学習や活動の様子

川東っ子頑張ってます(6月5日 授業の風景)

少し前の6年生算数の授業の様子です。

授業が始まると、進行の児童が立ち上がり、「学習問題を見て、今日のめあてを考えましょう」とみんなに声をかけました。すると、子どもたちが「〇〇がいいんじゃない」「〇〇だと思うけど」と意見交換を始めました。数分後、進行係の児童が再び声をかけると「小数がある分数のかけ算の計算の仕方を考えよう」というめあてが決まりました。

めあてを確認した後、個人で解決方法の予想を立て、近くの人と意見交換をしました。この時も進行係の児童が活動を進めました。誰からともなく「〇〇がいいんじゃないかな?」などの声があがるなど、活発な意見交換がなされました。

予想が合っているか、個人で学習問題を解きグループで確認した後、代表の児童が全員の前で解決方法を説明しました。説明の時も「ああ、そうだね」「なるほど!」「これはこうした方がいいかも?」と意見が出ました。

最後のまとめでは、先生のアドバイスも少しありましたが、キーワードになる言葉が子どもたちから出されました。

練習問題を解いた後、ペアで今日の学び方の振り返りを行っていました。「今日は、〇〇という方法で取り組んだから問題を解くことができてよかった」と、できたかどうかだけでなく、問題解決に向けてどう考えたかをしっかりアウトプットしていました。

 今回の授業では、子どもからよくありがちな「先生~!」の声は全くなく、子どもが主役の学びになっていると感じました。子どもたちの顔も生き生きしており、先生が脇役に徹している姿も印象的でした。きっと自分に合った学び方を少しずつ理解してきているのでしょうね。

このような授業の流れは、全ての時間ではなく教科や単元をしぼって実践しているようです。このような学びを積み重ねていくと、自分の学び方を身に付け、自信をもって学習に取り組めると思います。

ぜひ、頑張ってほしいと思います。