお、校歌の2番で、「さかまくしぶき 赤池の 清き流れは…」と歌われています。さらに校内は、ケヤキやモミジ、イチョウと数多く樹木が生い茂り、時には、カブトムシ、アナグマ、ヘビなども顔を出す、豊かな自然環境です。
 戦前の昭和11年度には、児童数622名でしたが、その後、過疎化が進み児童数は減少してきました。現在は、児童数16名で1・2年、3・4年、5・6年の複式を有する学校です。児童は素直で明るく、上学年の児童が下学年の児童の世話を優しくしています。また、好奇心が強く活動的で、一輪車乗りやローラースケートに夢中に取り組んでいます。
 地域の方々は、素朴で温かい心情を常とし、学校に対しても大変協力的です。米や芋の栽培活動や「西岳太鼓」、「奴踊り」などの芸能伝承活動は、地域の方々の御協力・御支援なしには成り立ちません。
児童数

令和4年度 児童数一覧
    1年 1名  2年 2名  3年 1名 

    4年 3名  5年 6名  6年 5名

 
学校の経営方針

   子供たちの社会的自立の基礎を培う教育

① 児童が、感謝の心と夢をもち、学習や活動に前向きに取り組み、笑顔とやる気にあふれた学校

② 職員が相互に研鑽を積み力量を高めるとともに、「チーム西岳」として支え合いながら職員一丸となって、一人一人の児童のもつ良さを認め、自分に誇りをもつ児童を育成する教育活動を行う学校 

 

   西岳っ子の合言葉

 

 「知恵 いっぱい」 「笑顔 いっぱい」 「やる気 いっぱい」

学校の教育目標
確かな学力と、豊かな心を備えた、たくましい西岳っ子の育成
いじめ防止基本方針