御池小学校はこんな学校です。
 御池小学校は、国道223号線に接しており、都城市役所より29km離れた高千穂の峰の山腹にあります。校舎は霧島・屋久国立公園の中にあり、豊かな自然に囲まれ、鹿やたぬき・イノシシや数多くの野鳥に頻繁に出会うことができます。本校は、昭和30年に西嶽村立夏尾小学校分校として開校しました。昭和38年に分離独立した後、都城市が昭和60年に環境庁より敷地を買収し、市の所有地になりました。現在の校舎は平成3年に建て替えられたものです。
 地域の住民は、主に霧島山麓開拓団の一代、二代の農家で、畜産業や林業・農業に従事しています。豊かな自然と霧深い山里を愛し生かして生活をする素朴で温かい人柄の皆さんです。学校と地域のつながりも深く、多くの学校行事で地域の皆さんに支援していただいています。また、校舎の一部は、御池自治公民館として活用されています。
 2011年1月26日、52年ぶりに新燃岳が爆発的噴火をいたしました。新燃岳から8.2kmに位置する本校です。1日中、どかんどかんと鳴り響き、大粒の火山灰が数10cm降り積もりました。しかし、現在は火山灰も除去され、運動場には緑の芝生が広がっています。