学校の様子

都城市ならではの学習体験・・・「都城大弓」を学ぶ

 4年生は「都城大弓」について学習しています。

 本日は、都城大弓を作っている方に来ていただき、詳しく教えていただきました。

 

 都城市のホームページ「国の伝統的工芸品「都城大弓」」には、次のような説明が書かれています。

「都城大弓」(みやこのじょうだいきゅう)は、豊かな大自然が育んだ真竹と櫨(はぜ)を原料として作られています。製造方法は江戸時代初期に確立されたと言われ、200から300を超える工程は、そのほとんどが手作業で、一人前の弓師になるには10年以上の歳月が必要といわれています。平成6年には国の伝統的工芸品に指定され、現在5人の国の伝統工芸士がいます。現在でも全国トップの竹弓の生産量を誇っています。」

 

 これが「都城大弓」です。

 

 これは材料です。

 

 1本の竹が2本になり、4本になっていく「技」に、4年生も驚きの声をあげていました。

 

 1本の竹を4つに分けても、そのうちの半分は必ず捨てます。

 その理由を説明されています。

 

 弓の「打ち込み」をするところです。

 4年生は、前のめりになって、それぞれの工程を見つめていました。

 (先生方も興味津々で見ていました。)

 

 弓竹の「削り」をみんなで体験させていただきました。

 

 削った竹はいただきました。

 

 最後に、弓を引く体験もさせていただきました。

 

 4年生児童は、

「作るところを見せてもらえてよかったです。」

「私はくさびを打っていく工程を見ることができてよかったです。」などの感想を言っていました。

 

 都城大弓の生産工程を間近に見ることができてよかったです。

 本物に触れる大切さを感じました。