学校の特色

自超力

 2学期の始業式での中で、あこがれられる人になるためのポイントを話しました。それが「自超力」です。この言葉は宮崎県延岡市出身で、オリンピックの水泳競技に4度も出場し、4つのメダルを獲得した松田丈志さんの言葉です。また、この方が書かれた書籍のタイトルにもなっています。この本には、松田さんをメダリストに育てた久世由美子コーチの言葉も入っています。これを読むと自分も頑張ろうという気持ちになります。たくさんの伝えたいフレーズが入っておりますので、機会あるごとに、その中から少しずつ子どもたちに話をしていきたいと思います。

 今回は、私がこの本を読んで自分なりに捉えた、こうあってほしい「自超力」について子どもたちに話しをしました。それが次のような話しです。

 さて、今回もあこがれられる人についての話をします。皆さんは、松田丈志さんという人を知っていますか?
 宮崎県出身でオリンピックの水泳競技に4度も出て、4つのメダルを獲った人です。その人が書いている本がここにあります。夢を喜びに変える「自超力」という本です。自分の壁を突破し、成功に導くためのさまざまポイントが書かれてあります。読むと頑張ろうという気になる本です。勝岡小学校の子どもたちが目指す「あこがれられる人」につながる話しもたくさんありますので1つ紹介しますね。
 何か目標を成し遂げようとするときに、簡単にできるならそれでいいのですが、そうじゃないことの方が多いですよね。何度やってもできないとあきらめてしまいたくなりますし、実際にへこたれてしまうことの方が多いと思います。そうなると「もう無理だ」と自分の限界を決めてしまいがちです。でももしかしたら、あきらめて努力することをやめた、その次の日にできるかもしれません。人は自分の限界を意外と自分の手前に引いていることが多いそうです。つまりまだ限界じゃないのに、限界だと思っているということです。だから、まだ頑張れる可能性があるということです。一歩じゃなくてもいいです。半歩でも前に進んでください。そんな気持ちをもって何にでも取り組んでください。昨日の自分を超えて、今日の自分へ、今日の自分を超えて、明日の自分へ!それが自分を超えていく力「自超力」です。
 以上で話を終わります。2学期もあこがれられる人を目指して頑張りましょう。