学校の特色

勝岡の子どもについて語る会

 本年度より本格的実施となりましたコミュニティースクール(学校運営協議会制度)ですが、先月、第1回の学校運営協議会を開催し、本校の学校経営ビジョンの説明を行い、概ね了承していただいたところです。

 本町の小学校では、昨年度より、未来を担う子どもの豊かな成長を「地域総がかり」で支える仕組みを創るということで、コミュニティスクール(学校運営協議会制度)を導入し、「地域とともにある学校づくり」が始まりました。その先導を切るのが本校、勝岡小学校です。町内他の小学校も本年度より順次試行的に導入され、令和6年度には完全実施となります。その点から見ると、本校の計画、実践が他校のモデルとなっていくことになりそうですので、今年からの実践はとても重要だと考えています。
 子どもの豊かな学びを創造するためには、学校と地域が目標を共有し、一体となって教育活動を進めていくことが必要です。そのために、今まで学校で築いてきた地域で子どもを育てる体制をさらに組織化し、地域の力を生かした学校運営や教育活動を展開していかなければなりません。学校の組織として、今あるものをベースにしながら、学校運営協議会としっかりと連携、活用、改善していくという流れをとりたいと思います。
 「地域があって 子どもがいて 学校がある」というスタンスのもと、「地域の子どもは、地域で育てる」「どの子もこの子も我が子」という強い意識をもって、この学校運営協議会を進めていけたらと考えています。すでに、学校運営協議会を起ち上げている市町村の課題として、名前だけで形骸化してきているという声も耳にします。今まさに産声をあげた、この学校運営協議会が実のあるものして、持続可能な体制となるよう、熟議と協働を重ねながら、全員で力を合わせていきたいと思います。(6・23付HP掲載)と書きました。

 そして先日(19日)、学校運営協議会委員の方と協力支援団体代表の皆様(みまたチャレンジ総合クラブ、女性団体連絡協議会、高齢者クラブなど)、学校職員代表で集まり、「勝岡の子どもについて語る会」を行いました。これがいわゆる、「熟議の会」です。熟議とは、子どもたちがどのような課題を抱えているかという実態を共有するとともに、地域でどのような子どもたちを育てたいか、何を実現したいかという目標・ビジョンを共有するために熟慮と議論を重ねることです。熟議の実施により、子どもたちに関わるより多くの方の意見を取り上げることができます。

 今回は、学習支援部会、安心・安全部会、保幼小連携部会の3つの会の代表者で熟議を行いました。

 初めての試みでしたので、どのように進むのかが分かりませんでしたが、先ずはこのような会がもてたことが一歩前進だと感じました。これを積み重ねていきながら学校運営協議会の意義を深め、地域とともにある学校づくりをしていきたいと思います。たくさんのご意見をいただきました。出席者の皆様!誠にありがとうございました<(_ _)>

 次は、実践化ですね~。先ずはやってみます(*^▽^*)「泣こかい、飛ぼかい、泣こよか ひっとべ」の精神でいきます(^_^)v